「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

ちょっと早いクリスマス

2012年12月10日 | お茶三昧

去年の今日こんな記事を書きました。

           去年の12月10日の記事

一年たってその花嫁さんは今、
お稽古は産休中なのですよ。

昨日は体調も良くなったからと、久しぶりにお稽古の見学に見えました。
今は六カ月ということで、ちょっぴり目だってきたおお腹で。

若い方の人生は一年で大きく変化するのですね。
私といば、今年も同じように年の瀬のお稽古で過ごしていますが。
これは幸せなことですよね。

床の「無事是貴人」の言葉が、年を重ねるたびに重く感じられます。

他の方のお稽古を見学されて、
皆さんが帰えられた後、稽古仲間の方と三人になると、
「ケーキ買ってきました。ちょっと早めのクリスマスで。」
と美味しそうなケーキが三つ。

「先生のお好きなのをまず選んででください。」
「そんな、皆さんが先に選んでください」
とやり取りがありましたが、
「分かっていますよ。たぶん先生の選ぶものはこれだとおもいますが。」
と言われて、年がいもなく、
「そうなのよね。よくわかるわね。」
と遠慮なく好きなケーキを選ばせてもらいました。

お菓子の好みもちゃんと知っていてくださる可愛い方達です。



どれを選んだかわかりますか。

「ケーキでは、お抹茶でなくて紅茶にしましょうね。」
と久しぶりに紅茶を頂きながら、おしゃべりを楽しみました。

「生まれたら、できるだけ早くお稽古に復帰します」とおっしゃっていましたが、
生まれてきたらそう予定通りにはいかないでしょうね。
頼もしい先輩を見ていらっしゃるので、頑張りたいという気持ちはわかりますが。
人生長いです。あせらないで、今やるべき大切なことに精を出すのが第一ですね。

お茶が好きで、大切に思う気持ちは嬉しいですが、
気持さえ持ち続けていれば、又ちゃんとチャンスが巡ってきます。

それでも「来年の夏のお茶事を一緒にやりれるかも」
などとお友達と話している様子をみると、
若いエネルギーと仲間への親しみが感じられて、
ほんわりとした気持ちになったミニクリスマスでした。

来年の春には可愛い赤ちゃんの誕生ですね。