可愛い辰の絵のついた器
実は「柚子そうめん」というお菓子が入っていました。
老舗の和菓子屋さんの定番のお菓子です。
今年の干支バージョンで、限定の器ですね。
とてもかわいらしいので、
今年一年いろいろなものを入れて使ってみようと思います。
これは先日しばらくぶりで行った国技館の相撲見物土産です。
お相撲大好きな親友が、時間が取れると招待してくれます。
私はお相撲も楽しいですが、取り組みを見て拍手をして、食べること・・
それだけに集中できる時間を過ごすことに、とても癒されるのです。
去年はいろいろな問題に揺れた相撲界ですが、
両国の駅を降りて、力士ののぼりを見ると、
日本人として、何か懐かしさがこみあげてきて
やっぱり伝統は絶やしてはいけないなと思いました。
帰りの荷物を軽くするために食べられるものはお腹に入れて、
食べられないお土産を持ちかえりますが、
その中に必ず潜ませてあるのが、いろいろと考えてくださる器です。
いかにも相撲見物土産というのではなくて、
写真のように良く見るとどこかにそれらしいものが付いているという器が多いですよ。
今回の器にも真ん中に小さな「軍配」がついているだけです。
「へえ軍配は太陽と月が付いているのだ」と今回はしみじみと眺めてしまいました。
こんな楽しい器ですが、今までの物を便利に使わせてもらっているので、
今回はどなたかに差し上げようかしらと思っていたところに、お稽古の方が見えました。
「こういう器、遊びでお店で使えますか」と早速きいてみると、
「面白いですね。お料理を召し上がった後で、軍配に気がつく人がいらっしゃたら。」
と受け取ってくださいました。
「軍配」は縁起もいいし、何かを発見してもらう楽しみもありますよね。
自分から求めた器ではありませんが、
ちょっと手に入ったこんな器も面白いなと思いました。