GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

越冬幼虫の羽化

2012年05月15日 | 日々折々
今年の厳しい冬を乗り切ったベランダのツマグロヒョウモンの幼虫は、たった3匹だった。

そのうち1匹が、
いつのまにか蛹になり、いつ羽化するのか毎日楽しみにしていたら、
やっぱりいつのまにか羽化していた。
先日、庭で飛んでいた今年初めて見た雄のツマグロヒョウモン、きっとあの子だと思う。

昨日、少し太り気味だった最後の幼虫が、蛹になろうとする途中で息絶えていた。
悲しかった。

すると今朝、蛹だった2匹目が無事羽化した。
雄だった。
風が強く、雨の一日。
外出から戻ったら、抜け殻から少し離れた枯れ枝でじっとしていた。
明日は、暑くなりそう。
飛び立つ姿、楽しみにしている。
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戴冠おめでとう

2012年05月14日 | 競馬場
牝馬のGIレース・ヴィクトリアマイルで優勝したホエールキャプチャ。

2着2回、3着2回と、惜しいところで優勝を逃していたが、
緑鮮やかな府中で、見事トップゴールを果たした。
どんな条件でも堅実に走り、常に上位の成績をおさめてきた頑張りやさん。

先週のNHKマイルCのような事故もなく、
今回は、心から優勝馬を讃えることができた。

ホエールキャプチャ(牝4)
父 クロフネ
母 グローバルピース(父 サンデーサイレンス)
新ひだか町 千代田牧場生産
美浦 田中清隆厩舎
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午前中のヒーロー

2012年05月12日 | 競馬場
東京競馬場で誘導馬を努めるサクセスブロッケン。
午前中の4レースだけお目見えする。

調教を担当するM氏の談によれば、
「今はまだ、午前中が限度です。」

今年誘導馬デビューをしたばかり。
地下馬道からウィナーズサークルに向う坂では、お客さんの声に反応して興奮する。
「早く走る」仕事から「ゆっくり歩く」仕事へ。
競走馬から誘導馬への転職が馬にとって大変なことはよくわかる。

GI馬のオーラはいまだ変らない。
近くによるだけで、独特の迫力がある。
やっぱり、彼はヒーローである。

サクセスブロッケン
父 シンボリクリスエス
母 サクセスビューティー(父 サンデーサイレンス)
2005年5月5日 浦河谷川牧場生まれ
19戦6勝
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川渡り

2012年05月10日 | 日本の馬
以前、北海道新冠の牧場で、早朝、放牧されたサラブレッドたちが川を渡って放牧地へ向う光景が人気を集めていた。
朝陽が馬と川辺を光で包む瞬間は、本当に美しかった。

今回遭遇したのは、夕陽に照らされて川を渡るドサンコたち。
夢中で撮影した。
カメラを持つ身のシアワセ。



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ベテラン

2012年05月09日 | 遠野の馬
いつも馬事公苑のイベント「体験乗馬」に登場するのは、遠野生れのフラッシュ。
今回も、子供たちを乗せて大活躍。
ベテランです。

700人限定の体験乗馬は大変な人気で、馬たちも大忙しでした。
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無事でよかった

2012年05月08日 | 競馬場
先日の東京競馬場で開催されたレース・NHKマイルC最後の直線で転倒したシゲルスダチ。

レース後に厩舎で見たのは、洗い場でくつろぐ姿だった。
獣医さんの診察を受けていたが、どこにも異常がなかったようだ。
厩務員さんにも笑顔が・・・。

競馬場で一番辛いのは、レース中の事故。
馬にとっては、命を落とすことも少なくない。
無事でよかった、本当によかった・・・。

騎乗していた後藤騎手は、落馬して頚椎骨折の報道である。
大事には至らなかったそうだが、一日も早く復帰されますよう。
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スタリオン

2012年05月07日 | 馬徒然
馬事公苑ホースショーでは、会いたい馬がいた。
北総乗馬クラブのキャリーズサン。

昨年の全日本障害馬術選手権でも大活躍した彼は、セン馬(去勢された牡馬)ではなく牡馬。現役の競技馬であると同時に、スタリオン(種牡馬)でもある。
ヨーロッパでは、子孫を残す仕事をこなしながら、競技で活躍する馬たちが少なくない。
キャリーズサンも、ヨーロッパに残してきた産駒が活躍しているそうである。

今回のホースショーでも、17歳のライダー林義昌選手を背に、大障害グランプリで優勝し、六段飛越競技でも上位入賞した。
魅惑的な雰囲気をもつ馬で、是非次の試合も撮影したいと思う。

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ホースショーのボーイ

2012年05月06日 | 遠野の馬
京都天皇賞で演技披露したホワイトワンボーイは、
馬事公苑ホースショーにも登場。
真っ白な馬体に、お客さんをおおいに沸かせていた。

「連闘だから」と、ボーイの演技指導をする富塚さん。
お疲れ様です。
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ハリーベイ、優勝!

2012年05月05日 | 遠野の馬
雨に祟られていた馬事公苑ホースショー。
今日は朝から快晴となった。

中障害Bファイナル競技で、遠野生まれのハリーベイが見事優勝した。
前日の予選競技、スピード&ハンディネス優勝に続いての快挙。
祝、祝!!
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馬がつくる森(3)

2012年05月04日 | 日本の馬
カタクリの花の群落を撮影するのが、今回の牧場訪問の目的の一つだった。
けれど、例年より10日ほど遅れている季節と雨。
諦めていたら・・・・

咲いてくれた。
エゾエンゴサクの青い花の中で、ぽつりぽつりと顔をもたげるピンクの花。
よく見れば、あちらにもこちらにも。
カタクリがもっとたくさん花開くと、青とピンクのグラデーションが見事なのだという。

その晩、牧場の宿舎で、札幌からこられた農学部の先生が、学生さんたちにカタクリの花の天婦羅をつくってくださったので、私もいただいた。
初めて食べるカタクリの花の天婦羅は、甘くて美味しい。
「これも馬の恩恵だなあ」と牧場長の先生。

馬がつくる森は、こんなにも美しくて、美味しい。
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