GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

冬空

2010年12月15日 | 日本の馬
朝、ポカポカ陽気だった東京は、午後3時を過ぎると急に冷えてきた。
空を見上げると、冬の低い雲が迫っている。

米子に住む友人が、山陰の冬の空は、いつも低くて重い、と言っていた。
馬を追って、冬の北国をよく訪れるが、そういえば冬の日本海を見たことがない。
太平洋側である日高や、下北や、遠野の空とは、違うのだろうか。

写真は、2008年2月に訪れた下北半島尻屋。
寒さの中に佇む「寒立馬」として有名な馬たちがいる。
その年は、雪が少なく、放牧地のところどころに土が見えていた。

冬空を見上げながら、北国の情景に思いをはせる。
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光の中に

2010年12月14日 | 馬徒然
根岸には、少し前まで中山競馬場で誘導馬を努めていたダイワタゴールがいる。

輝くような白さは相変わらず。
なぜかお辞儀をするので、訪ねてくるお客さんは大喜び。
タゴールのお辞儀に合わせて、人も挨拶をする。

今度は、放牧されている時間に来よう。
タゴールのたてがみが、日に透けてキラキラ光るときに。

博物館では、NHK「坂の上の雲」の登場人物、秋山好古にちなんだ騎兵隊に関する展示。
日本の馬の歴史は、明治時代なくしては語れない。

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美浦の物産展

2010年12月13日 | 競馬場
写真は、12日の日曜日中山10R、「美浦ステークス」ゴール前。

場内では、レースにちなんで美浦の物産店が出ていた。
美浦といえば、マッシュルーム。

毎回、マッシュルームが欲しくて足を運ぶのに、
「あ、もう全部売れました!」と自慢げな店の人。
最近は、人気があるらしく、買えたためしがない。
地名を冠したレースは14時40分発走だというのに、そのずっと前に売りきれだなんて。

もっとも、朝一番から競馬場に行かないこちらも、根性なしですが。
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根岸にて

2010年12月12日 | 遠野の馬
久々に、横浜根岸にある馬の博物館を訪ねた。
会って確めたい馬がいたからである。
牝馬のジャスミン、1995年生まれのセル・フランセ。
以前の名前は「サクラヒメ」という。

カンはあたった。
お尻に「と」の烙印があった。
今年3月、JRAの仕事を引退して、ここにやってきたそうだ。

同じ厩舎には、かつて活躍したサラブレッドなどが数頭いて、訪ねてくるお客さんも多いそうだが、「ジャスミンを訪ねてきた人は初めてです」とのことだった。
食欲がありすぎて、毎週土曜日に行なわれるニンジンタイムでお客さんの相手をするのは難しい、と職員さんは苦笑い。
けれど、馬の世話をする子供たちには大人気だった。

写真のように遊んでも、大丈夫だそうです。
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ぴかぴかの厩舎で

2010年12月11日 | 遠野の馬
遠野の当歳馬越冬放牧場が、「遠野馬の里」に移って今年で2年目。
子馬の幼稚園、といったところである。

「厩舎」というより「食事場所」である屋根つきの建物がある。
まだ真新しい木造りのぴかぴかの餌場で、放牧地との行き来は自由。
放牧場には乾草が常備されていて、馬たちはいつでも好きなように食事できるが、
人の姿を見ると、「今日のおやつはなーに?」とばかりに、よってくる。

一緒にいた馬の飼い主さん(生産者)は、
「これ、うちの子」と、自慢げに指を差し、目を細める。

12月初旬、まだ13頭ほどしか入所していなかったが、
20頭近くの子馬が「入学」することになっている。
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競馬場のサザンカ

2010年12月10日 | 競馬場
先日の気象情報で、「紅葉が終り、山茶花が目に付くようになりました」と
キャスターの女性が言った。

そういえば、中山競馬場のコース脇の植え込みは山茶花である。
中山は、冬はスタンドの影がコースを覆うので特に寒さを感じるが、
山茶花はたくましく、今年も咲き始めた。
レースのスタートを待つ間に、近くに咲いていた白い山茶花にレンズを向ける。

今年も残すところ、あとわずか。
あっというまに有馬記念の日を迎えそうである。
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2010年12月08日 | 遠野の馬
12月の遠野訪問では、この時期には珍しい豪雨に遭遇した。
レンタカーをしたものの、走りながら洗車をしているかのよう。
それでも、川辺で羽を休める白鳥や、雨上がりの虹を堪能できた。

帰りの釜石線は大雨の影響で運休が相次ぎ、遠野駅から新花巻駅まで代行バス。
これもまた、一興である。

あたたかな12月の遠野だったけれど、次回の訪問は雪景色のころに。
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新顔

2010年12月07日 | 遠野の馬
栗毛の彼は、先ごろ遠野にやってきた。

馬術の世界で活躍したというハノーバー種。
20歳だというが、若々しく、かつ、イケメン。
彼もまた、来春から遠野で「仕事」をする新しい仲間だ。

乗用馬生産組合長にプレゼントされたリンゴやニンジンを
喜んで食べていた。


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遠野生れの牡馬

2010年12月06日 | 遠野の馬
パドックで元気に走り回っているのは、遠野で生まれた2歳の牡馬。
来春から大切な「仕事」が待っています。

青鹿毛のビロードのような冬毛なのですが、
砂遊びの直後・・・・。
決して、ブチ模様ではありません。
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12月の遠野

2010年12月03日 | 遠野の馬
遠野の猿ヶ石川上流には、白鳥が飛来しています。
3組のつがいに子供がいるようです。
これも遠野の風物詩。

セリが終り、当歳馬の越冬放牧が始まりました。
12月の遠野とは思えないほど、暖かい日。
セリに大きな役目を果たした「遠野馬の里」のスタッフの慰労会に参加してきました。
みなさま、本当にご苦労さまでした。

1泊2日の短い遠野訪問でしたが、
とても実りある2日間でした。
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