GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

金山の町

2007年09月12日 | 馬徒然
世界遺産として新たに登録された島根県の石見銀山。鉱山の町といえば、公害問題を抱えて閉鎖した栃木県の足尾銅山が有名なので、暗いイメージがつきまとってしまうが、偏見だったようである。

そういえば、遠野小友町も金山の町として栄えた宿場町だったという。
小友町は、城下町や田園風景が広がる遠野駅周辺とは少し趣が違い、山間に細長く点在する集落。遠野市の中では乗用馬生産も盛んな地区で、自然豊かで風光明媚。独自の組合組織や東種山放牧地がある。
その中心部は、かつて金山を訪れる大勢の人たちの宿だったという建物が並ぶ情緒豊かな街並。
毎年8月最後の週末、巌龍神社例祭小友祭りが行なわれ、大通りでは民俗芸能や数々の踊りのパレードがある。金山が栄えていた当時は、溢れんばかりの人で賑わっていたそうだ。

写真は、2005年8月の小友祭りの様子。小友町在住の乗用馬の生産者さんたちも、出店やら、警備やら、踊り手やらで、皆さん祭りに参加していました。
今週末は、遠野祭りが盛大に行なわれる。全ての集落の人が参加する年に一度の大イベントです。
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