GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

鹿児島の旅(4)~開聞山麓自然公園のトカラ馬~

2008年04月18日 | 日本の馬
指宿市から車で30分ほど、富士山を小さくしたような山、開聞岳があります。その麓に広がる自然公園は地元で大きく観光事業を展開させている岩崎観光さんの経営。ここにも30頭近いトカラ馬が放牧されています。

入園料350円。門を入るといきなり若いトカラ馬の牡が3頭たむろっていました。すぐ右手に、今年生まれた子馬と母馬のパドックがあり、3頭の仔馬がじゃれあっていました。
車でさらに奥へ進むと、山の中腹に群れを見つけました。海を望む草地には、ソテツ、ヤシが植えられ、ちょっと都井岬の雰囲気に似た風景です。

入来牧場の馬たちは、ほとんど「野生」ですが、開聞の馬たちは、夜は門近くのパドックで舎飼いされ、朝8時から午後3時ごろまで公園内に放牧されるそうです。餌の心配もなく、親子馬は保護され、昼間は自由たっぷりに園内を歩き回ります。午後3時過ぎになると、馬たちは自ら山を降り、パドックの餌場にやってくるのです。よくしたものだなあと感心します。
馬にとって、もしかしたらこれは最高の環境なのかもしれません。

調教を進めている馬たちが、第一展望台近くに数頭いました。生まれて数ヶ月の仔馬もいました。まだ離乳する時期ではないと思うのですが、仔馬はいたって大人しい。いっぱい、さわってしまいました。
調教を担当されているのは、昨年遠野に研修に来た方ですが、この日はあいにくお休みで、話を伺えませんでした。





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