GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

たった一つの部品

2009年01月28日 | 馬徒然
馬と関係ない話ですが。

我が家のガス湯沸かし器は、もう20年も使っている。けれどいたって調子よく、火もきれい。1年ほど前に東京ガスから検査に来た人が太鼓判をおしてくれたほど。

ところが先日、ガス栓を開けるレバーの動きが悪いことに気がついた。
正常に湯が沸かせるのでしばらく様子を見ていたが、気になるのでサービスセンターにお願いした。
見てもらったところ、レバーの付け根部分が破損しているという。ところが!!レバーを含めた箇所の部品が、もう古くてないのだという。
その日から湯沸かし器は使えなくなった。復旧の方法は、なんと湯沸かし器の取替え。それは大工事で、工期も費用もとんでもない負担である。
たった一つの小さな部品がないばかりに、とんでもないことになった。

使い捨ての時代。
でもある日突然、ガス栓を開くレバーの不具合だけでライフラインであるガスが使えなくなる。その復旧にとてつもない費用と時間がかかるなんて、こんな不条理なことがあろうか。しかも、湯沸かし器そのものは正常なのである。
絶対納得できない!

新しいものばかりを求めて、修理技術が衰退していませんか。
「リセット」があまりに安易に、日常的に行なわれすぎていませんか。









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