GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

脱柵名人

2011年11月05日 | 遠野の馬
セリの合間に、晩秋の荒川高原へ。

まだ里に降りていない25頭ほどの馬がいた。
ポニーが2頭、柵をくぐって外の草をほおばっていた。
いつもは、同じ厩舎の牝馬たちのボディガードをしているゴローくんも、
この日、初めて脱柵した。

「早く戻ってきてよ」と言っているのか、
「私達も、そこの草を食べたいわー」と言っているのか、
見守る「家族」を横目に脱柵を楽しんでいるゴローくんであった。
脱柵しているポニーたちは、自分で柵の中に戻るそうである。

セリが終れば、馬たちはすべて里に降り、遠野はまもなく、冬を迎える。
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