GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

島と馬

2010年04月06日 | 日本の馬
写真展にご来場いただいた方の中に「日本の島」について語った方がいらっしゃいました。

日本の人々は「島」を「旅先」としか考えていないが、「島」は日本にとってとても重要な存在だというのです。なぜなら、日本の国土はとても狭いのに、いくつもの島があるおかげで広域の漁業圏を確保できているのだと。
そういう島々に日本固有の馬がいることは、この上なく貴重なことだとおっしゃっていました。

確かにそのとおりです。
日本は島国。その中に、どれほど多くの島があることか・・・。
日本最西端の与那国は、沖縄本島から500キロ離れています。宮古、対馬、隠岐、そしてトカラ・・・。馬がそこにいなかったら、訪れる機会がなかったかもしれません。
どの島も、独特の風土、歴史があり、「島」というよりは「国」。
大きな存在感を感じます。

「島っておもしろいんですね!」
そう言ってくださったのは、旅行ライターの女性。
馬の写真から、それぞれの島の雰囲気を感じてくださったことが、とても嬉しかったです。

いろいろな視点で写真をとらえてくださる方々の感想は、「目からウロコ」の連続でした。

写真は、与那国島の北牧場です。
コメント
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