五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月の恋愛ラボ

2016年01月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2016年3月号より
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 

 スズ、コミュニケーション能力を試されるの巻!

 藤女で、受付に1人だけ残ったスズ。
 南中男子2人、ハル会長とヤンにはさまれた状態に。

 そこで、ハリセンに書いてある般若心経について聞かれていたのは笑!
 「魔よけ」なんて答えたものだから、マキにハリセンを投げつけられた
 ヤンの闇を引き出していましたけど(^^;

 

 

  

 そこへ、お客さんがやって来ますが・・・?

 男子2人を相手に居心地悪そうにしていたスズ、お客さんの来訪により、
 渡りに船とばかりに、すぐさま対応するのですが、相談の内容に大笑い゜(*゜´∀`゜)゜

 さすまたを持った藤女の子が走り回っている、という話だったのは愉快でしたけど、
 それがマキのことだと気付いたのは、ヤン!

 ヤンは、それがマキであると察しつつ、ハル会長が「不審者が出たのかも」と
 危惧していたのを、マキの性格・行動を適切に分析することで、否定していたのには
 苦笑せざるを得ませんでしたね~。 マキのことをよくわかっていらっしゃる(´▽`;)

 そして、それを聞いたスズが、ヤンに「マキ先輩から聞いてた通り」「冷静でさすが」
 と述べていたのは、(マキへの)ナイス・アシストといった感じでよかったですね。

 スズという第三者を通じて、マキがヤンを評価していたことをヤン自身に伝える。
 それまで「魔王」と呼ばれていたことしか知らなかったヤンは、
 これでマキへの印象を変えるはずですし、その効果は大きいと言えるでしょう。

 また、ハル会長にも、エノがほめていたことを伝えるスズ。
 まさに藤女のアシスト女王、恋のキューピッド役として、大活躍ですよ!

 

 

  

 一方、他の面々は・・・

 エノは、ハル会長とのことで、深刻にお悩み中。
 ハル会長に対して、好きなことがバレてしまったと考えているようです。

 けれど、リコの方は前回、本気の告白をしてしまったわけですから、
 エノの「好きなことがバレた(かもしれない)」なんて話は、
 甘っちょろいとばかりに、エノにスゴんでいたのは笑いましたよ!

 そんな話をしていたものの、スズが1人で受付にいることに気付く一同。
 急いで戻ってきますが、そこでヤンやハル会長と会話するスズを見て、
 彼女の成長に感心することに・・・

 しかし、戻って来たマキに、ヤンがさっそくイヤミを突きつけます。
 それにマキが反撃しようとして、またも険悪な空気に・・・と思いきや、
 ここでスズが、またまたナイス・フォローを入れて、衝突回避していたのは見事!

 おかげで、照れるヤンマキを拝めたのは、点数高いですよ!(何の点数だ)
 スズの対人スキル、上がりすぎてて楽しかった。

 

 

 

 嵐が去って・・・

 状況も落ち着き、それぞれの仕事に戻った一同。
 そこで、憑き物が落ちたようになったヤンの表情が印象的でしたね。

 これには、スズの働きが大きかったことはもちろん、
 マキ自身の口から、ヤンを評価する言葉が飛び出していたことが、
 決定打になっているのでしょう。

 ヤンのイラつきがなくなった原因が、マキの一言にあるのならば、
 彼女の言葉が彼に与える影響の大きさが、感じられるというもの。
 そして、それはなぜなのか? なんて考えるのは、今さら野暮でしょうかね。

 それにしても、今回のスズは大活躍でありました。
 この文化祭において、恋愛関連の話題がないスズは、話の「外」にいる存在に
 なりかねなかったのですが、それがアシスト役になることで、存在感を発揮!

 このあたりの展開が見事でしたし、何より、彼女の対人スキル上昇が、
 爽快かつ愉快で、とても面白かったですね~。

 さて、そんな今回でしたけど、サヨとユウくんの関係は深まりつつも(?)、
 リコの告白の行方をはじめ、エノの落ち込みなど、気になることは、
 まだまだあります。

 何より、エノが大きく沈んでしまっていることは、緊急の課題になりそう?
 なんて考えつつ、今後も楽しみです!

 

 

 

 今回、笑いのMVP!

 お話としては、スズがMVPであることは間違いありませんけども、
 笑いという点では、ユウくんを推したい所ですね!

 リコ&マキと遭遇したユウくん、きらきらした笑顔で、
 サヨの「不本意ながら今カレ」と自己紹介していたのには、大笑!

 いいのか、それで!?
 と、読みながら思わずツッコミ入れたものの、彼が幸せそうなら、
 それでいいのかな~と思い直して、菩薩の笑みを浮かべておきました(ォィ

 リコとマキも戸惑い気味だったのが、これまた笑いを誘いましたね(^^;
 サヨは逃げ出すし、このペア、面白すぎでしょ!
 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①
 


◆ まんがライフ 感想➁

2016年01月22日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2016年3月号 のつづきです。

 ①は、『ぼのぼのS』 『キャバはじめました』 『カタコイ・カノン』です。

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、清少納言、料理をするの巻。
 お正月も終わって七草粥をつくることになったものの、そこで清少納言の暴走が!?
 ラストの教訓にうなずくばかりでありました・・・ 愛情は、あくまでスパイス!
 
 

●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)

 コミックス15巻は、2月17日発売! そんな今回、気になる関係。

 休日くらいゆっくり寝させてほしいと、サクラの遊ぼう攻勢を拒絶するお兄ちゃん。
 と思いきや、サクラの方が一枚上手で、【肉球の上で転がされる兄】状態なのは笑!

 そんなお兄ちゃんでしたけど、マオさんと一緒に帰ることになって、
 そこでの2人のやりとりが、マオさんの心知らずなお兄ちゃんといった感じで、
 もどかしくも楽しかったですね~。 マオさん、わきまえているあたり、好感持てます。

 

●スパロウズホテル (山東ユカ 先生)

 今回の主役は、酒井さん!?

 佐藤さんを「天使」と呼ぶ彼の目には、彼女は「可憐」と映るのだから、
 【正にフシ穴】というタイトルがふさわしく、愉快でありました(^^;

 そんな彼、バレンタインにチョコを「渡そう」とすべく、同僚を呼んで
 会議を始めたから、重症すぎて可笑しかった! 同僚女性の「BL」への執着には笑!
 さらに、幸せの絶頂へ導かれて、まさに“時間の止まった”酒井さん、楽しかったです。

 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生) 

 今回、特別編ショートで、ゴルフ編ふたたび!

 ちなみに「その1」は、コミックス1巻に収録されています。
 ということで、ハルさんとクリスくんのゴルフ対決となりましたが、
 クリスくんはイギリスのトップアマということで、強敵です。

 ハルさんの方は、徒然くんをキャディにしたことで成績を伸ばしているようで、
 良い勝負になりますが、ハルさんが追い上げてきたことで、紅さんの応援先が
 変化する流れに、思わずニヤリとしちゃいましたね・・・
 ささやかな応援が風向きを変える瞬間の、徒然くんの悟りが、これまた素敵でした。

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

 今回、2本立て! バレンタイン話でありました。

 バレンタインデーに、そわそわする朋也くん、家族からでももらえると嬉しい
 と考えていますが、これは納得ですね・・・ もらえるうちが華なのよ(ぇ

 そして学校では、孝喜くんにチョコを渡そうとする藤咲さんでしたけど、
 彼女の“好きな人”について、村瀬さんが誤解を招くようなことを言ったため、
 色々と混乱が起きていたのは、藤咲さんお気の毒だったものの、愉快でしたね(ォィ

 2本目のマリナっちさん話については、1つ前にプチ感想を書きましたが、
 そこでも語ったように、片想いばかりの本作品、どういった方向へ進むのか、
 気になります!

 

●紡木さん家の場合 (碓井尻尾 先生) 

 2月14日は、ふんどしの日・・・ へー(^o^)

 じゃなくて、バレンタイン近しということで、菊池さんがあげる予定もないのに
 売り場にいた所、それを見つめるストーカ・・・もとい安田先生が!
 そして、それを目撃する紡木家の父子という構図が、可笑しかったです(´▽`;)

 菊池さんに執着する安田先生の不審な言動を眺めていると、紡木家父子が常識的で
 まともな人に見えるだけでなく、安田先生へのツッコミ役として同調しているのが、
 いつもと違った様子で楽しかったですね~。
 
でも、結ちゃん相手だと、立場が逆になってしまう転換には笑゜(*゜´∀`゜)゜

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生)

 みおさん、カラオケ初体験の巻。

 カラオケに行くことになったものの、未経験のため不安に思うみおさん。
 そこで相談するのが中野くんというあたり、もう仲良しすぎでしょ!

 中野くんの助言を得たみおさん、ひとりカラオケで練習することに。
 なぜ「ひとり」かというと、中野くんが密室で2人きりに耐えられないからとか、
 彼らしくて笑いましたよ! でも、おかげでハマったみおさん、可愛かったです。

 

●ななこまっしぐら! (小池恵子 先生) 

 佐藤タクの平凡で非凡な日常・・・ の巻!?

 平凡なサラリーマンのタクさんですが、非凡なななこさんを相手にしていると、
 色々と非凡さも身に着けてくるようで、その平凡さに隠れた非凡なあれこれが、
 楽しい内容になっていました。

 何より、通勤電車で役立つ非凡な体幹はうらやましい所。
 ななこさんのタックルを受け続けているのですから、そりゃ鍛えられますよね(^^;
 お弁当に関しては、非凡になれて平凡になってましたし、面白かったです。
 そして、平凡な日常の平和を感じられる所も、よかった!

  

●ナノレンジャー (渡辺伊織 先生) 

 姫野くんのバレンタイン!

 ですが、彼の場合、先生に渡したいというから、何と言ったらよいのやら(^^;
 海外では、男性から女性に渡すということもあるらしいのですけどね。
 けれど、ここは日本・・・ということで、姫野くんは女装することに(ぇ

 その発想は可笑しかったのですけども、姫くんの女装姿、想像以上に似合いすぎて、
 不動くん以外の男子が落ち着きをなくしていたのは笑! いや、本当に可愛かった。

 でも、その格好でチョコを渡しても意味はないと気づき、ちょっとイイ話な流れに
 なりかけたものの、姫野&不動がお似合いすぎて、妙な空気が漂ってるし(´▽`;)
 さらに、ドン子さんが盛大に誤解していたのは、可笑しかったですね~。

 


◆ まんがライフ 感想①

2016年01月21日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2016年3月号

 

 表紙は、早くもバレンタインなミカちゃん!
 スティック型のチョコ菓子を、口に付けている姿が可愛らしい。
 他、化野さんや、一香さん、カノンさんも!
 
 

 今月の「そんなバレンタインで賞」は、『お姉ちゃんが来た』より、マリナっちさん!

 

 今回、2本立て!

 2本目の話は、マリナっちさん主役で、総一朗くんとの関係が気になる内容。
 バレンタインということで、手作りチョコを渡すだけでなく、
 告白まで視野に入れているあたり、かなり本気でありました。

 外見は良い総一朗くん、他の女性から注目されていましたけど、
 それに対して、彼の腕を組み、威圧するようににらみつけていたのは、
 マリナっちさんの本気度を感じさせます。

 そして、会話の流れから、思わず告白へ・・・?
 なんてお話でしたけど、ここでの総一朗くんの反応は、マリナっちさんの気持ちを
 わかっていた、ということなのでしょうかね?

 そこから続いた言葉の残酷さに、マリナっちさんは気づいていないようでしたが、
 そのことがまた、切なく感じられちゃいましたね・・・

 本作品、恋の矢印が、どれもこれも片道なあたり、気になるポイントであります。
 マリナっちさんも、片想いで終わるのかどうなのか。
 また、ルリルリさんと総一朗くんの関係もどうなるのか、波乱の予感です。

 

 

【TVアニメ化カラー!】
●ぼのぼのS (いがらしみきお 先生)

  

 2号連続で、ショート編掲載!

 今回は、ヒグマの大将も驚く出来事が・・・?
 火山が噴火して、森の動物たちが大騒ぎ。

 ぼのも報せを聞いて驚いてましたが、やたらと遠い山が噴火していて笑!
 けれど大将は、油断してはいけないと述べて、注意を促します。
 こーゆー所、さすがですね。

 確かに、森のあちこちで異変が起きていて、大忙しになるのですが、
 その現場で遊んでしまうぼのたちが愉快でありました(´▽`;)
 「いじめる?」も見れましたし。

 そして、一番の異常に対して、大将が指示した対策に大笑!
 いや、間違ってないかもしれませんけど、皆で取り組む姿が妙に可笑しかった!

 などなど、火山の噴火と森の異変に、慌てふためく一同が楽しかったお話。
 「ぼのぼのスペシャル」は、1月29日発売とのことで、次号も楽しみです!

 

 

【今月のピックアップ!】
●キャバはじめました (忍田鳩子 先生)

  

 ラミさんのバレンタイン!

 渡す相手は、もちろん銀次さんなのですが、昨年チョコはNGということで、
 受け取ってもらえず、そこで、アゲハさんに相談していますけど・・・?

 ここで、アゲハさんが出したアイデアが、なかなかグッドでありました。
 当日、ラミさんが来ることを恐れている銀次さんでしたが、
 そこに現れたラミさんの姿に驚き! なんと、すっぴん!

 普段、オカマなラミさんは怖がる銀次さんも、すっぴんだと大丈夫。
 そりゃどう見ても、ただのイケメンですからね~。
 「男のボクからみてもカッコいい」なんて、銀次さんに言われてますし(^^;

 そのため、バレンタインのプレゼントもすんなり渡せて、めでたしめでたし・・・
 と思いきや、とつぜんラミさんが逃げ出してしまいます。

 その後、いつもの姿で現れて、いつも通り銀次さんがおびえる展開になって、
 いつも通りに愉快でしたし、ラストのひとみさんのモノローグで大笑゜(*゜´∀`゜)゜
 銀次さんがお気の毒ではありましたが、かなり面白かったです。

 などなど、ラミさんと銀次さんのバレンタインでしたけど、
 興味深かかったのは、ラミさんのすっぴん姿と、いつもの姿。

 銀次さんにウケがよかったのは前者だったのに、ラミさんが選んだのは後者。
 これはつまり、どちらが本当の意味での「自分」であるのかを、
 ラミさん自身がしっかり認識していたことに他なりませんよね。

 彼女にとって、イケメン姿は本当の自分ではなく、オカマ姿こそが本物。
 そちらの姿の方が生き生きしてましたし、そういうものなのでしょう。

 ただ、オカマ姿だと銀次さんに避けられてしまうのですから、深く考えると
 切ない話になってしまうのですけども、そこをコミカルに描いている点が、
 好感触でもありますね・・・ なんて感じつつ、今後も楽しみです!

 

 

【最終回!】
●カタコイ・カノン (胡桃ちの 先生)

  

 コミックス3巻は、3月7日発売! ・・・ですが、最終回!!

 記憶をなくしたカノンさんが選んだ道は・・・?
 と気になる最終回となりましたが、まさかのトビラ絵には驚きましたよ。

 ウェディングドレスのカノンさんと、写真にうつっているのは、金星くん!?
 と思ったら、いきなり次の4コマで、銀月くんと意味ありげな会話。
 そして衝撃の事実から、急展開で何が何だか(´▽`;)

 そこから、要さんとの再会を経て、カノンさんに記憶が徐々に戻っていた
 ことが判明しましたけど、それはそれでツライことなのかな~とも感じたり。

 でも、そんな感傷も吹き飛ぶ後半の話に、どう反応したらよいものか!
 いやいや、まあまあ、う~ん・・・ 何と言えばよいのでしょう(^^;

 これはコミックス完結3巻で、補完があったりするものなのでしょうかね?
 どこからどこまでがコレだったのやら・・・

 何だかんだでハッピーEND?っぽい気もしますけど、はてさて。
 とはいえ、楽しませていただきましたー!

 

 

【新人4コマ杯 12月期月間賞】
・眠り姫と起こさない王子 (渋谷一月 先生)

 

 タイトル通りの姫と王子様。

 魔女の呪いで眠っていたお姫様。
 その魔女を王子が倒したから、眠りから覚める時が来たものの?

 といった感じのお話のようですが、打算的なお姫様が、
 王子様のキスをゲットしようと、あれこれアプローチするあたりが
 面白そうな4コマ作品です。

 編集部コメントによれば、打算的なだけでなく、甲斐甲斐しさもみせる
 姫のキャラクターに魅力があったらしいので、そのあたりに注目しつつ、
 つづきが読んでみたいものですね。
 

 「もう一歩」の作品は、『学校の姫』(BONトーク 先生)
 
タイトル通り、普通の公立校に「お姫様」がいる所に面白味がありそう。
 本物のお姫様ではなく、浮世離れした生徒という点が可笑しいです。
 

②へつづきます。
 


◆ まんがタイムきららミラク 感想➁

2016年01月20日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2016年3月号 のつづきです。

 ①は、『かんきつパンチ!』 『あじさい*プラネット』
    『季原さんちはコンビニ』 『Model Maker!』
です。
 
 

●幸腹グラフィティ (川井マコト 先生)

 受験まで1年を切ったリョウさんたち・・・

 そのことを考えると気分が沈むようですけど、そこへリョウさんに朗報が?
 ご両親の出張が、来年の春で終わるという話が出てきて、驚くリョウさん。
 そして、それを祝うきりんさんだったものの・・・

 なんてお話でしたが、リョウさんのつくった手巻き寿司が美味しそうで、
 ご両親が帰って来ることを喜ぶ気持ちが、よく伝わって来るようでした。

 一方で、きりんさんは祝う気持ちを持ちつつも、そうなればリョウさんの関心が
 両親へ移ってしまい、寂しくなることを予感して、複雑な気分になるのも納得です。
 そんな自分を叱咤しながら、無理に元気を出そうとするきりんさん、どうなる?

 

●城下町のダンデライオン (春日歩 先生) 

 新章スタートで、アンジェリカ姫がやって来る!?

 お姫様のアンジェリカさん、父上に命じられて、庶民の生活を送ることに。
 そこでたどり着いたのは、アンジェリカ姫曰く「厩舎(うまごや)」(´▽`;)

 その“厩舎”は、櫻田さんの家だったので笑ってしまいましたけど、
 極度の世間知らずであるアンジェリカさん、1人では何もできないようで、
 割とシャレにならない気がしちゃいましたね~・・・ トイレの後とか(^^;

 茜さんとは仲良しで、何かとフォローされていますが、
 遥くんからは手厳しく注意されるし、櫻田家滞在は前途多難になりそうな予感。
 このあたり、不安含みではありますけど、楽しみです。

 

●桜Trick (タチ 先生)

 優さんの家へ転がり込んだコトネさんでしたが・・・

 何でも「働きたい」とかで、お金に困っているのかと思いきや、そうでもない?
 ところが、皿洗いもお風呂掃除も、何をしても失敗ばかりで、まさかの家事下手!
 コトネさんが、ここまでダメだったとは驚きましたよ(´▽`;)

 そこで、優さんに料理を習うことになりますが、優さんの得意料理はおにぎり(^^;
 でも、何だかんだで楽しくおにぎり作る様子は、良い感じでしたね~。

 しかし、コトネさんの様子がおかしかったのは、家へ帰れないことが原因。
 しずくさんと離れ離れになることに寂しさがありますけども、気になるのは、
 コトネさんの婚約者・・・ 一体どうなってしまうのか、楽しみです。

 

●うらら迷路帖 (はりかも 先生) 

 九番占試験も、いよいよ大詰め!

 試験終了15分前、くろうの力を借りて、何とか3人と合流した千矢さん。
 しかし、出口の場所が分からず、このままでは試験失敗ということに・・・

 なんてハラハラ感が楽しませてくれますが、そこで千矢さんの占いが力を発揮。
 ゴール前の扉まで導く様子が頼もしく、心浮き立つ描写でありましたね。

 そして、最後の扉を4人一緒に開けるあたり、チームの一体感も感じられてよかった。
 ここの4コマぶち抜きで並ぶ4人と、次ページの場面描写が、これまた素敵でした。
 何はともあれ、今はただただ、おめでとう!

 

●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生)

 コミックス2巻は、3月発売! そんな今回、佐藤さん風邪っぴき。

 しかし、勉強が遅れるわけにいかないと、勉強始めていたのには苦笑(^^;
 そして寝た後、ゲームやろうとするのを母上に見つかり、涙目で釈明する姿が
 可愛かったですね~・・・ 許可を得てパァァッとなる所とか。

 ゲーム内では、装備の話になっていましたけど、ボンさんの装備の実用性を
 チェリムさんが高めたのに、あんこさんには不評だったのが可笑しい!
 あんこさん、装備を(怪しい)ファッションセンスで選んでいるのね(´▽`;)

 チェリムさんが、他メンバーの装備に気を使っていたのは、何となく微笑ましかった。
 そして、意味深な笑顔をセリフを残して去るキャロさんには大笑いでした!
 あと、ヒカリさんのビビモンと、極めし無職も!

 

●ラストピア (そと 先生) 

 朝起きると、隣に美少女がいて・・・

 と始まった連載2回目の今回、少女は「ユーちゃん」と名乗っていますが、
 実は彼女、幽霊というから驚いた・・・というよりは面白い(^^;
 いきなり不思議な存在が登場しましたね~。

 オーナーさんも幽霊のことは知らなかったようで、幽霊が苦手なこともあって、
 料理中の刃物を振り回していたのは物騒でしたけど、無害をわかってひと安心?

 その後、病院へ行くリッタさん。
 獣耳フードのお医者さんとのやりとりが愉快でありつつ、オーナーとマノさんと
 一緒の帰り道がのどかな雰囲気で、ほのぼのしちゃいました。

 

●ハートオブtheガール (奥たまむし 先生)

 コミックス1巻、2月発売! そんな今回、新プレイヤー登場の巻。

 十方ひめのさん(15)、「ハートオブザガール」のプレイヤーで、
 なかなかの腕の持ち主っぽい? その彼女が、のぞみさんと遭遇し・・・

 なんてお話でしたが、ポイントためることを焦るのぞみさんは、ゲームに苦戦中。
 そこへ現れた十方さんが、すいすいクリアーしてしまったものの、
 十方さんは「横取り」したことを謝っていて、悪い人ではなさそうでよかった。

 そこから仲良くなった2人ですが、のぞみさんは、十方さんとチームを組んで
 カコイさんのクリアーをめざすことになり、面白いことになってきました。
 十方さんの参加で、のぞみさんとカコイさんの関係に変化が起きるのか、楽しみです。

 

●しましまライオン (はなこ 先生) 

 まこさん、クラスにもなじんできたようですが・・・?

 そこへ現れた灰島えりなさんに、いきなり校舎裏へ連れてゆかれ、ピンチ!
 カツアゲでもされるのかと思ったら、何やら「ライオンを釣るためのエサ」だとか。
 灰島さん、実は元ハイエナで、ライオンとは因縁がある様子。

 人間となった今なら、ライオンに勝てるチャンスと、まこさんを利用して、
 いおんさんを呼び出すことになりますが、やはりライオンには勝てなかったよ(^^;

 そんな、えりなさんといおんさんの力関係が面白かったりしましたが、
 まこさんは、えりなさんとも友達になろうと歩み寄り、良い関係を結んでいたいのが
 好感触でありました! どんどん広がる動物ワールド、次号より連載化で、楽しみです!

 


◆ まんがタイムきららミラク 感想①

2016年01月19日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2016年3月号

 

 表紙は、『城下町のダンデライオン』より、茜さん&アンジェリカ姫!
 今月号から新展開となっていましたが、アンジェリカ姫を中心に、
 櫻田家に何かが起きる・・・?
 
 

 今月の「全裸こそ真理で賞」は、『全裸.zip』

 

 連載2回目となった本作品。

 しかし、いきなりのネタ切れという衝撃の展開に!?
 いや、そりゃ、全裸少女の日常を描く4コマなんて、出オチだし(ォィ

 今回は、猫のナナシが他所から服を持ってきてしまうという話でしたが、
 まあ、それはそれとして、猫が全裸で出歩けることを羨ましがる全裸少女。

 そこから、動物が全裸を許されているのは可愛いためである、という仮説を立て、
 であれば「美少女は全員脱ぐべきなのでは?」という思考を導き出していたのは、
 まさに哲学の領域でありましたね・・・ これぞ真理!

 そうした哲学の話が興味深い作品です(ぇ
 この真理を世に広めなければ!(目を覚ませ)

 

 

【連載スタート!】
●かんきつパンチ! (しぐれうい 先生)

  

 デザイン科の少女たちと、幽霊さんと。

 ゲストを経ての連載スタート!
 高校生になりたての蜜柑さん、デザイン科で出逢った少女たちと仲良しに。
 けれど彼女には、ちょっと変わったところがあって・・・

 とつぜん、人格が入れ替わってしまう蜜柑さん。
 そうなると、うっかりドジっ子の蜜柑さんが、しっかり者になってしまう。
 というのも実は、妹の柚さんが蜜柑さんに憑依するためというから、面白い。

 今回、柚さんは他の人にも憑依できると判明してましたけど、
 実桜さんに憑依するや、まずはダイナマイトボディに驚いていて、可笑しかった!
 そして、つつましい体つきのすずさんが嘆いていたのも(^^;

 さらに今回は、蛍さんの秘密が明かされていましたけど、
 そのことを知ったのが柚さんだけという点は、今後の関係に面白味を加えそうです。

 勉強も得意で器用、運動もできる蛍さんの抱えた弱さを知った柚さん。
 むしろ、そこを肯定するように、蛍さんに言葉をかけていたのは、よかったですね。

 そんなこんなで始まった不思議な姉妹と、友人たちのお話。
 蜜柑さんと柚さんの入れ替わりだけでなく、少女たちそれぞれが個性的ですし、
 いよいよ連載スタートということで、今後も楽しみです!

 

 
●あじさい*プラネット (知梨 先生)

  

 色々なペアの物語。

 こちらもゲストを経ての連載スタート!
 小春さんと秋乃さんは、ルームシェアをしている関係。
 けれど、小春さんは仲良くしたいのに、秋乃さんの方はそっけない。
 そんな2人をはじめ、様々な人々の関係が描かれる4コマ作品です。

 とはいえ、少しずつ馴染んできているようで、秋乃さんも小春さんを気づかったり、
 以前に比べると、だいぶ関係は深まって来ているようにも見えますね。

 まあ、小春さんは秋乃さんを「友達」と思っていても、
 秋乃さんは6歳上の小春さんを、そうとは考えられない様子で、まだまだな感じも。

 今回は、遊園地へ行く2人。
 そこでマスコットのうさ八郎に抱きつく小春さんでしたが、このうさ八郎、
 中身は誰か知っている人なんでしょうかね? 様子がおかしかったですし(^^;

 さらに、絶叫系が苦手な秋乃さんの珍しい表情が見れたり、
 小春さんの頼みを断り切れず、くま耳を付けたりと、秋乃さんの面白い所が
 いろいろ見られたのは、楽しかったですね~。

 また、小春さんに思わずドキッとしてしまう秋乃さんなど、2人の関係も
 気になってくる展開がありましたし、他の人々もどう描かれるのか期待しつつ、
 連載スタート、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】
●季腹さんちはコンビニ (十時 先生)

  

 自分の家で働くことになった少女のお話。

 季原柚夏さんは、母上に言われてバイトすることに・・・
 しかも、自分の家でやっているコンビニで、というから面白いことに。

 新人の教育係に任命された雨宮さんは、季原さんのクラスメイトで、
 しかもオーナーの娘である季原さんを相手にするのだから、ちと気の毒(^^;

 「先輩」と呼ばれて戸惑ったりしつつも、何とかお仕事について説明して、
 夜勤の西倉さんと古賀さんを紹介するなど、順調に進行していましたね。

 西倉&古賀さんも面白そうな人たちでしたが、さらに、季原さんの姉妹たち、
 長女で店長の冬葵さんや、3女の彩桜春さんも、楽しそう。

 欲を言えば、顔アップが多くて、登場人物が今一つわかりにくいと言いますか、
 把握しにくいのが難点だったでしょうかね・・・ このあたり改善が欲しいかも。

 とはいえ、淡々と進行する雰囲気は、ちょっと不思議な魅力になっていたかも?
 なんて感じつつ、つづきに期待です!

 

 
●Model Maker! (うちのまいこ 先生)

  

 引きこもり少女が、模型部に!?

 梨乃さんは、引きこもり少女。
 しかしある日、友人の弥生さんにフィギュアで誘い出され、学校へ。
 そこで出会ったのは、模型部の人々で・・・ といったお話。

 友人の弥生さんが、梨乃さんを学校へ行かせたい理由が、
 梨乃さんを好きだというのは当然としても、道案内のためというのは笑!
 極度の方向オンチという弥生さんのキャラクターが、まず面白かったですね~。

 そして模型部では、魔法少女コスプレさせられた部長の雛さんが、
 副部長の花さんに撮影されている現場に遭遇していて、可笑しかった!

 部長なのに、小さくて可愛いため、花さんに愛されいじられる雛さん。
 「ひよ子」なんてアダ名まで付けられて、でも、可愛らしいから良いですね(ぇ

 また、部員の琴子さんは塗装のプロフェッショナルっぽくて怪しいし、
 個性あふれる少女たちの模型部に、引きこもりだった梨乃さんが加わるのかどうなのか、
 気になりますので、ぜひとも、つづき~!
  

②へつづきます。