五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想②

2016年01月27日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2016年3月号 のつづきです。

 ①は、『光れ!メシスタント』 『まちがいだらけの恋愛道場』です。
 (今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
 

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

 進路調査を書く外村さん。

 小学生の頃は、ケーキ屋・お花屋・花よめさんと書いて、自分で似合わないと
 気にしていた様子で、高校生になっても、それは変わらず・・・

 春野さんに聞かれて、未来像をイメージしていましたが、料理研究家も主婦も、
 警察官ですら「怖い」ものになっていて笑゜(*゜´∀`゜)゜ 外村さんらしい。

 そして、卒業後の春野さんとの関係を心配する外村さんに、
 春野さんが送った一言が、心温まる楽しさでありました!

 

●可愛い上司を困らせたい (タチバナロク 先生) 

 青木くん、デートするの巻・・・

 といっても、相手はめぐみさんではなく、しおりさんという別の女性。
 それもこれも、自分たちの関係を社内では知られたくないめぐみさんへの
 当てつけのようなものですが、しおりさんの方は乗り気で、不安ですね~。

 と同時に、青木くんとしては、兎耳山さんに対するカモフラージュも目的で、
 しおりさんの写真を見せて「彼女」だと言っていた所を、めぐみさんが目撃。
 おかげで、青木くんのデートを尾行することになり、面白くなってきましたよ!
 まあ、ほどほどにしてほしいものですが、しおりさんって青木くんの何なのでしょ?

 

●ざしきわらしと僕 (西岡さち 先生)

 裕貴くんの家に、謎のおじいさんが現れて・・・

 いきなり、お茶を飲みながらくつろぐおじいさんが登場していましたが、
 裕貴くんは田舎ではありそうなことだと考えて、とりあえず放置していて笑!
 しかし、ざわ子さんが戻って来るや、その正体が判明!

 まさかの妖怪総大将ぬらりひょんとは驚きでしたけど、
 話してみれば、お茶目なじいさんで、トミ江さんを気に入っている様子。
 そこで語られるトミ江さんの若かりし頃のお話は、しみじみ温かいものでしたね。

 

●なり×ゆきリビング (乃花タツ 先生) 

 それぞれのランチタイム・・・

 「にわかに活気づく、会社員たちのお昼」という表現が、とてもしっくりきます。
 田口くんはコンビニメシを休憩室で食べようとしますが、そこは女性社員だらけ!
 そんな中、ヒデさんが1人で食べている所に遭遇し、一緒に食べる姿になごみます。

 奏莉さんもお弁当を食べつつ、コロコロ変わる会話がいかにもといった感じで、愉快。
 ここのタイトルが【コミュニケーション】というのは、なるほど納得といった所です。
 佐藤さんは百貨店の屋上で1人、「
おそとごはん」。 穏やかな空気がよかった。

 そして【佐藤さんと次長】での、次長さんのしっかりとした受け答えと、
 その後のいっぷくで一気に力を抜く様子の時間差・落差が、妙に楽しかったですね~。

 

●ごにんばやし (水瀬るるう 先生)

 和楽器バンドに新メンバー加入か?

 ということで、やって来た入会希望の女子中学生・牛若丸さん!?
 なぜか牛若丸スタイルで笛を吹くだけでなく、やわらかな身体で、
 新体操のように動くものだから、可愛らしく面白かった!

 それを見て、自分より目立つと、敵愾心を抱く亜子さんも愉快でした。
 けれど、動きながら出ないと笛を吹けないとか、もう逆にスゴイ(^^;
 ただ、それでは音がダメになるので、対策を講じていたのですが、
 これがまた楽しく、なおかつ、雅な雰囲気が素敵でしたね~。

 

●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生) 

 りん子さん、来客用のお菓子を買い出しに行きますが・・・

 買ってきたものが、静岡っぽいとはいえ「わさび」と「お茶」に関係して、
 見栄えが地味だったのは笑゜(*゜´∀`゜)゜ 静岡っぽいけども~。

 また、バレンタインに関して(?)、秋津さんがイカの塩辛を作りながら、
 あれこれ言っていたのには大笑! 「30代のチョコは地球より重い」は名言(ぇ

 そして、水馬さんと一緒になって、静岡っぽいお菓子を発見するりん子さん。
 本当に「いかにも」な感じで、しっくりきましたね~。 う~ん、静岡。

 

●みずいろミュージアム (あさみゆとり 先生)

 さかなさんの元気がない・・・

 すると、海さんも元気がなくなっていたのは面白い(^^;
 さかなさんの落ち込みの原因は、副館長とのやりとりでしょうけど、
 そこで副館長の方から謝りに来て、彼の心情が語られたことで、落着へ。

 大好きだったからこそ、なくしたくなかった場所。
 その想いが感じられる内容にしみじみしつつ、そこから副館長と共通の思い出を
 見つけたさかなさんが、晴々とした表情になっていたのは、本当に良かった。

 そして、元気になったさかなさんを見て、元気を取り戻す海さんに笑!
 そんな明るさにホッとしましたが、なんと次回で、最終回ですとー!?

 

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生) 

 フワロさん、家出するの巻。

 書置きを残していなくなったフワロさんですが、アーサーさんもレモンさんも
 本気にせず、ほのぼのしていたのは愉快でした(´▽`;) のどかだ。

 けれど、フワロさんは探偵業も小説家の道もうまくいかず、本格的に悩んでいて、
 その苦悩する様子が気の毒ながらも、可笑しかったですね。
 怪盗さんとの会話で、爆発するフワロさんの面白いこと面白いこと(ォィ

 ただ、「自力で結果を出せないことに焦りを覚えていた」とか「自由の代償」とか、
 なかなか考えさせられることも言っていて、寂しい気持ちにもなりましたね・・・
 でも、帰れる場所があって、迎えてくれる人がいる、その幸せは羨ましいですよ!