五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがホーム 感想➁

2016年01月08日 | ◆4コマ誌① まんがホーム

2016年2月号 のつづきです。

 ①は、『まんがの装丁屋さん』 『終活女子高生』
    『ねーちゃんはぼくが守るっ』 『まなびやユーレイ』
です。
 
 

●らいか・デイズ (むんこ 先生)

 恒例の年末年始、らいかさんは帰省と思いきや・・・?

 TV観ていた祖母さまが、生き甲斐を失ってしまい、海外脱出したため、帰省なし!
 そこで、らいかさんの行きたがっていた鶴岡の水族館へ行くことに・・・
 途中で竹田くんを拾いつつ(^^;

 なんてお話でしたが、鶴岡の水族館といえば、太一くんがいるかもしれないわけで、
 そこへ竹田くんを連れてゆく展開は、なかなか面白かったですね~。
 らいかさんをめぐって2人の間に火花(?)の散る様子は、むしろ微笑ましい類か。
 積極攻勢に出る太一くんに慌てながらも、夫婦っぷりを見せつける竹田くん、さすが!

 

●よろずや男子 (胡桃ちの 先生) 

 夜間専門便利屋「ナイトシープドッグ」。

 そこには、様々な男性がいて、それぞれ妙に個性的。
 前回、女装してサトミさんを助けたシェルくんや、最年長のコリーさん、
 他にも、テリーくん、紫くん、ハスキーくんとそろっていて、色々やっています。

 サトミさんはゲストキャラみたいなもので、この男性陣がメインっぽい。
 彼らがどのような「便利屋」模様を見せてくれるのかが楽しみですけども、
 男(しかも老年?)好きな紫くんや、高校生なのに塾講師やっているハスキーくん
 などなど、特徴あるメンバーも面白味になりそうですね。

 

●のちの真田幸村である (真田寿庵 先生)

 「逃げ弾正」高坂昌信(春日虎綱)、登場!

 武田信玄の武将といって思いつく中でも、上位に来るであろう人物でしょう。
 解説にもあるように「逃げ上手」は褒め言葉で、戦場における撤退のうまさは、
 自軍の保全や統率という観点から重視されるものですからね。

 そんな高坂さんと弁丸くんが出会ったら、なんだか面白いことになってます(^^;
 けっこうズケズケとした物言いをする高坂さんも愉快でしたけど、
 きのこの着ぐるみをまとった弁丸くんも、負けてないというか何と言うか・・・

 さらに、お屋形様の影武者について妙案を出していたのも、楽しかったですし、
 手ごわい高坂さんを、自分の世界へ引きずり込むあたり、さすがのちの幸村でした!

 

●ゆーこさんと魔法のマント (橘紫夕 先生) 

 月に1度の、ゆーこDAY!

 ということで、ゆーこさんが手ごねでパンをつくる日なのですが、
 やたらと評判が良くて、店の前には行列ができていたものの、1人のお客様が
 開店前に入って来て・・・ なんてお話でありました。

 そのお客が商工会の新しい会長さんで、特製パンをもらおうとしたものだから、
 エイルちゃんが力を使って、ちょっとした細工を加えたから、ひと安心?
 当然、文句を言いに来た会長さんですが、そこでゆーこさんの優しさに触れた彼が、
 丸くなってしまったのも、楽しかったですね~。 常連が増えた(´▽`;)

 

●孔明のヨメ。 (杜康潤 先生)

 雪の積もったお正月。

 テンション下がる均くんに比べて、なぜかイキイキしている孔明さん(^^;
 「正月の雪は豊年のしるし」なんて言っているあたり、彼らしいですね。
 さらに、アツアツな月英&孔明さんを見て、独り身の寒さ倍増な均くんに笑!

 一方、玄徳さんは、劉表さんへ挨拶すべく、子龍さんを供に襄陽へ向かいますが、
 留守役の関羽&張飛さんも悪い予感を抱えていたことが、不安を感じさせます。
 道中、玄徳さんの息子・阿斗くんの話題で盛り上がるのは楽しかったですけども、
 蔡夫人たちが待ち受ける襄陽で何が起きるのか・・・ 「檀渓」になるのかな?

 

●天国のススメ! (宮成樂 先生) 

 仲の良い妖精族から、頼みごとをされる太一くんでしたが・・・?

 小さな妖精さんから「大きな太一さん」と呼ばれて、嬉しそうな太一くんに笑!
 その頼みとは、妖精さんの末弟くんが「小さくなりたい」というもので、
 太一くんには【禁断の言霊】になってて、愉快でした(ォィ

 末弟くん、イイ妖精なのに、悪気なく追い打ちかけているのに、これまた笑!
 なんて感じでしたけど、自分だけ「ちがう」ことに負い目を感じている末弟くんが、
 「小さく」なって「おなじ」になるのではなく、
その違いを気にしなくなる方向で、
 解決へ向かっていたのが好感触でしたね~。

 

●もっと!夫婦な生活 (おーはしるい 先生) 

 帰りの遅いダンナさんを待つみえこさん・・・

 しかし睡魔に勝てず、座ったまま朦朧としている姿は、可笑しかった(^^;
 ごはんを温めようとしても、うとうとして失敗するし、大変そうでしたが、
 まずヤケドを心配してくれるダンナさんは、優しいですよね。

 それでも、帰ってくるダンナさんのために何かしようと、頑張るみえこさん。
 それは、帰って来た時に自分が寝ていると寂しいだろうという想いからでしたが、
 ダンナさんは意外と平気というあたりの食い違いが、面白かったですねえ。
 おかげで、みえこさんも無理せずにすみましたし、2人の相性、こんな所も抜群?

 

●歌詠みもみじ (オオトリキノト 先生)

 新年、初詣のもみじさん。

 そこで、いつものメンバーで集まったものの、まりなさんだけ晴れ着姿で、
 ちょっと浮いているあたり、お気の毒でしたが、素敵ではありますよね(^^;

 そして、賽銭箱までの列にうんざり気味なもみじさんたちでしたけど、
 投げ銭してくる人もいて、危ないな~と思っていたら、もみじさんが「対策」を
 といっていたのは笑! それと、お願いが「五七五」から「五七五七七」になったのも!

 また、先生やご両親などの大人組も愉快でしたし、甘酒で酔う千恵さんも楽しかった。
 川柳では、やはり言葉遊びになっていた「神頼み」や「縁結び」がよかったですね~。