2016年3月号
表紙は、早くもバレンタインなミカちゃん!
スティック型のチョコ菓子を、口に付けている姿が可愛らしい。
他、化野さんや、一香さん、カノンさんも!
今月の「そんなバレンタインで賞」は、『お姉ちゃんが来た』より、マリナっちさん!
今回、2本立て!
2本目の話は、マリナっちさん主役で、総一朗くんとの関係が気になる内容。
バレンタインということで、手作りチョコを渡すだけでなく、
告白まで視野に入れているあたり、かなり本気でありました。
外見は良い総一朗くん、他の女性から注目されていましたけど、
それに対して、彼の腕を組み、威圧するようににらみつけていたのは、
マリナっちさんの本気度を感じさせます。
そして、会話の流れから、思わず告白へ・・・?
なんてお話でしたけど、ここでの総一朗くんの反応は、マリナっちさんの気持ちを
わかっていた、ということなのでしょうかね?
そこから続いた言葉の残酷さに、マリナっちさんは気づいていないようでしたが、
そのことがまた、切なく感じられちゃいましたね・・・
本作品、恋の矢印が、どれもこれも片道なあたり、気になるポイントであります。
マリナっちさんも、片想いで終わるのかどうなのか。
また、ルリルリさんと総一朗くんの関係もどうなるのか、波乱の予感です。
【TVアニメ化カラー!】
●ぼのぼのS (いがらしみきお 先生)
2号連続で、ショート編掲載!
今回は、ヒグマの大将も驚く出来事が・・・?
火山が噴火して、森の動物たちが大騒ぎ。
ぼのも報せを聞いて驚いてましたが、やたらと遠い山が噴火していて笑!
けれど大将は、油断してはいけないと述べて、注意を促します。
こーゆー所、さすがですね。
確かに、森のあちこちで異変が起きていて、大忙しになるのですが、
その現場で遊んでしまうぼのたちが愉快でありました(´▽`;)
「いじめる?」も見れましたし。
そして、一番の異常に対して、大将が指示した対策に大笑!
いや、間違ってないかもしれませんけど、皆で取り組む姿が妙に可笑しかった!
などなど、火山の噴火と森の異変に、慌てふためく一同が楽しかったお話。
「ぼのぼのスペシャル」は、1月29日発売とのことで、次号も楽しみです!
【今月のピックアップ!】
●キャバはじめました (忍田鳩子 先生)
ラミさんのバレンタイン!
渡す相手は、もちろん銀次さんなのですが、昨年チョコはNGということで、
受け取ってもらえず、そこで、アゲハさんに相談していますけど・・・?
ここで、アゲハさんが出したアイデアが、なかなかグッドでありました。
当日、ラミさんが来ることを恐れている銀次さんでしたが、
そこに現れたラミさんの姿に驚き! なんと、すっぴん!
普段、オカマなラミさんは怖がる銀次さんも、すっぴんだと大丈夫。
そりゃどう見ても、ただのイケメンですからね~。
「男のボクからみてもカッコいい」なんて、銀次さんに言われてますし(^^;
そのため、バレンタインのプレゼントもすんなり渡せて、めでたしめでたし・・・
と思いきや、とつぜんラミさんが逃げ出してしまいます。
その後、いつもの姿で現れて、いつも通り銀次さんがおびえる展開になって、
いつも通りに愉快でしたし、ラストのひとみさんのモノローグで大笑゜(*゜´∀`゜)゜
銀次さんがお気の毒ではありましたが、かなり面白かったです。
などなど、ラミさんと銀次さんのバレンタインでしたけど、
興味深かかったのは、ラミさんのすっぴん姿と、いつもの姿。
銀次さんにウケがよかったのは前者だったのに、ラミさんが選んだのは後者。
これはつまり、どちらが本当の意味での「自分」であるのかを、
ラミさん自身がしっかり認識していたことに他なりませんよね。
彼女にとって、イケメン姿は本当の自分ではなく、オカマ姿こそが本物。
そちらの姿の方が生き生きしてましたし、そういうものなのでしょう。
ただ、オカマ姿だと銀次さんに避けられてしまうのですから、深く考えると
切ない話になってしまうのですけども、そこをコミカルに描いている点が、
好感触でもありますね・・・ なんて感じつつ、今後も楽しみです!
【最終回!】
●カタコイ・カノン (胡桃ちの 先生)
コミックス3巻は、3月7日発売! ・・・ですが、最終回!!
記憶をなくしたカノンさんが選んだ道は・・・?
と気になる最終回となりましたが、まさかのトビラ絵には驚きましたよ。
ウェディングドレスのカノンさんと、写真にうつっているのは、金星くん!?
と思ったら、いきなり次の4コマで、銀月くんと意味ありげな会話。
そして衝撃の事実から、急展開で何が何だか(´▽`;)
そこから、要さんとの再会を経て、カノンさんに記憶が徐々に戻っていた
ことが判明しましたけど、それはそれでツライことなのかな~とも感じたり。
でも、そんな感傷も吹き飛ぶ後半の話に、どう反応したらよいものか!
いやいや、まあまあ、う~ん・・・ 何と言えばよいのでしょう(^^;
これはコミックス完結3巻で、補完があったりするものなのでしょうかね?
どこからどこまでがコレだったのやら・・・
何だかんだでハッピーEND?っぽい気もしますけど、はてさて。
とはいえ、楽しませていただきましたー!
【新人4コマ杯 12月期月間賞】
・眠り姫と起こさない王子 (渋谷一月 先生)
タイトル通りの姫と王子様。
魔女の呪いで眠っていたお姫様。
その魔女を王子が倒したから、眠りから覚める時が来たものの?
といった感じのお話のようですが、打算的なお姫様が、
王子様のキスをゲットしようと、あれこれアプローチするあたりが
面白そうな4コマ作品です。
編集部コメントによれば、打算的なだけでなく、甲斐甲斐しさもみせる
姫のキャラクターに魅力があったらしいので、そのあたりに注目しつつ、
つづきが読んでみたいものですね。
「もう一歩」の作品は、『学校の姫』(BONトーク 先生)
タイトル通り、普通の公立校に「お姫様」がいる所に面白味がありそう。
本物のお姫様ではなく、浮世離れした生徒という点が可笑しいです。