まんがタイムスペシャル 2016年3月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
スズ、コミュニケーション能力を試されるの巻!
藤女で、受付に1人だけ残ったスズ。
南中男子2人、ハル会長とヤンにはさまれた状態に。
そこで、ハリセンに書いてある般若心経について聞かれていたのは笑!
「魔よけ」なんて答えたものだから、マキにハリセンを投げつけられた
ヤンの闇を引き出していましたけど(^^;
そこへ、お客さんがやって来ますが・・・?
男子2人を相手に居心地悪そうにしていたスズ、お客さんの来訪により、
渡りに船とばかりに、すぐさま対応するのですが、相談の内容に大笑い゜(*゜´∀`゜)゜
さすまたを持った藤女の子が走り回っている、という話だったのは愉快でしたけど、
それがマキのことだと気付いたのは、ヤン!
ヤンは、それがマキであると察しつつ、ハル会長が「不審者が出たのかも」と
危惧していたのを、マキの性格・行動を適切に分析することで、否定していたのには
苦笑せざるを得ませんでしたね~。 マキのことをよくわかっていらっしゃる(´▽`;)
そして、それを聞いたスズが、ヤンに「マキ先輩から聞いてた通り」「冷静でさすが」
と述べていたのは、(マキへの)ナイス・アシストといった感じでよかったですね。
スズという第三者を通じて、マキがヤンを評価していたことをヤン自身に伝える。
それまで「魔王」と呼ばれていたことしか知らなかったヤンは、
これでマキへの印象を変えるはずですし、その効果は大きいと言えるでしょう。
また、ハル会長にも、エノがほめていたことを伝えるスズ。
まさに藤女のアシスト女王、恋のキューピッド役として、大活躍ですよ!
一方、他の面々は・・・
エノは、ハル会長とのことで、深刻にお悩み中。
ハル会長に対して、好きなことがバレてしまったと考えているようです。
けれど、リコの方は前回、本気の告白をしてしまったわけですから、
エノの「好きなことがバレた(かもしれない)」なんて話は、
甘っちょろいとばかりに、エノにスゴんでいたのは笑いましたよ!
そんな話をしていたものの、スズが1人で受付にいることに気付く一同。
急いで戻ってきますが、そこでヤンやハル会長と会話するスズを見て、
彼女の成長に感心することに・・・
しかし、戻って来たマキに、ヤンがさっそくイヤミを突きつけます。
それにマキが反撃しようとして、またも険悪な空気に・・・と思いきや、
ここでスズが、またまたナイス・フォローを入れて、衝突回避していたのは見事!
おかげで、照れるヤンマキを拝めたのは、点数高いですよ!(何の点数だ)
スズの対人スキル、上がりすぎてて楽しかった。
嵐が去って・・・
状況も落ち着き、それぞれの仕事に戻った一同。
そこで、憑き物が落ちたようになったヤンの表情が印象的でしたね。
これには、スズの働きが大きかったことはもちろん、
マキ自身の口から、ヤンを評価する言葉が飛び出していたことが、
決定打になっているのでしょう。
ヤンのイラつきがなくなった原因が、マキの一言にあるのならば、
彼女の言葉が彼に与える影響の大きさが、感じられるというもの。
そして、それはなぜなのか? なんて考えるのは、今さら野暮でしょうかね。
それにしても、今回のスズは大活躍でありました。
この文化祭において、恋愛関連の話題がないスズは、話の「外」にいる存在に
なりかねなかったのですが、それがアシスト役になることで、存在感を発揮!
このあたりの展開が見事でしたし、何より、彼女の対人スキル上昇が、
爽快かつ愉快で、とても面白かったですね~。
さて、そんな今回でしたけど、サヨとユウくんの関係は深まりつつも(?)、
リコの告白の行方をはじめ、エノの落ち込みなど、気になることは、
まだまだあります。
何より、エノが大きく沈んでしまっていることは、緊急の課題になりそう?
なんて考えつつ、今後も楽しみです!
今回、笑いのMVP!
お話としては、スズがMVPであることは間違いありませんけども、
笑いという点では、ユウくんを推したい所ですね!
リコ&マキと遭遇したユウくん、きらきらした笑顔で、
サヨの「不本意ながら今カレ」と自己紹介していたのには、大笑!
いいのか、それで!?
と、読みながら思わずツッコミ入れたものの、彼が幸せそうなら、
それでいいのかな~と思い直して、菩薩の笑みを浮かべておきました(ォィ
リコとマキも戸惑い気味だったのが、これまた笑いを誘いましたね(^^;
サヨは逃げ出すし、このペア、面白すぎでしょ!