五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2015年10月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2015年12月号

 

 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
 表紙は、ハロウィン仮装で、キャットなリコ!
 あざとい、あざといよ、リコさん! これでナギくんも悩殺ってやつだね(ォィ
 他、連載スタート『ざしきわらしと僕』、12月コミックス発売『なり×ゆきリビング』も!
 
 

 今月の「優しさだけではダメで賞」は、『メェ~探偵フワロ』より、アーサーさん!

 

 まだまだ引きずる、アーサーさんとリンダさんの関係問題。

 村中に2人のことが広まってしまい、レモンさんとの関係が半ば公認されていた
 アーサーさんの評判は、どん底状態に・・・ 誤解というあたりが、キビシイですね。

 「いい人だから怖い人が来る」「免疫がないから悪い病原体が付いちゃう」など、
 子供達にまで散々な評価をされているのは、気の毒ながらも面白かったり。
 「クモの糸」というのは、見事な発想だと思いましたけど(^^;

 しかし、アーサーさん自身は弁明もしない。
 そこで、ラウールさんが変わって誤解を解いていたのが、何となく興味深い所でした。
 彼は、アーサーさんのためというよりは、レモンさんのためにやったのでしょうからね。

 そして、ラウールさんからのキツイ(けれど的確な)言葉。
 「・・・あんたは1人を大切にしても全員に逃げられてる」
 これに続いた一言には、ずがーんと来ちゃいましたよ・・・

 ヴィヴィアンさんの語る「傷つき時には傷つけても、信じたもののために戦う・・・」
 という言葉が、まさに優しさだけではダメだということを示していています。

 その後、アーサーさんがリンダさんに述べた己の「傲慢」。
 そこから続いた彼の想いと誠実な覚悟が、重く、けれど爽やかに、響きました。
 だからこそ、リンダさんにも通じたのでしょうし、彼女も新たな一歩を踏み出せたわけで、
 見事なシメとなっていましたね・・・ いや、本当に素晴らしかったです!

 

 

【連載スタート!】
●ざしきわらしと僕 (西岡さち 先生)

  

 ざしきわらしは、少年にしか見えない・・・?

 ゲストを経ての連載スタート!
 裕貴くんの祖母の家には、彼にしか見えないざしきわらしがいます。
 そんな2人の交流を中心に、周囲の人々や妖怪を加えた日々が楽しい4コマ作品。

 今回は、夏休み最終日。
 裕貴くんの年上の幼馴染・希さんが、宿題を終わらせにやって来ています。
 そこへ、理緒さんがプリントを届けにやって来て・・・

 
 なんて感じに、みんな集まっていますが、希さんは宿題で、
 裕貴くんと理緒さんが2人でトランプ遊び・・・をしているはずなのに、
 ざわ子さんも混ざっているため、理緒さんが困惑しているのが可笑しかった(^^;

 見えていない者には「座敷童子は遊びの間だけなんとなく認識される」とのことで、
 そうした不思議な空間が、妙に面白かったですね~。

 それにしても、裕貴くんに「転校生だから親切にしてるだけ」な理緒さんが、
 裕貴くんと希さんが仲良く話しているのを見ながら、複雑そうにしていたのは
 微笑ましい感じでありました。

 
 それから、おばあちゃんのススメで花火をする3人+アルファ。

 その中で、これからここで過ごすことになる裕貴くんの不安が、
 希さんの言葉で、かすかに明かりがさすように感じられていたのは、よかったですね。

 そして、その「これから」は、連載スタートとなる本作にとっても同様。
 小学生の少年と、彼を囲む人々や、座敷童子をはじめとする妖怪の面々が、
 どのような日々を繰り広げてゆくのか・・・ 今後も楽しみです!
 
 
 
 

【最終回!】
●ヒロインになれません (たうみまゆ 先生)

  

 妄想暴走女性のおひとりさま物語も・・・ 最終回!

 チカさんがタダ券を当てたというので、一緒に映画を観に来たかのこさん。
 ところが、当のチカさんが即寝てしまい、1人で映画鑑賞状態に(^^;
 そして、映画の中の高校生を眺めながら、己の高校時代を思い出しています。

 カッコイイと評判の男子2人にはさまれるような席順になった際、
 かのこさんにはタイプでなかったものの、三角関係に巻き込まれたと妄想して、
 ひとりで混乱して、行動がおかしなことになっていたのは笑゜(*゜´∀`゜)゜

 
 そこから、中学時代まで、さかのぼって思い出すかのこさん。
 同じクラスのメガネくんが聴いている音楽が気になって・・・

 あれこれ妄想するのは、まあ可愛いものでしたけど、
 「イヤホン半分こ」シチュで聴けた内容が、あまりに渋くて愉快愉快!

 その後も、大してロマンチックなことも何もなく、
 かのこさんは、「妄想に振り回されてタイミングを逃してきた」と考えています。

 
 そこで、里中くんに声をかけることを決意するかのこさん。
 いよいよ行動開始か・・・ といった感じのお話でありました。

 彼女が勇気を振り絞った結果は・・・?
 そこでも都合のよい妄想に振り回されそうになっていたのには、苦笑い(´▽`;)
 まあ、それでこそ、かのこさんなのですけどね。

 そんな感じに、妄想に振り回されつつ、現実の恋愛には無縁できた女性の物語も、
 これにてシメとなりましたが、最後まで妄想暴走する様子が、面白かったですね~。
 最後の最後で締まらないあたりも、これまた(^^;

 などなど、ロマンチックを期待しながらも、そうならない本作品。
 いや、きっと今後は、かのこさんにも何かしらヒロインになれる場面がある・・・はず?
 なんて思いつつ、楽しませていただきましたー!
 
 
 
 

【ゲスト作品】
●ロッキング少女なんですの (一岡一二三 先生)

  

 清楚なあの娘は、ロックな少女!?

 新人展に出ていた作品ですね。
 山田くんのクラスメートである音乃宮さん。
 清楚なお嬢様であるはずの彼女が、なぜかバンドのボーカルではじけていて・・・

 なんて風に、山田くんが音乃宮さんの意外な一面を目撃したところから、
 物語は始まっています。

 そこで、学校で彼女に確かめようとする山田くんでしたけど、
 音乃宮さんはしらばっくれるばかり・・・なのですが、動揺しまくりでバレバレ(^^;

 そんなやりとりが面白くありつつ、結局、山田くんに知られることとなり、
 音乃宮さんと彼の秘密の共有が、2人の関係の始まりといった雰囲気になっていました。

 激しい音楽を聴くと、どうにもとまらないという音乃宮さん。
 普段のおしとやかな彼女とは、大違いの“ロッキング少女”ぶりが、かなり愉快でしたね。
 シャウト、ヘッドバンキング、指立てなど、はじけまくりです。

 彼女の二面性と、山田くんとの関係が気になる本作品。
 この後どのような展開となるのか、読んでみたい気もしますので、つづきに期待!
 
 

 

【新人賞@まんがタイムスペシャル】
・脱走犯のアジト (梯図ミキヤ 先生)

 

 部屋へ帰ったら、ペンギンがいた!?

 マンションへ帰った男性。
 しかし、なぜか明かりがついていて、かつ部屋の温度がやたらと低い。
 おかしいと思っていると、冷凍庫に突き刺さっているペンギンを見つけて・・・

 と始まる4コマ作品。
 その意味不明な状況もさながら、このペンギンが言葉を話すというから面白い。

 何やら文句を言ってくるペンギンさんは、南極から大都会へ逃げてきた
 などと自分の境遇を語りますが、それがどうも嘘らしい・・・?

 なんて展開でしたけど、コメントでは、〈意外性〉の見せ方が上手とありますし、
 確かに冒頭の流れから、そのあたりに魅力を感じる作風でありました。
 

②へつづきます。
 


◆ 今月の恋愛ラボ

2015年10月24日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2015年12月号より
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 

 美しきお妃様・・・ぁ?

 合同文化祭も始まって、注目のナギ・・・ですけど、この美貌(^^;
 会場も見とれる人が続出で、駆け付けたリコも、複雑な心境のようですが・・・?

 リコによれば、小学校の学芸会でも、ナギはお姫様役をやらされたことがあって、
 「めっちゃ似合って」いたらしく、リコにとっては苦い思い出になっていたのが笑!
 当時、片想いしていた男子の反応に、打ちのめされたというのは、お気の毒(´▽`;)

 

 

  

 それでも・・・

 ナギの女装に色々と思い出し、苦悩するリコを見たスズが「戻ります?」と聞いたところ、
 リコは「ナギが頑張ってる」から「ちゃんと見る」と、舞台をしっかり見据えていたのが、
 誠実さを感じさせて、カッコよかったですね~。

 まあ、ナギの演技のよさと頑張りで、お妃様の可愛らしさが、ますます輝いてしまい、
 そのまぶしさにリコが照らされていたのは、愉快でしたが(^^;

 一方、マキは・・・
 ヤンがマキの袴姿に言及するかと思いきや、袴ではなく制服でよかったのでは?
 なんて言ってしまったものだから、何やらマキさん、不機嫌に。

 その後のやりとりから考えて、マキが袴姿を褒めてもらいたかったのは、
 ハル会長でも「他の奴ら」でもなく、ヤンだった、ということでしょうね~(ニヤリ

 そしてそのことに、マキ自身も気づいてしまったようで、思いっきり赤面!
 悟られまいとヤンから逃げるための口実が、「お花を摘みに」の別ヴァージョンだったのは笑!
 いやはや、これでマキは、己の内面と正面から向き合うことになりそうです。

 

 

  

 そして、大混乱!?

 資料を取りに控室へ向かうヤンが見つけたのは、ユウくん。
 控室の中にいるハル会長とサヨが気になっている様子ですが、
 ヤンから見れば、正体不明の不審者というのが面白い所。

 ユウくんは、サヨが浮気しているのでは? と気が気でないのに、
 そこへヤンが、サヨへの誤解をこじらせているため「元カレ」だと認定していて、大笑!

 また、エノとマキが合流しつつ、互いにテンパり状態で、
 さらに、ヤンとユウくんのいる現場に遭遇してしまったものだから、混乱は増してゆきます。

 ユウくんに気づいたエノが、ヤンに対して、彼とサヨとの関係を説明。
 しかし、ヤンは「元カレ」だと誤認しているため困惑・・・でしたけど、
 ここで、エノがはっきりとヤンの誤解を解いていたのが、スッキリ感ありました。

 私は、ヤンの誤解が悪い方へ流れてゆくのではないか、と心配してたのですけども、
 たしかにユウくんを「元カレ」扱いしていたのは大笑い・・・もといヒドかったものの、
 ここで、エノを“爆発”させていたのは、もしかすると良い方向への起爆剤になったかも?
 とも考えられるのですよね~。 まあ、それは、この後の展開次第なのですが・・・

 

 

 

 サヨ、宣言!

 「元カレ」と誤解されていたユウくんでしたが、
 いやいや、ここでサヨが、ついにハッキリと、自分の恋人であることを明言!

 ユウくんに対して、クールにドライに接しつつ、激しくカツを入れたりもして、
 どうしようもなくイラつきながらも、しっかり宣言していたのが、たまりませんでしたよ!
 う~ん、やっぱり愛なのでしょうね~ヒューヒュー!

 あれだけ、ユウくんとの関係について、言及されたがらなかったサヨが・・・
 と考えつつ、妙な感慨深さを覚えてしまいました(^^;

 そして、それを見ていたマキ、サヨが苦手だった彼を好きになったという点に、
 思うところがあったようで、さらに赤面しまくっていたのは、自覚への大きな前進ですかね。

 などなど、様々な混乱がありながら、サヨ&ユウの絆が深まった(?)今回。
 まずは一組、落ち着いた感じですけども、問題はまだまだ山積み。

 エノがハル会長から逃げ出した件は、どうなってしまうのか?
 マキがヤンへの意識に自覚を持ち始めている件は、どこまで行くのか?
 リコとナギの過去の因縁は、どのように解消されるのか・・・?

 そして、それぞれの進展も気になりつつ、今後も楽しみです!
 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

 


◆ まんがライフ 感想➁

2015年10月22日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2015年12月号 のつづきです。

 ①は、『化野さんはすでに死んでる。』 『先生ロックオン!』です。
 
 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、清少納言に縁談来る・・・!?
 しかも、お相手があの方というので、状況は加速しまくり!?
 何だか妙な妄想と誤解が愉快でしたけど、さて、どうなることやら(´▽`;)

 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生)

 文化祭で、姉妹対決!?

 ハルさんとアキさん、それぞれのクラスがやる喫茶店で、高い売り上げを出した方を、
 後継者にすることを宣言した父上ですが、それが徒然くんの発案というのは、面白い。
 そして、このことで“本性”をハルさんにさらしたアキさん、臨戦態勢です。

 そんな姉妹対決へ盛り上がってゆきましたけど、ハルさんがクラスでリーダーシップを
 とれるほどに慕われていたのは、何というか、感慨深いものがありましたね~。
 高飛車気質が空回らなくなったという指摘が興味深いです。 高飛車もハマれば強い!

 ハルさんには徒然くんがいて、かつクラスの人々のことを考える余裕がある。
 では、アキさんの方は・・・? という比較が気になりつつ、勝負の行方が楽しみです!

 

●うしろのご先祖さま (勇人 先生) 

 コミックス2巻は、11月17日発売! そんな今回、停電で真っ暗!

 梅さんがアニメ「プリティローズ」の神回を楽しんでいた所、突然の暗闇が!
 停電ということで、菜々緒さんのもとへ、静さんと及川くんとシオンさんも合流。

 お風呂に入っていた菜々緒さんに対する、及川くんの反応に笑ったり、
 下着をとって戻って来た彼に、シオンさんの制裁が加えられていたりと、愉快でありました。
 シオンさんから隠れるご先祖さまたちでしたが、彼女への粋な“プレゼント”が素敵でしたね。

 

●紡木さん家の場合 (碓井尻尾 先生)

 母が仕事へ戻ってゆき、紡木家はふたたび血で血を洗う騒乱の渦へ(ぇ

 そんな中でも、いつも通りの結ちゃんが面白かったり(^^;
 そして、菊池さんが飛ばされた下着を取りに来て、それがアヤさんの物だったから、
 男どもの反応が愉快でありました・・・ 母上が行ったあとでよかったね!

 また、杉山くんに「かわいい女子」と一緒に歩いていたことを指摘された夏くん。
 けれど彼には心当たりがない、と思ったら、なるほど納得、あの人でしたか(´▽`;)
 「女子」と間違われてもやむなしですけど、それにしても杉山くんが面白すぎでした!
 あと、副会長くんも。

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生) 

 一香さん、迷子を案内するの巻。

 手袋を編むための毛糸を買いに行った一香さんでしたが、そこで迷子の子に出会い、
 一緒に母親を探してあげることに・・・ はじめ怖がっていた迷子くんが、
 一香さんの言葉にじわっと来ていたのは微笑ましかったものの、やっぱり怖がっていて笑!

 しかし、迷子くんの母上を見つけられたまではよかったのですが、
 今度は一香さんが迷子になってしまい・・・ という展開が、少しハラハラでしたね~。
 ところが、一香さん自身は何とも思っておらず、家族の方が心配し通しで、
 そんな落差からうかがい知る、家族の形が素敵でありました。

 

●となりのエロチカちゃん (後藤羽矢子 先生)

 不審人物の「不審」は、偏見か否か・・・?

 学校の近くで不審人物がうろついていたというので、下校時に警戒するよう言われる生徒たち。
 ですが、恩納くんは「不審って定義があいまい」だと述べています。
 「ニヤニヤ歩いてる」のが不審と女子は言いますが、恩納くんには「そんなの普通」で笑った!

 外見だけで犯罪者扱いされてしまう世の中を呪う恩納くんでしたけど、
 エロチカさんに近づく“不審者”を見かけて、飛びかかっていたのは、言動が一致してないぞ(^^;
 まあ、エロチカさんを心配してのことでしょうけど、やはり“不審”は誤解だとわかって、ひと安心。

 とはいえ、世知辛さを感じてしまう内容ではありましたね。
 ただ、実際の不審者については、表に出てくる情報だけではよくわからないこともあるので、注意。

 

●白衣さんとロボ (柴 先生) 

 連続ゲストの最終回! そんな今回、秋の情緒にひたるロボさん。

 でしたが、花より団子ならぬ、紅葉より焼き芋な白衣さんが可笑しい。
 お芋を焼いたり、七輪で秋刀魚を焼いたりするのは、ロボさんの仕事で、
 白衣さんは、読書したりロボさんの調理した物を食べるだけ、という関係が面白い(^^;

 ところが、食っちゃ寝していた白衣さん、ふくよかになってしまうのも当然のこと。
 そこで、ロボさんに追われるようにダイエットする姿が、いつものクールさがなくなってて
 愉快でありました(´▽`;) この“2人”のやりとり楽しいので、もっと読みたいですね~。

 

●ななこまっしぐら! (小池恵子 先生)

 夫婦と言えども、しょせんは他人・・・

 なんて始まった今回、不穏な雰囲気ですが、まさか、ななこさんとタクさんに異変が?
 どうも、互いに嘘をついているという話らしく、本作始まって以来の夫婦の危機!?
 とか考えてしまいましたが、嘘は嘘でも、相手を思いやっての嘘というのが、2人らしい。

 とはいえ、タクさんが長期出張で家を空けることになり、その間、気力の乏しさに
 比例するように、ななこさんの存在感が薄くなっていたのは、面白かった!
 汐路さんにせよ、やっくんたちにせよ、気づかないほどとは(^^;
 そして、ななこさんよりも「元気」だという友人たちが、気になります!

 

●キャバはじめました (忍田鳩子 先生) 

 アゲハさん、二日酔いするの巻。

 キャバクラに二日酔いはつきものということで、対策や処置の話などは割と興味深い。
 まあ、益子さんの処置は、庶民には難しいものでしたけど(^^;
 二日酔いはキツイですからねえ・・・ お金さえあれば(ォィ

 そして、話は酒の上での失敗になってましたが、「記憶がない」というのは恐ろしい。
 私はそこまで酔ったことないのでわかりませんけど、想像するだに怖いものですよ。
 けれどラスト、アゲハさんのプロフェッショナルな姿には、安心しつつ大笑いでした!

 


◆ まんがライフ 感想①

2015年10月21日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2015年12月号

 

 表紙は、秋の装いミカちゃん!
 紅葉の舞う中で、少し暖かそうな服装が、季節を感じさせます。
 他、新連載、ゲスト、人気作など、色々!
 
 

 今月の「若作りよりも・・・で賞」は、『わくわくワーキング』より、みおさん!

 

 秋の夜長の魔力にハマったみおさん・・・!?

 夜、ネット通販でコートを購入したみおさんでしたが、
 届いたのは、なんとも可愛らしいフリフリのコート(^^;

 月見酒で酔っていたのもあってか、「かわいい服着て」高沢くんに見せようと
 思ってしまったのが運の尽き! 自分には似合わないと、困ってしまうわけですが・・・

 そこで、佐々木さんに譲ることになり、ひと安心。
 と思ったら、ここで佐々木さんが機転を利かせていたのは、楽しかったですね~。
 その機転のおかげで、みおさんが【大切なこと】に気づけていたのは、とても良い事でした。

 若作りというと言葉が悪いかもしれませんが、無理に若く見せようとするのではなく、
 年相応の素敵さを演出できた方が、ずっと魅力的に見えると思うのですよね。
 若くあろうとするのは良いことですけど、若さにこだわると、墓穴を掘るかも。

 なんて考えてしまったお話でしたが、ラストのみおさんと中野くんには大笑゜(*゜´∀`゜)゜
 中野くん、勘が良すぎー。

 

 

【連載スタート!】
●化野さんはすでに死んでる。 (晴瀬ひろき 先生)

  

 中途入社のデザイナーさんは、ゾンビだった!?

 ゲストを経ての連載スタート!
 化野あやのさんは、ゾンビさん。
 不死者の存在する世界で、ふつうの働くゾンビさんのお話です。

 遅刻の理由が、転んで腕がとれたから、という化野さん(^^;
 さらに転んで、眼球まで飛び出していたのは、もはやホラーの世界!
 なのですが、そこがギャグになってしまうのも、ゾンビゆえ!?

 
 そんな彼女の指導係にしてツッコミ役なのは、人間の一条鼎さん。
 腕がとれたり、眼球が外れるのを、まるで脱臼程度に扱う化野さんに、
 ナイスツッコミ入れています(´▽`;)

 けれど、化野さんのゾンビジョークには、一条さんも困惑しまくり。
 化野さんがローズヒップティーを淹れてきたと思ったら、「ブタの生き血」とか言うもので、
 思いっきり噴き出していたのは、笑゜(*゜´∀`゜)゜ 化野さんは、ジョークのつもりだし。

 それもこれも、ゾンビジョークで親しみを持ってもらいたいという化野さんの考えゆえ・・・
 ですが、どう考えても化野さんが、親父ギャグ思考なのが原因にしか見えなくて、面白。

 
 とはいえ、お仕事は真面目にやるし、たまにギャグかますものの、
 一条さんのお手伝いもするなど、化野さん良い人・・・もといゾンビさんでしたね。

 2人で食事へ行ったり、お酒を飲んだりする様子が、これまた愉快でありました。
 などなど、ゾンビがふつうに存在する世界で、ふつうに働くゾンビ化野さんのお話。
 一条さんとのコンビもハマっていますし、連載スタートとのことで、今後も楽しみです!
 
 
 
 

【ゲスト作品】
●先生ロックオン! (神堂あらし 先生)

  

 コミックス2巻、11月17日発売!

 先日「まんがライフオリジナル」にて完結した本作品。
 教師と生徒が再会した後、お付き合いすることになり、13歳の年の差なんのその
 といった感じに、ラブコメしちゃう(?)4コマ作品です。

 今回は、一樹くんの提案で「先生禁止」になる京子さん。
 要は「俺の彼女モード」になってほしいとのことで、遊園地へ向かいますが・・・

 
 やはり、先生モードに入って、あれやこれやと注意し始める京子さん(^^;
 そんな所が、面白くも可愛らしかったりするわけですが、今回は「彼女モード」。

 けれど、どうしてよいかわからないというのも、これまた可愛らしかったり。
 そこで一樹くん、「腕組んで」と提案してくるのですが、恐る恐る手を近づけつつも、
 腕を組むまでいけずに恥ずかしがる京子さん、めさかわでした。(めさかわ=めっさ可愛い)

 なんて、やりとりをしていたら、やたらとくっつきまくるカップルが1組。
 と思ったら、それが室戸くんたちだったものだから、やや引く感じの2人が面白かった!
 室戸くんとまもるさんも、何だかんだで仲良しでしたね・・・ ケンカもしてたけど(´▽`;)

 
 そして、ジェットコースターやメリーゴーランドに乗って、デートを満喫する2人。
 ジェットコースター好きな京子さんが、「彼女的行動」で、もう1回乗りたいなんて
 ねだっているのが、またまた可愛いものの、一樹くんはジェットコースター苦手で、笑!

 最後は、観覧車でシメとなっていましたけど、ここでの京子さんの「彼女的行動」に、
 一樹くんが混乱していたのは、大笑いでありました゜(*゜´∀`゜)゜
 いつもは、一樹くんの方が、京子さんを困惑させることが多いのに!

 などなど、素敵なデートとなった今回のお話。
 本作は完結しておりますが、コミックス2巻は、11月17日発売とのことで、
 まだまだ終わっておりませぬ・・・ということで、コミックス完結巻、楽しみです!

 

 

【新人4コマ杯 9月期月間賞】
・ぼくと神さま? (中西 先生)

 

 想い人に話しかけることもできない少年に、神様が手助け・・・?

 好きな人を物陰から見つめるだけの少年に、話しかけてきたのは神様!?
 地中から「にゅっ」と現れた少女の姿をした自称・神様は、
 少年の願いをか叶えると言ってきていますが・・・

 なんて始まるお話。
 少年は、さっそく「好きな子と両想いに」と願いますが、
 もちろん、そんなうまい話はないわけで、そのかわされ方が面白かったり(^^;

 編集部コメントによれば、
 「使い古されたような手法でも組み合わせ次第で新鮮に映ることを示した」とあり、
 なかなか興味深そうですので、つづき読んでみたいものですね!

 

 「賞までもう一歩」の作品は、『四谷快談?』(やざわん 先生)!
 お寺の娘さんと、彼女をモデルに小説を書きたいという少女、2人のお話っぽいですが、
 「四谷怪談」と結びつくのかどうなのか、「快談?」という点も気になりますね~。
 
 

②へつづきます。
 


◆ まんがタイムきららミラク 感想➁

2015年10月19日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2015年12月号 のつづきです。

 ①は、『桜Trick』 『ゆるキャン△』 『ドリーの調査報告書 ~女の子しかいない惑星~
    『あじさい*プラネット』『かんきつパンチ!』 『よろず屋アルケミスト』
です。
 
 

●音無さんは破壊神! (ちゅー太 先生)

 神、勝利す・・・!?

 空の上のさらに上にある神の家で、負けたことを盛大に悔しがる神様(^^;
 そんな神様のツッコミ役になっているのは天使さんで、神様と違って落ち着いた女性。
 といっても、けっこう神様に対しても容赦ないあたりが、愉快でした!

 そして、ふたたび音無さんに挑む神様でしたが、やっぱり勝てない・・・
 と思いきや、勝負の土俵を変えたところ、何と勝ててしまった!?
 喜ぶ神様が可愛らしかったりもしましたけど、うん、無意味な勝利で笑゜(*゜´∀`゜)゜

 

●幸腹グラフィティ (川井マコト 先生) 

 コミックス6巻は、12月発売! そんな今回、リョウさんと母上。

 年末、リョウさんと過ごせることになった母上、嬉しそうに準備をしてます。
 きりんさんも帰省したため、母娘2人の時間となり、互いに喜ぶ姿が微笑ましい。

 のですが、2人の時間を過ごす中で、リョウさんがこれまで独りでいたことを
 実感してしまった母上が、娘のことをもっと知ろうと、歩み寄り始めるのですが、
 ここでリョウさんが“オーバーヒート”していたのは可笑しかった(´▽`;)

 年越し蕎麦の食べ方が荒れてしまったり、ちょっとギクシャクっぽくもありますが、
 さて、明さんも加わりつつ、母娘の関係がどうなってゆくのか、後編が楽しみです!

 

●カラフル・マキアート! -魔法少女は戦わない。- (飴色みそ 先生)

 ベッドから落ちただけでも、魔法少女に変身してしまうみのりさん。

 元からドジっ子ゆえに、あちこちで変身していて面白い(^^;
 そして、まだ魔法少女になれていない栞さんも加えて、部活動を開始。
 理子先輩の指導により、特訓をすることになりますが、変身して走るとか羞恥プレイ!

 さらに、理子先輩も変身して、リスのようなコスチュームが可愛らしかった。
 みのりさんから「可愛い」と言われて、照れる姿も、これまたよろし。
 しかし、運動できないみのりさんの体力の無さは、ハンパなかった(´▽`;)
 また、ひょんなことから、まさか栞さんまで変身していたのは大笑! それで、いーの!?

 

●アンネッタの散歩道 (清瀬赤目 先生) 

 教会は、妖精にとっては敵・・・!?

 クリスマスが近づき、教会の話が出てきたことで、メイヴが怯えていますが、
 やはり妖精にとって教会は、危険な存在ということなのでしょうね(^^;

 そんな中、アンネッタが再会する少女ブリギット(通称ビビ)。
 アンネッタは、彼女が理路整然としている「科学」の人だと認識していて、
 メイヴたち妖精の存在を、暗がりから照らし出してしまうと考えている様子。

 ゆえに苦手なタイプのようですが、ビビの方はアンネッタと仲良くしたいようで、
 そんな2人の会話が、微笑ましげに楽しかったですね~。
 そして、科学の発展に興味津々のメイヴ、否定的なアンネッタという対比も面白く、
 さらにアンネッタに起きた異変・・・ 不安含みで、気になる展開です。

 

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

 コミックス2巻は、11月発売! そんな今回、昇格試験当日!

 試験官は時江さん、佐久隊長が警備する中、各茶屋ごとにチームとなっての試験。
 ということで、棗屋の4人組が一緒になって挑むのは、巨大迷路!?
 そこで「
鍵矢」を探すことが課題となっていましたが、合格できるのは3チームのみ。

 しかも、迷路内では「鬼」が邪魔をしてくるという本格的なもので、盛り上がりますね。
 ところが、ここで千矢さんに、「得意な占いがない」という問題が浮上!
 そこは紺さんの励ましと、メンバーたちの支えがあって、前向きになれていたのは重畳。
 見開きで描かれる巨大迷路の入り口と、4人の表情が素敵でしたが、さて、どーなりますか!?

 

●ミソニノミコト (PAPA 先生) 

 なぜか瑞穂さん家で、お祭り2次会!

 神様も人も集まって来て、にぎやか雰囲気が楽しいです。
 そんな中、神棚から感じる視線・・・ そこにいたのは「この国で最も尊い神」!?
 ということで今回、天照大神(アマテラス)さまが登場~!

 と思ったら、天岩戸の逸話のように、閉じこもって出てこない所を、
 たこ焼きで誘い出していたのは、愉快でありました(´▽`;) たこ焼きにつられる神・・・
 しかも小さくて可愛らしく、それでもツクヨミさんの姉だったりと面白い。

 しかし、となると、スサノオさんもいるということですよね~登場が楽しみです。
 また、アマテラス様を連れ帰るため、タヂカラオさんも出てきて、神様の大盤振る舞い!
 いやはや、何とも楽しい祭りの後、でしたね。

 

●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生)

 ボスキャラ相手に、集団で共同戦線・・・と思いきや?

 最終的にボスドロップを入手できるのが、与えたダメージの多いパーティということで、
 共闘とはいえ、競争になってしまうのは、やむを得ない所。
 しかし、ボンさんの挑発によって、場が混乱してしまい・・・

 ゾンビを引っ張りまわして、他パーティに迷惑をかけつつ、その仕返しをされたりと
 混乱は極まって、大変なことになっていましたが、何だかんだで共闘成功!
 キャロさんの「顔文字」が、PC前のあずきさんや千絵理さんがウケていたのは、楽しかった。

 そして、迷惑をかけてしまったパーティとの共闘シーンは、爽快感ありましたね。
 翌日の佐藤さんが、成し遂げた感で高揚していたのも、よかった~。

 

●ハートオブtheガール (奥たまむし 先生) 

 クリアした少女のデータは服を着せないと裸のまま・・・!?

 そんな機能に喜ぶのぞみさん、変態さんです(^^;
 しかし、カコイさんがらみで、のそみさんを恨むアキさんと行動を共にすることになり・・・

 なんてお話でしたが、かつてアキさんが登録した少女が、大人になっても未クリア状態で、
 その原因は同性の幼なじみへの片想いということもあり、のぞみさんが攻略をめざします。

 乗り気でないアキさんを振り回すのぞみさんのパワーが、むしろ頼もしく感じられたり、
 キレイなお姉さんも攻略対象だったりと、いろいろ面白かったですね~。