五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららミラク 感想①

2015年10月18日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2015年12月号

 

 表紙は、10月27日にコミックス6巻が発売の『桜Trick』
 「秋桜満開!」な中で、スミスミ会長を中心に、春香&優が楽し気です。
 
 

 今月の「謎に迫りつつあるで賞」は、『リメインズ・JC』

 

 今回、過去回想で、ひまりさん話・・・と思いきや、そっくりさん?

 なんと、桐島さんの妹ということで、彼女を中心に話が進んでいましたが・・・
 これが驚きの内容で、世界の謎の真相に迫りつつある雰囲気でしたね~。

 過去では、妹さんと宮田が知り合いで、なおかつ、ひまり&るいも加わり、
 とうぜん桐島さんもいて、仲良しになっていた時期があったと判明!

 これで、桐島さんの望みが生み出した世界説が、いっそう真実味を帯びたことに。
 宮田の存在がネックであったはずの説が、これで何の問題もなくなって、
 やはり世界から人が消えたのも、桐島さんが原因の可能性が高まったわけですね。

 ただ、妹さんと“再会”しても、宮田たちがよくわかっていない風だったのは、気になる所。
 まだ相手を確認していないだけかもしれませんけども、さて、どうなってゆくのか、
 期待が高まります。

 

 

【10月27日、コミックス6巻・発売!
●桜Trick (タチ 先生)

  

 ふたたび、卒業・・・

 新たに迎えた卒業式、前回は美月さんたちでしたけど、
 今回は、スミスミさんを送り出すことになった春香さんたち。

 ・・・ですが、登校の際、優さんのしまぱんを確認する春香さんに笑!
 しかも、いちいち優さんに言ってるし(^^;

 また、春香さんの髪型が変わっていることに、優さんが気づいていない
 と思ったら、自分から言い出すのを、優さんは待っていたとか・・・

 それは、春香さんがスミスミ会長に、リボンをあげたためなのでしょうね。
 そのことを春香さんの口から聞きたかったという心情は、何となく良い感じでした。

 
 そして、けっこう意外だったのは、楓さんが涙もろかったこと。
 いつもヒョウヒョウとした雰囲気の彼女が、スミスミ会長の卒業に、
 かなりナイーヴになっていたのは、微笑ましかったですね~。

 そこで、ゆずさんが、楓さんにイタズラを仕掛けようなんて言い出していましたけど、
 これも楓さんを元気づけようとしてのことだというのは、微笑ましさ倍増でした。

 
 卒業式本番は、送辞なのに、やはり泣いてしまう楓さんもよかったですし、
 堂々とするスミスミ会長の答辞も、素敵でありました。

 ただ、雨で桜が散ってしまったため、少し寂しい感じになっていたのは、残念・・・
 と思ったら、ここで優さんが、ナイスアイデア!

 5人で“花を咲かせる”、まさに「桜トリック」な演出が、素晴らしかった~。
 これで、スミスミ会長はじめとする卒業生にとって、心地よい門出となったでしょうね。

 ラストは、春香&優の絆でシメ。
 優さんから春香さんへの贈り物が、2人の仲をさらに深めていたのは、好感触。

 桜散り、新たに迎える季節は、最後の1年への始まり・・・
 次の卒業は、まだ先とはいえ、考えずにはいられないものとなりました。
 はたして何が起きるのやら・・・ 気になりつつ、今後も楽しみです!
 
 
 
 

【11月12日、コミックス1巻・発売ゲスト!】
●ゆるキャン△ (あfろ 先生)

  

 少女たちのアウトドア・ライフ!

 「きららフォワード」からのゲスト!
 1人でキャンプをするのが趣味のリンさんが、
 富士山好きの少女・なでしこさんと出逢い、アウトドアする4コマ作品・・・かな?

 「フォワード」は、頻繁には読んでいないもので、ほぼ初見な作品でして、
 よくわかっていないのですが、だいたいそんな雰囲気でしょうかね。

 トビラの少女は、なでしこさん。
 所属する野外活動サークル(野クル)の初キャンプに参加する予定で、
 それを楽しみにしている様子。

 ロッキングチェアでまったりしながら、スマホで、リンさんや部長の千明さんと
 やりとりしている所が、アウトドアながらも、不思議と独りを感じさせませんね。

 一方、リンさんもデイキャンプで、くつろぎ中。
 使っているイスをロッキングチェアにして、おさまりの良い感じにしてから、
 読書を楽しむさまは、独りを楽しむすべに長けている印象でした。

 そんな、2人それぞれ個別のまったり感が、妙にシンクロしていたのが可笑しい。
 なんて感じに、アウトドアまったりライフが魅力的な作品っぽいですね。
 11月12日に、コミックス1巻が発売とのことで、注目です!
 
 
 

【ゲスト作品】
●ドリーの調査報告書 ~女の子しかいない惑星~ (村上メイシ 先生)

  

 少女が潜入調査するのは、性別がない惑星!?

 ドリーさんが、姉ケイさんから聞かされた調査の内容。
 それは「性別が無い惑星の調査」!
 ケイさんでは条件に合わないため、年少のドリーさんに白羽の矢が立ったようですが・・・

 と始まったお話。
 性別が無いといっても、そこの住人たちは、みな少女のような外見で、
 ドリーさんが最初に出逢ったジロさんも、35歳なのに外見少女というからスゴイ(´▽`;)

 そのジロさんに合わせて、学校へ通うことになったドリーさん。
 そこで、様々な少女に出会うわけですが、やはり普通ではない雰囲気が、
 少しずつ描かれているのが、なかなか面白かったですね~。

 生まれて3ヵ月の少女マイさんは、料理が下手ではあるものの、
 なぜかレシピは「いっぱい引き継いでる」らしく、そのあたりが謎。

 ドリーさんと一緒に、片づけをしていたシュンさんは、
 なぜか手に触れられることを極端に恥ずかしがっていて、やはり謎・・・
 と思ったら、とんでもない事実が明かされて、この星の住人の謎が深まるばかりでしたね。

 などなど、様々な謎が引きつけてくれた本作品。
 性別の無い惑星の秘密とは何なのか? ドリーさんの調査はどうなるのか?
 連続ゲストとのことで、期待です!

 

 
 
●あじさい*プラネット (知梨 先生)

  

 女性2人の共同生活は、あまりうまくいってないようで・・・?

 一緒に暮らす女性2人、小春さんと秋乃さん。
 年上で働いているけど、だらしない小春さんに、
 学生の秋乃さんはイライラしている様子で・・・

 といった感じの冒頭。
 秋乃さんは年上の春野さんを「あんた」と呼んで、少し冷たい印象。
 それに対して、ちょっと子供っぽい小春さんという対比が、2人の関係を示します。

 小春さんは、ベビーシッターなのでしょうか、桜ちゃんというお子様の世話をして、
 おままごとで、犬役をさせらていたのは、大変そうでしたけど、可愛く楽しかった!
 それを偶然、目撃した秋乃さんが、小春さんの大変さを理解していたのも、面白い。

 そして、帰宅して散らかっているのを見た小春さん。
 これではイカンと、秋乃さんにお詫びをしようと、色々していたのは好感触。
 さらに、秋乃さんも自分の言葉を反省して、2人が和解できたのは、爽やかでしたね。

 また、ちょっと怖そうなギャル風のお隣さんや、優しそうな大家さんなど、
 2人の周囲にも、気になる人々がいて、期待が高まります。
 小春さんと秋乃さんのやりとりも、新鮮な感じでよさげでしたし、連続ゲスト、楽しみです!

 

 

●かんきつパンチ! (しぐれうい 先生)

  

 デザイン科の少女たち・・・ですが、何やら変わった少女が?

 蜜柑さんは、高校生なりたて少女。
 普通科とデザイン科のある学校で、オリエンテーションの林間学校に参加。
 そこで、デザイン科の少女たちと出逢い・・・

 と始まった本作品。
 まず、美人という点に目を引かれた蛍さん。
 蜜柑さんに「かわいい」なんて言われて、慣れていないのか照れる蛍さんが可愛かった。

 そして、課題を出された際に、チームになった実桜さんとすずさん。
 実桜さんは、ふわふわぽわぽわな感じで、すずさんは、見た目怖いのに腰が低い少女。
 どちらも可愛らしくて、そんな4人で課題の「色相環」に取り組むことになるのですが・・・

 デザイン科には、「うっかり」入ってしまった蜜柑さん。
 やたらと不器用で、失敗ばかりしているのが、愛嬌あるというか、残念というか(^^;

 そこで双子の妹・柚さんの話などもしてましたが、その後、蜜柑さんに置きた異変。
 これは、かなり面白いポイントになっていましたね~。

 普通科に入る予定だったものの、「うっかり」デザイン科に入ってしまった蜜柑さん。
 その秘密が垣間見える展開に、引きつけられてしまいました。
 他3人の少女たちの個性も魅力ありましたし、連続ゲスト、期待が高まります!

 

 

●よろず屋アルケミスト (桜もち 先生)

  

 錬金術を使った雑貨屋さん。

 観光客でにぎわう温泉街にある雑貨屋さん。
 その店主をしているのは、アズキさんという少女。
 1人で店をやらねばならないものの、なかなかお客さんは来ず・・・

 と始まったお話。
 術を学ぶには、自力でお金を稼がなくてはならず、1人でお店をするアズキさん。
 しかし失敗も多く、落ち込み気味で、何となく寂しい開店となっていました。

 お客を呼ぶために作ろうとした魔法のぬいぐるみは、失敗で変な生き物になってしまい、
 それにコカトリス君と名付けて、呼び込みをしてもらうことに。

 そんなコカトリス君が、お客第1号となる女性を連れてきますが、
 アズキさんの可愛らしさに「ペロペロしたい!」とか言い出していて、笑゜(*゜´∀`゜)゜

 佐倉もなかさん、可愛い少女好きの変態さんではあるものの、
 明るく元気な様子が、ちょっとお店を明るくしていたのは、なかなかよかったですね。

 でも、もなかさん、お金がないらしく、この店でバイトしたいと語り出し、
 お金はいらないから「ペロペロ」させてと言っていたのは、可笑しすぎでした!

 そして彼女の助言で、お店もお客を呼べそうになりましたし、
 2人で接客する様子が可愛らしく、また「ペロペロ」もいかがわしい感じでOK(ォィ
 連続ゲストではないようなので、ぜひとも、つづきに期待です!

  

②へつづきます。