2015年8月号
今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
表紙は、マキ&スズ!
組み合わせをフリーにしてきたのですね~。
スズの後ろから手を回すマキ、2人の笑顔がステキです。
今月の「BL好きで女性好きで賞」は、『リビングにGペン』より、佳代子さん!
ヒロミくんがやってきて1週間・・・
まだまだ彼に慣れないゆうみさんですが、佳代子さんは平然。
そこで、佳代子さんは気にならないのかと質問するゆうみさんでしたが、
彼女の答えが、なかなか面白かった!
「女の子しか好きじゃないから」とか言っちゃう佳代子さん。
それでいて、彼女の描く漫画は「BL」なのだから、なんとなく矛盾しているようにも
思えてしまいますが、「そこはファンタジー」と言い切っていて、納得・・・かな(^^;
そんな佳代子さんの嗜好が興味深かった今回でしたけど、
肝心のゆうみさんとヒロミさんの関係も、ゆうみさんが自己を省みたことで、
落着の方向へ進んでいたのが、とても爽やかに感じられてよかったですね~。
ここから、どのようなシェア生活が繰り広げられるのか、楽しみです!
【7月7日、コミックス9巻・発売!】
●ミッドナイトレストラン7to7 (胡桃ちの 先生)
ワビさんとデートなオリさん・・・?
そこで、美味しいスイーツを食べる2人ですが、マサさんのスイーツや、
7to7の料理に慣れている両者には、インパクトが足りない感じ?
いえいえ、ワビさんもおっしゃっているように、
「この後が楽しみすぎて」味を気にしていられない様子。
とはいえ、メレンゲを高野豆腐とか言っちゃうオリさんは、いかがなものか。
店の人が、2人をグルメブロガーと勘違いして、戦々恐々だったのは気の毒!
なんて感じでしたが、その後2人は、ワビさんのウェディングドレス選びへ。
なるほど、これじゃあスイーツの味も、気にしてられないわけですねえ。
選びきれないほど、素敵なドレスの数々を眺めて、感激するワビさん。
彼女の好みは、シンプルで大人っぽいマーメイドラインのドレス・・・
ですけど、マサさんの好みは、やっぱりフリフリなのでしょうねえ(^^;
といった風に、ドレスについて、あれこれ考える2人の様子が面白い。
のですが、そこで突如、店側に困った事態が起きてしまい、2人が頼られる展開に。
はじめはお断りする2人だったものの、みごと店員さんに乗せられていて笑!
店員さん、この2人を手玉に取るとは、なかなかやる人と見た。
その結果、ドレスを着た2人の姿が麗しい!
まあ周囲の人たちが、本職のモデルさんよりもキレーとか言っていたのは失礼ですが、
それだけ素晴らしかったということなのでしょうね。
そんな2人の晴れ姿(?)が拝めて眼福な今回でしたけど、
ここで、妙な流れになってしまい、【タダではなすまない】という展開に・・・
はてさて、いったいどーなってしまうのか? ということで、今後も楽しみです!
【2本立て!】
●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生)
戦国武将に詳しいほうがイイ・・・?
お偉いさんから、自分を戦国武将に例えるよう言われ、
軽く失言したことで、静岡へとばされた雲春くん、武将の話題は苦手な様子。
しかし、静岡県といえば、徳川家康公!
上司さんから「オレの部下なら徳川家康と小堀遠州の名前は覚えとけよ」
なんて言われているのは、大笑いでしたよ!!
家康さんはメジャー中のメジャーだから良いとしても、
まさか小堀遠州の名前が出てくるとはね・・・
いや有名ですけど、家康クラスからすればマイナーですから(^^;
りん子さん曰く「犬も歩けば家康公の遺構にぶつかる勢い」な静岡県。
しかし、そこへ現れた山梨県の方が、ご当地戦国武将・武田信玄公を持ち出せば、
もはや戦争状態の勃発といっても過言ではないでしょう(ぇ
私などは、戦国時代の話題はどんと来い派なのですけども、
雲春くんのような人にとっては、キビシイ話題なのかもしれませんね・・・
まあ、清水の次郎長になると、詳しくは存じ上げないので、私も困りますが。
ここで、雲春くんが地元への思い入れについてぼやいてましたが、
それに対するりん子さんの返答が、なるほどと感じてしまいましたね~。
東京の人は、地元の優れたモノをあえて主張する必要がないというのは、納得かも。
そこへ割り込んできた桐島さんの「お姫様体質」についての解説も、
わかるわかるといった感じで、興味深く面白かったですね~。
そしてこの間、りん子さん家が水商売をしていることを知った雲春くん。
そのことを気にするりん子さんといった雰囲気でしたけど、
雲春くんが、まったく重要視していないあたり、何とも彼らしい。
りん子さんは「いい人」なんて考えてましたが、
まあ、どうでもいいことだと思っているのでしょうね、彼(^^;
それはそれで、「いい人」なのかもしれませんけども。
さらに、今回は2本立てで、りん子さんが東京にいた頃の話が描かれています。
建築デザイン事務所に就職するも、仕事が固すぎて、うまくいってない状況。
しかし事務仕事は完璧なのが、さすがりん子さんといった感じで面白かったり・・・
ところが、彼女が静岡へ帰るきっかけとなった出来事が、いかにも「東京」といった
モノに負けてしまったから、というのは、申し訳ないけど、笑ってしまいました!
う~ん、気の毒(^^;
などなど、2本立てだった今回でしたが、
家康話は私も興味あるので、ガンガン攻めてきてほしいですね(ぇ
なんて思いつつ・・・ 今後も楽しみです!
【新人賞@まんがタイムスペシャル】
・ロッキング少女なんですの (一岡一二三 先生)
クラスメイトのお嬢様は、ハードロッカー!?
美人でお金持ちのお嬢様・音乃宮さん。
クラスメイトである彼女に憧れる山田くんでしたが、
ある日、ライブの前座で彼女が歌っているのを見かけてしまい・・・
といった感じのお話ですが、そこでの音乃宮さんは、
いつもの清楚さとは全く違った、騒がしく暴れまわるロックな人になっていて、
そんなギャップが面白味になっています。
その姿をみた山田くんは呆然としつつ、信じられないといった風ですが、
さて、ここからどのように人間関係が描かれてゆくのか、気になりますので、
つづきに期待です!