五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららキャラット 感想①

2015年10月02日 | ◆4コマ誌⑨ 不定期 きららキャラット

2015年11月号

 

 表紙は、『ひだまりスケッチ』、ひだまり荘の住人勢ぞろい!
 何とも豪華な・・・と思ったら、独立創刊10周年記念号なのですね~。
 そこで特別付録として、連載陣による描き下ろしの絵はがきセットが付いてきます。
 これは、お得!
 
 

 今月の「ちこくちこくーで賞」は、『ぱわーおぶすまいる。』より、優白さん!

 

 遅刻だからと慌てている優白さんでしたが・・・

 お約束の食パンはくわえておらず、かわりにお箸と茶碗を持っているのが新しい(ぇ
 そんな風に斬新な「ちこくちこくー」が面白かったのですけども、何か様子がおかしい。

 まるで、昔風のラブコメ・シチュエーションを、宗馬くんと繰り広げていて、
 優白さん、すぐさまこれが夢だと気づいていました(^^;

 しかし、いわゆる明晰夢なので、自分で好き勝手できると自覚するや、
 いつもの優白さんとは違った(?)みなぎり方をしていて、大笑゜(*゜´∀`゜)゜
 まあ、思い通りにいかなかったりもしましたけど、恋する乙女のはしゃぎっぷりが、
 楽しかったですね~。

 

 

【コミックス1巻、ほやほや発売中~!】
●カスタムメイド! (たちつてつこ 先生)

  

 隠れオタクなお嬢様と、一夜漬けスーパーメイドのお話。

 鳳凰路ユウさんは、お嬢様でありながら、オタク趣味をたしなむ少女。
 そんな彼女の専属メイドになったマサキさんは、何もできないメイドさん!?
 と思ったら、何でも一夜漬けでマスターしてしまうスーパーメイドだった・・・

 といった感じの4コマ作品。
 ユウ様の学校生活や、家出のメイド仲間たちとのやりとりなどが、面白味になっています。

 
 今回は、PVづくりをすることになった一同。
 従業員の休みや退職で、大忙しのメイドたちのために、何かできないかと考えるユウ様。
 そこで岡野先生が、メイド募集のためのPVづくりを提案するのですが・・・

 コスプレ大好きのアサヒさんは、衣装づくりは自分がやる気で、前向き。
 モトキさんは乗り気でなかったものの、岡野先生から休暇をもらえると聞いて、前向きに(^^;

 そして、ユウ様も踊る気満々で、可愛らしい。
 のですが、メイドのPVなので踊る必要がないと言われて、涙目でも可愛かった(ォィ
 まあ、その涙で、岡野先生もユウ様を加えることにしてましたけど(当然)

 
 マサキさんは、ユウ様がPVに出ると、ネットに姿が流れることを心配すると同時に、
 踊るユウ様を見たいという煩悩にさなまれていて、どっちつかずになっていたのは、笑!

 なんて感じで、踊りの練習を始める一同でしたけど、やっぱりユウ様は最高に可愛かった。
 岡野先生まで加わった5人のダンス、どんなものだったか気になりますが、
 ラストで轟沈していたのは、仕方ないですかね(´▽`;)

 などなど、PVづくりの現場が面白おかしかった今回。
 可愛いお嬢様とスーパーメイドを中心にした日常風景が、笑いに包まれている雰囲気が
 素敵な4コマ作品、コミックス1巻が発売中とのことで、ますます今後も、楽しみです!
 
 
 
 

【ゲスト作品】
●疾風ういんどみる! (晴野しゅー 先生)

  

 風大好き少女が出逢ったのは、風の神様・・・!?

 かざみどりふうこさんは、風を感じるのが大好き。
 教室でも、風当たりのいい場所を選んでますが、そこは友人・牧島つむじさんの席。
 そこから追い出されて、さまよっていた所、風の神様(?)に出逢い・・・

 と始まる物語。
 その神様、風を感じ、風の動きを見ていただけと言ってましたが、
 ふーこさんには風を操っているように見えただけ、確かにスゴそう。

 そこでふーこさん、つむじさんと共に、「神様の家」へ行くことになりますが、
 まるで幽霊屋敷のようなボロ屋で、そこには謎の水着少女までいて、カオスな事態に!

 なんて感じでしたけど、水着少女は、五十嵐蘭さんというヨット部の人。
 そして神様も、蘭さんの知り合いらしく、クールな神様と騒がしい蘭さんで、
 お笑いコンビ「北風と太陽」になっていたのは、愉快でしたね(^^;

 そんなこんなで、神様に誘われるまま、ヨット部員となったふーこさんたち。
 風を好きな少女と、ヨットの組み合わせというのは、なかなか楽しそうな要素です。

 神様こと神代颯天さんも、ふーこさんを気に入っていて、
 クールでカッコイイはずなのに、どこか可笑しな雰囲気もあって、
 ふーこさんの天真爛漫さ共々、良いキャラクターだと感じます。
 なので、つづきに期待ですね!
 
 
 
 
●すぽっとらいと! (里倉蒼 先生)

  

 魔女の転校生と、演劇と・・・

 上月クリスさん、転校初日から「魔女」だと自己紹介。
 しかも浮いているのだから本物らしく、教室の生徒たちもすんなり受け入れています(^^;
 そして、彼女は演劇をやりたいと思っているようで・・・

 と始まったお話。
 そこで、クリスさんに近づいてきた少女2人、沙夜(さよ)さんと南光(なみ)さん。
 いきなり、クリスさんを縛りあげ、もう1人の部員・八千代さんのもとへ連行します(ぇ

 どうしても部に入ってほしいからと、縛りあげる沙夜さん、可愛いのに少し怖い(´▽`;)
 彼女が会長さんというのだから、この演劇同好会、大丈夫なのだろうか・・・

 なんて心配にもなりましたけど、何だかんだで、沙夜さんが立ち上げた同好会に、
 南光さんと八千代さんが次々に加わったというのは、沙夜さんの人徳なのかも?

 クリスさんは、魔女ではあるものの、失敗ばかりで修行のためにこの学校へ来たらしく、
 不安はあるものの、演劇同好会の一同にあたたかく迎え入れらていたのは、良い感じでした。

 などなど、魔法と演劇の組み合わせという点に、興味深いものを感じる作品かも。
 どのような“演劇”を見せてくれるのか、連続ゲストとのことで、期待です!
 
 
 
 
●ガールズ・スタディ (瀬名慈孝 先生)

  

 受験について語り合う、少女2人のガールズトーク4コマ!

 何やら、勉強に集中している少女・高橋さん。
 しかし周囲が騒がしいため、一喝したところ、部屋を追い出されていましたが、
 そこは部室だったのだから、むしろ場違いは高橋さんだったという(^^;

 そんな彼女と、友人・明菜さんが、受験についてゆる~く語り合う様子が、
 妙に可笑しな4コマ作品になっていました。

 高橋さんの受験への意気込みは、まあまあ本気っぽくもあるのですが、
 やっていることが見当違いで、そのあたりがボケ要素になりつつ、
 明菜さんによるツッコミで、2人のトークがテンポよく楽しめる印象ですね。

 また、文系理系のことも、よくわかっていなかったらしい高橋さんが、
 「文系って楽?」なんて言って、即座に明菜さんから「なめんな」と、
 ツッコミ入れられていたのは、笑゜(*゜´∀`゜)゜

 とはいえ、明菜さんも文系の利点について、うまく語れず威圧されていたのは愉快!
 いやいや文系だって、学問としては大事なものなのですよ、真面目な話。

 などなど、少女2人の受験トークが面白おかしいお話。
 明菜さんの常識人ぶりに、高橋さんの変人ぶりが、良いバランスになっていましたね。
 この絶妙なやりとり、とても楽しいのですが、受験ネタだけでやりぬくのは難しそう?
 とはいえ、つづきに期待です!
  

へつづきます。