五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフ 感想①

2015年08月23日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2015年10月号

 

 表紙は、浴衣姿のミカちゃん!
 さくら&タローも笑顔で、ご満悦といった雰囲気・・・夏ですね~。
 他、ゲスト作品、人気作も色々!
 
 

 今月の「3か月連続ゲストで賞」は、『白衣さんとロボ』(柴 先生)

 

 以前、「まんがライフオリジナル」でゲスト登場した作品ですね。
 この後、2ヵ月連続ゲストでも掲載されていました。

 白衣を着た少女・白衣さんと、彼女がつくったロボットさんのお話。
 ロボをつくれるほどの才能を持ちながら、日々、漫然と過ごす白衣さん。
 その生活サポートをするロボさんというような、2人のやりとりが面白いです。

 今回も、白衣さんの白衣が曜日ごとに違うものだとか、
 世界を救済できるような経済計画を思いつくも、味噌汁飲んだら忘れてしまうとか、
 白衣さんの変わった人っぷりが愉快(^^;

 一方で、ロボさんも、白衣さんの下着を、悪意なく直に洗ったり、
 部品が外れているのを白衣さんに直してもらったりする様子が可笑しかったり・・・

 そんな2人の日常が楽しい4コマ作品で、以前も注目していましたし、
 3か月連続ゲスト、期待です!

 

 

【コミックス2巻、発売中~!】
●となりのエロチカちゃん (後藤羽矢子 先生)

  

 恩納くん、学校を休むの巻・・・

 というのも、プールで溺れた際、エロチカさんに人工呼吸してもらったことが、
 何やら大きなショックだったようで、布団にこもって悶々と(^^;

 夢に見るのは、エロチカさんが艶やかに迫ってくる姿。
 それを「悪夢」と言ってしまうのは、どうかと思いますけども、
 彼にとっては、「3次元」の女性に気を取られるなんて、あってはならないこと。

 3次元に実際に触れてみたら、3次元の方に心がかたむくなんて・・・
 と気にしているあたり、彼らしくて面白い。

 
 と、そこへエロチカさんが、授業のノートを届けにやって来たから、
 さらに面白いことに!

 1人で人工呼吸のことを、やたら気にしていた恩納くんに対し、
 エロチカさんは、色気を発することもなく「あれはただの救命行為」だと断言。
 そんな態度が、何とも頼もしい感じで、よかったですね~。

 ただ、恩納くんの方は、エロチカさんが人工呼吸のことを「気にしていない」
 と言ったときに、ショックを受けていて、おやおや~な感じでしたねえ。

 
 そして、恩納くんとエロチカさんの関係を、誤解(?)する恩納母も愉快でした。
 エロチカさんの声がまぎらわしいから、普通の反応だとは思いますけどね(´▽`;)

 などなど、初めてのキス・・・もとい、人工呼吸を意識しすぎた恩納くんの苦悩も、
 エロチカさんの訪問で落ち着いたようで、いつも通りの日常が帰ってきたわけですが、
 はたして、恩納くんの心中は「いつも通り」なのか、どうなのか・・・

 なんてことを気にしつつ、コミックス2巻も発売中ということで、
 ますます今後も、楽しみです!
 
 
 
 

【ゲスト作品】
●化野さんはすでに死んでる。 (晴瀬ひろき 先生)

  

 中途入社のデザイナーは、ゾンビさん!?

 不死者と呼ばれる人々が存在する世界。
 中途採用で入社してくる人に、ゾンビがいてもおかしくない?
 ということで、「すでに死んでいる」化野アヤノさんの働く姿を描く4コマ作品です。

 「ゾンビですが、死ぬ気で頑張ります!」なんて、
 入社のあいさつで言っちゃうお茶目な化野さん(^^;

 場の空気が凍りつくものの、そこへツッコミ入れてく社員の一条鼎さん。
 あまりのナイスツッコミに、化野さんの首もとれるほど! ・・・って、オイ!

 まあ、ゾンビなので大丈夫なのですが、一条さんの心臓には悪い。
 そこから、一条さんが教育係となり、2人のやりとりが楽しい内容になっています。

 中でも、化野さんによるゾンビ・ギャグが、平然とくり出される所が面白かった!
 ゾンビは人肉を食べる(嘘)だとか、心臓が止まるかと思った(ボケ)だとか、
 一条さんを驚かせたり、ツッコミさせようとしたりする所が、愉快。

 一条さんも、ゾンビということを気にせず接していて、良いコンビ感のある2人。
 なかなか面白くなりそうな気配もありますので、ぜひとも、つづきに期待です!

 

 

【新人4コマ杯 7月期月間賞】
・思春期同盟 (黒丸恭介 先生)

 

 色々気になるお年頃・・・?

 突然、幼馴染の在原莉乃さんから、
 「女の身体に興味はあるか?」なんて聞かれた春田広人くん。

 無難な答えでしのごうとするものの、そこで、やたらと食いつかれ、
 2人して「女の身体」について語り合うことに・・・

 なんて感じのお話っぽいですが、採点では「ネタ」と「キャラ」が高得点で、
 コメントでも、期待値が高いと評されており、きちんと読んでみたい所。
 ジェンダーを見つめるような内容を含みつつ、コメディとして読めそうということで、
 期待したいですね~。

 
 今月の「もう一歩」な作品は、『でんぐり少女』(原作:緑青 先生/作画:ポンタ号 先生)
 様々な場所で、でんぐり返しをしてしまう少女のお話っぽいですが、
 それだけで、どこまで描けるものか、興味あるかもですね。
 

②へつづきます。
 


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