五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月のアルペジオ!

2011年10月02日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2011年11月号より

 コミックス4巻、10月29日発売!! 待ち遠しいー!

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)

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 ハルナ無双、続行中!

 人類に向けられた“真摯な不快感”は、とどまることを知らず。

 キリシマさんに連絡をとりながら、縦横無尽に暴れまわるハルナさん。

 不安感も大きいけれど、なんとも頼もしい活躍ぶりです・・・ “人類の敵”なのに(^^;

 

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 刑部邸を襲ったのは、陸軍であると判明。

 中央政府の意向というよりも、陸軍の独断専行・・・ どっかで聞いたようなアレですな(;´`)

 でもねえ、陸軍悪玉論(海軍善玉論)というのにも、ずいぶん誤解がありましてね(以下略)

 

 それはともかく、陸軍の面々は「霧」との戦いでは蚊帳の外であったことを、

 忸怩たる思いで受け止めてきたらしく、その反動もあってか無茶をしたといった風。

 実際に軍を動かしたのは、第3東部方面軍の三峯氏。

 まあ、これが事実なのか、責任の押しつけなのかは判然としませんが、

 今後登場するのでしょうかね? いや、陸の人じゃ出番はないか・・・?

 

 

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 今回、北良寛先生の凄味を拝見することができました。

 「気概や面子だけで 時代を動かす事など出来ん!」

 ああ、この人、タダ者じゃないんだな・・・ と感じたセリフでした。

 もっと単純なナショナリストっぽい人なのかな~と思っていたのですが、そうではないと。

 「政敵」ともいえる上陰次官補も、北代議士は軽率ではない、ということを語っていましたし、

 北先生の存在感がグッとアップした気がします。

 

 また上陰次官補の、考え方は違えども相手の力量に偏見を持っていない

 という態度が、清々しくてよかったですね~。 上陰次官補と北先生との関係は面白い!

 

 

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 その頃、マヤさんは・・・

 ハルナさんから連絡が来て感涙にむせぶマヤさん(^◇^;) この娘、おもしろいわ~。

 そんなダメンタル(ダメなメンタルモデル)であるマヤさんなのだけど、

 ハルナさんとの連携で火器管制をリンクさせるシーンでは、ちょっとコワい面を見た気が。

 

 17年ぶりに使用する兵器をみてクスッと笑い、嬉しそうに指令を待つ様子が、

 なんだか“狂気”を感じさせたという何と言うか・・・

 最後の「お祭り」を待望するかのような姿が、無邪気に戦争を喜ぶコドモのようで、

 泰然と人類に対峙するハルナとは、少し違った印象を持ちました。 ・・・杞憂かな~。

 

 

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 ハルナ vs 陸軍。

 しかし今まで(タカオさんの時)は、その存在を確認していても手出しができなかった

 ということだったんですね~。 泳がせるとかじゃなくて、「霧」に手が出せない状態だったと。

 このハルナ無双を見ていればさもありなん。

 北先生などは「日本壊滅」まで危惧していましたが、なるほどありうるな・・・と。

 

 しかし現場の軍人は、退くことを許されない!

 撤退を提案する参謀らしき人もいましたが、撤退が相手の攻勢を招く恐れもあるわけで、

 難しいかじ取りを迫られる現場の人間模様が描かれています。

 陸軍の兵器「岩蟹」なんてものも登場して、かなり萌え・・・いや燃えましたけど、

 ハルナ・コートは絶対防御システム! まったく歯が立ちません、陸軍のみなさん!

 

 ここで面白かったのは、ハルナさんが人間を殺そうとはしていない点ですね。

 わざわざ相手を逃がしてから攻撃するという、奇妙な優しさを見せていました。

 これは「霧」の上部(ヤマトあたり?)の指示があったりするんでしょうかね?

 それとも、ハルナさん自身の行動理念なんでしょうか?

 いずれにせよ、マヤの加勢を加えたハルナ無双、これからどうなるのか・・・楽しみです!

 

 

 そして今回の「共同戦術ネットワーク」!

 402が哀れすぎて何も言えない( ;∀;)

 在庫とかバイトしてたとか面白すぎるダロ、「とらの〇な」とか・・・

 でも、1/1モデルには本気で期待したいですね~。 夢がある!(どーん)

 

 しかし何より気になるのは、「2大応募者全員実費頒布サービス」というやつだー!!

 アワーズ12月号、1月号、およびコミックス4巻との連動企画。 楽しみすぎます!!!

 

 

ヤングキングアワーズ感想は後日・・・