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観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
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東国原宮崎県知事に思う

2007年01月23日 | 日記
知事戦に出ようと思うくらいの人であれば、その自治体が良くなるかどうかは別にして、誰でも知事職は務まる。宮崎県の知事というトップは変わっても官僚組織は130年余り連綿と続いているのだから。
しかし、少しでもいい地方政治を行おうとすれば、何千人といるこれら宮崎県の職員をいかに動かすかが重要だ。そのためには、人事が大切だが、これまた難しい問題もある。
ネット検索をしていると昨年9月1日にトップが変わった長野県、田中前知事時代の幹部は、今揃って閑職に追いやられているらしい。そして、人事・財政の経験者でないと県の主要幹部は勤まらないと、田中知事の前に膨大な借金を作った吉村知事・池田副知事と共犯ともいえる側近グループが復権しているらしい。
新知事は、安藤知事時代の側近グループの処遇をどうするか。
また、議会との関係で言えば、徳島県では元知事が汚職で辞職した後、汚職とは無縁そうな革新系の県議が知事になったが、就任からわずか11か月で県議会に不信任され、選挙で県議会の多数野党の推す当時の部長に敗れた例がある。
しかし、議会に弱腰で臨んではいけない。県庁内の風通しを良くすると同時に、県政の透明化や県民への積極的な県政の情報提供に努め、県政の停滞や後退をさせたり、ゆがめたりしているのは、知事なのか議会なのか、県民に知ってもらうようにすべきだ。
一番注意すべきは、東国原英夫氏本人が慢心して、前大阪府知事の横山ノック氏の二の舞になるような事のないよう、自分自身を常に戒めて県政に臨むことである。