観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

人間ドック

2007年01月06日 | 日記
昨日、正月早々人間ドックに行った。本当は、去年の11月に予約出来ていたのだが、都合が悪くなったので、予約の変更を申し込むと、予約の開いてる一番早い日が昨日だったという訳だ。
病院は、新築されたばかりで高級ホテルとまではいかないが、田舎のホテルよりずっときれい。
私は、何もしないでいることが苦手なほうなので、病院で順番待ちをするときにも必ず文庫本を持って行くことにしている。改築前の病院と違い、レントゲンの順番を待ってる廊下のベンチで座っていても、適度な間接照明で本もじっくり落ち着いて読める雰囲気だ。
この日は胃カメラを飲むことにしたのだが、ドック担当の看護師の方が「何やら処置をするとかで、時間がかかると先生が言っていませんでしたか。」と聞いてきた。どこか、悪いところがあるのだろうか、カメラの先に付けた道具で患部を除去するのだろうか、それとも検査のために患部の一部でも採るのだろうか。しかし、先ほど腹部超音波検査をしたばかりだが、先生は何も言ってなかった。
ところで、超音波検査はインターンが一部担当したが、途中で何回も同じ所を繰り返している。後ろの指導の先生が、「胆嚢、取っているのですか。」と聞いてきた。
そうなのだ。10年あまり前の人間ドックの超音波検査で見つかった胆嚢ポリープが毎年少しずつ大きくなっていったので、4年後に手術することにしたのだ。そのときは、手術をするとは思っておらず、カメラに付けた道具でポリープを摘み取るものだと勘違いしていた。胆嚢にはカメラを入れることは出来ないことを知らなかったのである。手術といっても腹腔鏡手術で開腹手術でないから簡単だが、2週間も入院するなんて思わなかった。
そんなこともあり、覚悟して胃カメラを飲んだが、後で、先生からは「年齢どおりの胃で特にどうということはありません。」と言われてほっとした。