観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

赤とんぼ

2013年08月30日 | 日記





こんなには大きくない 体長は35~47mm 
このトンボ、俗に赤とんぼと呼ばれるアキアカネかと思った。しかし、一向に動く様子がなく動いたと思ってもすぐこの枝に帰ってくるので、じっくり撮影した。
家に帰って調べてみると、アキアカネではなくリスアカネのようだ。
同定に使わさせてもらったのは、このホームページ

主に丘陵地や低山地の森林に覆われた閉鎖的な池沼 に生息していると書かれている。また、成虫は林縁や林内の薄暗い場所を好みと書かれている資料が多いが、
この個体は写真のように明るい場所にいた。
和名のリスはスイスのトンボ学者Friedrich Risの名前に由来するそうだ。

白い野鳥4 ツバメ

2013年08月28日 | 野鳥

数日前、白いツバメがいるお宅の近所の鳥仲間から情報をいただいたので、家までお邪魔させてもらった。いつもは他の4羽の兄弟と元気に飛び
回っているとのことだが、この時は巣のある倉庫に1羽だけでいた。


ツバメがいたお宅の近所でアオサギを撮影
うだるような暑さの中、フェンスの上に立っているいるこのアオサギ、川の側にいるのにわざわざ焼けた鉄のフェンスの上に立っている。
足は熱くないのだろうか。
そう思って足をよく見ると焼け焦げたように見えるから面白い。

白い野鳥3 アマサギ

2013年08月26日 | 野鳥


写真の中の小さい鳥(サギ類最小の体長51cm)がアマサギだが、撮影が8月の後半なので、繁殖期の色をしているのは少ない。また一部にその色が
残っているいるのも見られるが色も薄くなっているようだ。
ところで、アマサギの漢字名は、このブログを書くまで亜麻鷺と思い込んでいた。
しかし、それは誤りで「あまさぎ」という名前は、鎌倉時代から使われているが、その頃は「亜麻」の存在そのものが知られておらず、亜麻色という色名
は江戸時代以前には存在していなかったようだ。この鳥のアマサギという名前は、「あめさぎ」が変化した考えるのが妥当らしい。ここでの「あめ」は、
食べる飴のことで、飴色をしたサギという意味のようだ。私のブログのこの記事。2枚目の写真の左側の個体の色が比較的はっきりしていて分かりやすい。
アマサギには古名や地方名が多く、猩々鷺・黄毛鷺・尼鷺と書かれているのもある。中でも「猩々鷺」がよく使われている。
最初の猩々鷺の猩々とは、オランウータンのことだといわれている。しかし、アマサギの色は、オランウータンの体毛の赤みがかった茶色よりむしろこの写真
あるようにオランウータンの口の周りの色に似ている。
しかし、なぜ、アマサギを「亜麻鷺」と思うかといえば、クラシックファンならドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」。これは、ルコント・ド・リルという
詩人・劇作家の『スコット ランドの歌』という詩集中の同名の詩に影響を受けて作曲されたらしい。この詩の中では「亜麻色の髪の乙女」 を“夏の明るい陽
をあびて、ひばりと ともに愛をうたう、桜桃の実のくちびるをした 美少女”と歌っている。
私は、1968年のヴィレッジ・シンガーズのヒット曲『亜麻色の髪の乙女』の“亜麻色の長い髪を風がやさしくつつむ………”の影響だ。
亜麻色の色をもう少し調べると、「亜麻」は「麻」と呼ばれる植物の一種。背丈は小さく約1mぐらいで白または紫色花をつける。茎からできたその繊維も麻の
中では細く柔らかいために、シャツやシーツなどに利用されている。亜麻色とは、この亜麻の花の色ではなく、繊維の色のことである。熟練した職人がつくった
糸はその表面が光っているようだ。その繊維は肌ざわりがよく薄手の織物「リネン」を織る。
実際の色は、黄色がかった淡い褐色で、西洋では毛髪の色を形容する。ついでに亜麻の種子を絞ってできたのが健康にいいと評判の「亜麻仁油」。


白い野鳥2 大中小

2013年08月25日 | 野鳥
コウノトリを見た場所へ次の日も出掛けて見たがいなかった。しかし、白い野鳥はけっこういた。


親子が並んでいるようだが、そうではない。左はダイサギだ。


少し別の角度から見ると小さい方は足指が黄色いのでコサギだろう。コサギによく似たカラシラサギというのもいるが、水田ではあまり見ないから。


ダイサギの横を飛んでいる白いサギは何サギだろうか。


右のダイサギより首も嘴も短いようだ。


口元の切れ込み具合と嘴の先が黒いので多分チュウサギだろう。


このダイサギ、私がコウノトリを探している間付き合ってくれた。(この日、方向音痴の私は道を迷わないように同じ場所でしばらくいた。)


白い野鳥1 コウノトリ

2013年08月24日 | 野鳥

ニュースで知ったコウノトリ、方向音痴の私も苦労して探してみた。(トリミングなし)
鳥仲間から携帯にいい知らせがあったので、この写真を撮った後、別の場所に移動。


別の場所からもう一度コウノトリのいる場所に戻ってきたが、そこにはいなかった。
双眼鏡で360度見渡しているとまたもや遠い所で発見。(トリミングあり)


もっとよく分かるようにさらに大きくトリミング。

ニュースでは、「両足に足輪を付けていることから兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)で人工繁殖され、放鳥されたうちの1羽である可能性が高い。」
となっていた。30メートルの距離まで近づければ足輪も確認できると思ったが、初めての場所でもありしかも方向音痴の私では適わなかった。

志賀高原

2013年08月21日 | 旅・風景・グルメ

8月初旬のバス旅行では志賀高原の魅力を堪能するはずだったが、志賀高原を通過する時間帯だけ雨にたたられ散々だった。
志賀高原は、長野県の北東部、群馬県に接し、上信越高原国立公園の中心をなす高原で志賀山を中心とする標高1300~2000メートルの
起伏の多い高原。
草津温泉の方から国道292号を通ったのだが、目的地の横手山近くの渋峠という我が国の国道で標高の一番高い地点を通過した。
この地点の標高は、2172mもある。
この標高がどれだけ高いかというと、西日本で一番標高の高い愛媛県の石鎚山の山頂(1982m)より190mも高いのだ。
志賀高原は、都心からも割合近く、標高が高く自然環境に恵まれ、積雪量も多いことから、スキーや登山、夏場の避暑などを中心とした
リゾート開発の歴史は古い。大小21ものスキー場がある。





まず、写真にあるスカイレーター名付けられたエスカレーターに乗り、それからリフトを2本乗り換えて横手山山頂に着いたのだが、辺りは
何にも見えず、すぐに引き返した。
途中、ほんの少しの間、霧が晴れたので、スマートフォンで撮影。
ビニール合羽を無料で貸してくれるが、リフトに乗ったときズボンが濡れてしまった。そんなこともあろうと速乾タイプのズボンを穿いていた
のですぐに乾いてほっとした。


グーグルマップだと横手山の山頂もはっきり写っている。
ところで、いつの間にかグーグルマップが新しくなっていた。


ここの景観もいいらしいが、こんな状態。(バスの座席から撮影)

クラシックな宿

2013年08月18日 | 旅・風景・グルメ

群馬県の北西部にある四万温泉の「四万たむら」は、創業500年を誇る老舗宿で私が泊まった「四万グランドホテル」も経営している。
その関係で完全放流式天然温泉を売りにしている四万たむらの温泉にも無料で入ることができる。
夜、ホテルでの食事の後ここの温泉に入りに行ったのだが、曇り空の午後8時では宿自慢の景色は楽しめなかった。


ここのお湯が気持ちが良かったものだから早朝にもう一度入ることにした。
右の建物が四万たむらの中でも人気の露天風呂「森のこだま」


ホテルから四万たむらに出掛ける途中に古い木造3階建ての旅館があった。なんでもここは、アニメ映画「千と千尋の神隠し」の舞台「油屋」
のモデルの一つとも言われているらしい。知っていたら朱塗りの橋「慶雲橋」を画面に入れてきっちりデジタル一眼のカメラで撮り直している
のに、残念。(写真では、下部に赤い欄干のごく一部が写っているだけ。)
ここ積善館で、宮崎駿監督は2回宿泊したそうだ。



これら4枚の写真は、いつも携帯しているスマートフォンで撮影したもの

ヒートアイランド現象と残暑見舞い

2013年08月12日 | 日記
いつもなら踊り手でなくても少しは浮かれてきて、お盆の4日間の踊り期間中に一度は見物に出掛けるか写真を撮ろうという気持
になってくる。しかし、今年はそういう気持ちに全くならない。今年のこの猛暑せいと風邪がまだ治らないせいもあり、バード
ウォッチングどころか、夜のウォーキングも全くしていない。冷房の入った部屋の中から外へ出るのは階下の食堂へ冷蔵庫へ詰めたい
飲み物を飲みに行くとき、それに食事と風呂に入るときだけというだらしない生活が続いている。
暦の上では立秋の8月7日を1週間も過ぎているが、この暑さはしばらく続くそうだ。気温が40度なんて暑い砂漠の国の話かと思って
いたのが、お隣の高知県の四万十市では40度超え連続日数の記録を更新している。
ところで、私が小さい頃はよく水撒きをしていたように思うし、また、夕立の後はかなり涼しくなった。今は周囲はアスファルトで覆われ
ているので、水はすぐに蒸発してしまい気化熱を十分に奪うことができない。だから水を撒いてもそれほど涼しくならないし、夕立の後も
涼しくならない。
また、小さい頃は夏休みなると夕立は多くなる感じていたが、最近は夕立そのものがなくなったような気がする。実際、夏場にも渇水に
なることが多くなった。この夕立が減ったこと、ゲリラ豪雨が増えたこともヒートアイランド現象によるものと指摘する識者も多い。
ヒートアイランド現象については、環境省の平成24年4月19日の
「ヒートアイランド対策マニュアル~最新状況と適応策等の対策普及に向けて~」の公表について(お知らせ) が詳しい。
ところで、地球の温暖化に対する懐疑論者の中には、都市化によるヒートアイランド現象の強い影響によって気温測定に歪みが生じることで、
温暖化が起こっているように見えていると主張している人がかなりいる。私も勉強会でその話を聞き、そのことを書いた本もいただいたこと
がある。地球温暖化の懐疑論者は、ヒートアイランド現象が地球温暖化の大きな要因で、人間の活動によって生じる温室効果ガスよりもその
影響度は高い。だから、温室効果ガスの大幅な削減は必要ない、温室効果ガスの削減を主張しているのは、今後も原子力発電を進めようとする
意図が背後にあるからだと主張する人も結構いる。
ヒートアイランド現象の原因は、地面の表面の土や草地を、舗装した道路や歩道、ビルなど建築物で覆ってしまうことによる。これらの人工
構造物により地面や植物の葉からの水分の蒸発が妨げられる。蒸発による冷却効果が得られなくなることで、都市の気温が上昇。また、暗色系
の道路や建築物はが太陽光を吸収することで、さらに気温上昇が進む。地球温暖化の否定論者は、この都市化によるヒートアイランド現象が
地球温暖化の原因である。そして、全世界における気温の観測地点が都市及びそれに準じた場所つまりヒートアイランド現象の影響を受けて
いる地点に偏っている。だから温暖化しているという結論になるのだと指摘している。
確かに東京の気温上昇は日本の平均を2倍以上も上回っている。東京など主要都市の気温上昇は地球温暖化の影響だけでは説明が難しく、ヒート
アイランド現象など都市部に特徴的な現象の影響は無視できないと思う。しかし、産業革命以降の地球温暖化総量のうち、ヒートアイランド現象に
起因するものは全体の2~4%程度。一方、温室効果ガスに起因するものは79%、大気中の黒色炭素に起因するものは18%と定量的に検証した報告
も出ている。


残暑見舞い

ビデオを見るのも大変

2013年08月11日 | 日記
風邪を引いてしまい、旅行から帰って以来、病院へ2度ほど出掛けたきりで、ずっと家でテレビを見てる。面白くない番組
ばかりのときは、ドコモのどれだけ見ても月額525円の「dビデオ」をテレビに接続して見てる。アクション物が好き
なので、スマートフォンやタブレットの画面で見るのでは物足りないからだ。


アンドロイド端末のテレビへの接続だが、エイサーのタブレットの場合は、マイクロHDMI端子が付いているからこれ1本であれば事足りる。

しかし、私の使っているドコモのスマートフォンやタブレットには、マイクロHDMI端子が付いていない。


ネットで検索すると写真上のような変換器があった。しかし、これをHDMIケーブルに繋いだだけではテレビの画面には映らない。
買った機器の説明書を見るとUSBバスパワーが必要になるようだ。早速、写真下のUSBケーブルをノートパソコンに繋いでみたが駄目だった。
デスクトップパソコンに繋ぐことで、ようやく見ることができた。
これは不便だ。USBバスパワーさえ必要なければ、5メートルのHDMIケーブルの長さまでなら離れた位置から端末の操作ができるのだが。
この変換器は、USBバスパワーを必要とするため、USBケーブルの長さの範囲で、デスクトップパソコンの近くに端末を置かねばいけない。
このため、端末を寝転がって操作することができない。もちろんテレビで画面を見るだけなら、端末機をパソコンの台の上に置いておけば
いいだけの事だが、途中で早送りをしたり巻き戻しをする際、いちいち立ち上がらなければいけない。
どの端末にもマイクロHDMI端子を付けて欲しい。

(USBバスパワー:USBケーブルを通じてコンピュータ本体から周辺機器に給電する仕組み。対応機器は電源コードが不要でUSBにつなぐだけ
で動作するため、設置の自由度が大幅に向上する。)

豪商の館 田中本家博物館

2013年08月10日 | 旅・風景・グルメ
今週の4,5日とバス旅行に行ってた。今回楽しみにしていた志賀高原の横手山では雨に降られ、周囲は雲の中で何にも見えなかった。
しかし、お天気のほうはどうでもいい昼食会場の「豪商の館 田中本家博物館 お休み処 龍潜」にいるときは上天気。そこで少々変わった昼食をいただいた。


豪商の館 田中本家博物館 所蔵の古文書「諸客賄方控帳」に須坂藩のお殿様が田中家で供した「やまどりのお雑煮」(右下)を再現したもの
(山鳥の代わりに知床鶏を使用している。)

ここは、江戸時代の信州屈指の商人田中家の大邸宅を、博物館にしたもの。3千坪もの敷地に、5棟の蔵を改装した展示館と、四季折々に楽しめる広大
な庭園(春庭、夏庭、秋庭の3箇所)ある。


春の庭


春の庭奥、母屋よりにあるこの水路だけは涼しそうだ。


吹き出している泉の水が冷たくて気持ちいい。


夏の庭
ヘブンリーブルー(西洋あさがお) 日本の朝顔より開花の時期がが遅い。


一番大きな秋の庭の一部


ストリートビュー
蔵に囲まれた博物館の全景を見るため、グーグルのストリートビューの写真を拝借した。