6月20日、見附島を観光した後、珠洲岬へと向かった。
添乗員さんによると、珠洲岬は、石川県能登半島先端部の禄剛崎、金剛崎、長手崎など含めた約5kmの海岸の総称である。その中の金剛崎は、
「聖域の岬」とも呼ばれ、「日本三大パワースポット」の一つらしい。
この案内板にも日本三大パワースポットと書かれていたので、家でじっくり調べてみた。グーグルで「日本三大パワースポット」を検索すると
一番上に出てくるページには以下のように書かれていた。
「日本全土に多数点在する有名なパワースポットを本サイトでは「波動の融合地」、「磁場の変動地」、「地殻エネルギーの放出地」の三つの
タイプに分類し、その有力候補値を案内するものです。
選定条件としては、
1:単にパワースポット的な場所や建築等に捉われないこと。
2:地球規模で、人や植物等に多様な好影響を与えている広域エリアであること。
3:日本の歴史・文化・風習に伝統的に順応した、実績指数の高いエリアであること。
以上三点の項目を重視し、厳選・選出しました。
聖域の岬 (石川県)
日本海に大きく突出している能登半島は、独特な地層構造の為、気象的には寒帯ジェット気流と、亜熱帯ジェット気流が合流する(日本独自の気候・
四季を形成する元)他として、海洋的には、海面での卓越風を含む暖流、寒流が能登先端で合流し表層循環・熱塩循環等の海洋循環が行われている
気象学、海洋学的にも極めて貴重な半島の環境である。
このことから、能登半島最先端部には、これらの気流、海流、大地の気流が複合的に凝縮され、世界的にも稀な波動集積地となっている。
分杭峠 (長野県)
地表の一部に生じる磁場の変動地
富士山 (山梨県)マントルを含む、地殻エネルギーの放出地」
とあり、分杭峠と富士山の説明は1行足らずだが、聖域の岬だけは詳しく書かれていた。
この三大パワースポットの三箇所、誰が選定したのだろうか。
「日本三大パワースポット 聖域の岬によると「鑑定士」としてこの聖域の岬にある
「ランプの宿」の経営者の名前があった。
長さ9.4mのこの空中展望台、先端はかなり揺れるので結構スリルがある。この空中展望台の定員は5人
別角度から撮影。眼下に見えるのが「ランプの宿」
宿泊した「ランプの宿」の部屋のデッキから撮影した空中展望台(カップルがいる。)上空を飛んでいるのは、アオサギ(青鷺)のカップル?
ライトアップした展望塔と空中展望台 右下に見える明かりは、食堂の明かり。
ランプの宿の公式ブログにこの展望塔と空中展望台のイメージデザインは「宇宙戦艦ヤマト」、「イ号122潜水艦」であると書かれている。また、
「スカイバード」というネーミングは、アオサギが100km先の洞窟からランプの宿の前の海岸まで餌の捕獲に来る飛来コースとなっていることが
あげられていた。なお、展望台の上空は、季節によっては多い日には30万羽位の野鳥が行き交うまさに「鳥たちの大空路」ともなっていると書かれ
ていた。ここへ来るのが春か秋の渡りの時期であればもっと良かったのに。
ところで、この日本三大パワースポットのほかに「日本三大聖域」というのもあるようで、この「聖域の岬」も入っているらしいが、後の2箇所はどこ
にあるのだろうか。