観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

アオバズク 3( 三兄弟VS三兄弟)

2012年07月29日 | 野鳥
年をとると暑さの体に応える割合が大きくなるのか、このところの暑さは格別である。
今日なんか野鳥園の学習舎の当番で、一日中、学習舎の中で居たのだが、毎年だと別にクーラーがない部屋でも窓を
一部開けてるだけで、汗もかかずにいられたのだが、今日は窓を全開していても、ずっと汗のかきどうしだった。

その暑さを思うと、神社の境内のほうが涼しい。
新聞に掲載された神社のアオバズク三兄弟(この写真を撮影したとき、雛は4羽でなく3羽だった。)





3羽揃って、前(カメラマン側)を向いて目を開けてることは希だった。
でも、真ん中の個体はほとんどこちらを向いて目を開けており、お茶目な格好も披露してくれ、ギャラリーに
対するサービス精神満点だった。
(まあ、アオバズクにとってはこちらは迷惑な存在だろうけど)


これは、また別な神社の三兄弟


アオバズク 2 (新聞とネットの威力)

2012年07月26日 | 野鳥
久しぶりに神社にアオバズクを見に行くと、知らない車と知らない人ばかり。
何故だろうと思っている間に家族連れも何組かやって来た。そこへ、常連さんが一人やって来て、25日付けの
地元新聞の朝刊を見せてくれた。なんとこの神社のアオバズクが紹介されているではないか。どうやら近所の人が
新聞社に連絡し、ちょうど、その日撮影していたカメラマンにメールで写真を送ってもらい、記事したそうだ。
かわいいアオバズクの雛4羽の写真と神社の名前も載っている。
7月21日のブログに、この神社のある町の山間部の方から神社へやって来るのに、カーナビにはこの神社の
名前が載っていないから迷ったと書いた。しかし、皆さん簡単にこの場所が分かったらしい。ネットで新聞に
載っていた住所と神社名を地図検索ソフトで検索すると、簡単にここまでくることができる。詳しい住所なんか
書かれていなくて町名と神社名だけでもいいのだ。
私もスマートフォンのアプリ「マップ」で検索すればよかったと後になって思ったが、その時は狭い範囲に神社が
3つも4つもあるなんて思っていなかったのだ。
ところで、この日も雛4羽と親鳥2羽がおり、雛も4羽並んでいたが、新聞の写真のようには雛は綺麗に揃って
くれなかった。先に来ていた人たちに聞くと、ずっとこの枝に止まっていると言うので、4羽の雛がきれいに
並んだ写真を撮るのを諦め違う撮影場所に行った。


その日撮った雛4羽
ギャラリーが多いので、高い枝の方に移っているのだろうか。

アオバズク 1

2012年07月21日 | 野鳥
同じ町内の山の方でバードウォッチングしていたら、川沿いの神社でアオバズクに雛と親が仲良く並んでいる
という情報をもらった。
超方向音痴の私だが、神社名を聞いたので、何とかなるだろうと早々と切り上げ平地に向かった。
ところが、場所の説明してくれたのだが、徳島市内からの道順を教えてくれた。方向感覚のまるでない私は、
もうすでに同じ町内の北の端にいるのだ。そこからの道順も教えてもらえばよかった。
最近、田舎にもアオバズクが見られる所はそう多くない。多分、大きな神社だと思って、まず、そこへ行ってみた。
ところが、神社名が違う。しかし、正式名と通称名は違うかも知れないと思い、時間をかけて探したがいない。
そこで、近所の人に××神社はどこにありありますかと聞いたが、知らないとの返事。そこから少し下の方に行って
また、人に尋ねた。すると、自信はないが、△△にある神社ではないか、ここからは見えないが、角を2回ほど回ると
見えてくるとの返事が返ってきた。
すぐに行ってみたが、神社名も違うし、杜も小さく、アオバズクなんかいそうもない。どうしたものかと
思案していると、通りがかったトラックの中から誰かが手招きしている。先ほど尋ねたご夫婦だ。
トラックまで、行ってみると「間違った場所を教えた。実際の場所まで案内するのでついて来い。」と言う。
有難いお話だ。お言葉に甘えて、しばらくついて行くと、その神社の境内に見覚えのある車が数台いた。
ここに間違いない。しかし、親切な人もいるものだ。感謝、感謝だ。
おかげで写真の出来具合は別とし、てたくさんカメラのシャッターを切ったので、その整理がなかなかできない。
明日、明後日とまたバス旅行なので、とりあえずアップ


この日いたのは、雛2、親2
右端にいるのは親で、もう1羽の親は同じ木にはいない。


左がお兄ちゃんらしい。
兄:動きが怪しい奴がいる。
弟:眠い、眠い。


兄:寝たら駄目だ。おまえは左の方を見てろ。俺は、右の方を見てるから。


兄:言われたとおり左の方を見張ってろ。
弟:兄ちゃんの方こそ右の方を見てろよ。


兄:やはり、あいつだ。
弟:鉄砲なんか持ってないから心配いらないよ。寝よ寝よ。

ハッチョウトンボ

2012年07月15日 | 日記
海陽町のトンボ公園でようやくハッチョウトンボを見つけた。


メス
トリミングしている。
最初、これを見たとき。マクロの師匠に電話したが、私の説明が悪かったので、イトトンボの仲間ではないかと
答えが返ってきた。(距離感がつかめず、体長(約2cm)も分からなかったため
これがハッチョウトンボのメスだと分かったのは、家に帰ってこのネットのトンボ図鑑を見てから


ハッチョウトンボ(オス)発見




いつも野鳥を撮影しているレンズで撮った。

距離を保っているせいか、いつまでも同じ所でずっといる。しばらく撮っていたが、ほとんど同じ格好で撮影も飽きて
切り上げた。


生息地のほぼ全景



屋根の下にサボテンの花

2012年07月14日 | 映画・テレビ
雨は降ってないけど、天気予報ではこの先よくない。バードウォッチングに行こうかどうかと思案してるときに
軒先でサボテンを見つけた。いつの間に花が開いたのだろう。こんなの退屈でもしてないと気がつかない。





サボテンの花といえば、真っ先に思い浮かぶのは、テレビドラマ「一つ屋根の下に」だ。
1993年とその続編が1997年に放映されたのだが、続編のほうがあまり見ていない。約20年前に出演していたメンバー 
江口洋介、福山雅治、酒井法子、いしだ壱成、山本耕史、内田有紀、寺脇康文、村上里佳子、中谷美紀、安達祐実、風吹ジュン、
と今思えば、豪華(酒井法子も才能ある女優と思うので、完全に更正してからカムバックして欲しい)

このドラマの主題歌は、1975年に発売されたチューリップの『サボテンの花』の財津和夫のセルフカバー。

“君が育てたサボテンは 小さな花をつくった 春はもうすぐそこまで”とあるが、この写真を撮ったのは、
ちょうど一月前

この財津和夫(1948年2月9日生)と歌の感じがよく似てる小田和正(1947年9月20日)、団塊世代の人が
第一線で頑張ってるのをみると、他人事なのになんだかうれしくなる。

ハラビロトンボ

2012年07月12日 | 日記



7月4日トンボ公園に行って最初に見つけたトンボがこれ。シオカラトンボに似てるが、それよりかなり小さい。
よく見ると腹の部分が極端に扁平。ハラビロトンボの成熟したオスらしい。
シオカラトンボ (5~6cm)) ハシビロトンボ(3~4cm)


次に見たのがこれ。焼けた炭にように黒い。これは当初メスのと同じような黄色い体から上の写真のように蒼白い
粉が一面吹かれた状態になる途中経過のオスらしい。


次に見つけたのがこれ。
これは、ハラビロトンボのメス。
オスよりさらに腹が幅広い。


自然の中には印刷された本の中より、きれいな色がたくさんあるんだ、と思わせる前額上部の光沢のある青藍色

このハラビロトンボ、このトンボ公園では簡単に見られたが、国際自然保護連合(IUCN)により、軽度懸念(LC)の指定を
受けており、数もかなり減少しているらしい。

角島と秋吉台

2012年07月10日 | 旅・風景・グルメ
秋吉台と角島
錦帯橋見物の後、長門湯元温泉に宿泊し、次の日は角島と秋吉台。



「通行料無料、1780mの角島大橋は、コバルトブルーの海士ヶ瀬(あまがせ)を跨ぎ、景観と調和したその雄姿は
西長門海岸地域随一の景勝地です。」と説明されているが、空がこの状態では海もコバルトバートブルーにならないようだ。
しかし、自動車のCMや映画に登場するだけあって、ドライブしたい気持ちにさせる眺めのいい橋だ。
(現在、 離島架橋としては一番長い橋は、沖縄県の1960mの古宇利大橋)
角島大橋の建設を始めたのは1993年だが、当初は豊北町道として建設、過疎代行道路整備事業として山口県が発注していた
こともあり、道路構造令の第三種第四級で設計が行われた。
このため、現在でも最高速度は時速40kmに制限されている。さらに、強風時には一般車両が通行止めになるらしい。
総工費149億円をかけて2000年に完成している。
北長門海岸国定公園内に位置することから、橋脚の高さも押さえ、周囲の景観に配慮した設計となっている。また、ちょうど
目の前にある小さな鳩島に橋脚を建設する案も検討されたが、自然景観保護の観点から島を迂回する現在のルートが採用された
らしい。だから、眺めも素晴らしいのだ。
ウィキペディアによると2003年に「土木学会デザイン賞2003」の優秀賞を受賞しているらしい。


コンデジなのでこういうことも簡単にできる。
被写体としてもいいのだが、空はなんとか降らないでかろうじてもっている状態。


この灯台、なかなか趣がありロマンを感じると思ったら、下記のWEBページにあるように歴史性があるようだ。

http://find.accessup.org/find/ac.asp?q=&key=%8Ap%93%87%93%94%91%E4&defaults=Google&engine=

しかし、強風のため、灯台に登ることも禁止されていた。


秋吉台の展望台からの風景
360度の大パノラマが広がり、台地には羊の群れのような白く露出する石灰岩柱群が見られるはずである。
しかし、ガスで数十メート先も見えない。(コンデジで撮っても高級一眼で撮っても見えないものは見えない。)
さらに見えている近くの岩石は、白くはなく真っ黒だ。石灰岩が水に濡れると黒くなるなんて知らなかった。

岩国と平清

2012年07月09日 | 旅・風景・グルメ
山口県岩国市の錦帯橋のたもとにある「平清」は、1858年(安政5年)創業という日本料理の老舗。
上品で落ち着いた雰囲気の店内から見応えのある錦帯橋を目の前に眺めることができる。
刺身と天麩羅の両方を味わえるお千代ご膳を食べた。このメニューに岩国市特産のれんこんをいろんな
バリエーションにアレンジした品も含まれている。徳島県もれんこんの産地でよく食べているが、レンコンが
こんなに美味しく化けるとは思ってもいなかった。
岩国寿司(岩国市周辺で作られる押し寿司の一種。岩国城内で食べられていたこともあり、「殿様寿司」
とも言われる。)も初物ではなかったが、なかなかの味で美味しかった。


店の外観を見ても分かるように町屋にネオモダンの手を加えた感じいい店だ。
外はかなりの雨が降っている。暖簾をくぐって出て来る客も、もどかしそうに傘を開いている。
ところでこの暖簾、季節毎に替えられているらしいが、いかにも上品な暖簾である。コンデジで撮っているのと
雨のせいで写りが良くない。画面を拡大しても不鮮明なので、暖簾部分の拡大は止める)


中国地方へのバス旅行だと、錦帯橋はよくコースに含まれている。この付近でバスの集合時間内に見物して帰って
こられる名所はたいてい見てる。それにこの雨である。どこへ行こうか観光案内チラシを見ていたら。紅葉谷公園、
六角亭というのがあった。とにかく案内図をもとに向かったのだが、辺りに観光客は全くいなかった。ちょうど、
制服やジャージを着た女子中学生が数人通りがかった。地元の子だと思って紅葉谷公園の場所を聞くと、知らないと
答える。地元のはずなのに知らないなんて、何とも変だな思いながら数十メートル歩くと、紅葉谷公園の看板が見えた。
そして、近くに六角亭もあった。その後、時間つぶしに菖蒲園を見て、錦帯橋の前まで戻って来たとき、彼女らは
修学旅行に来ていたのだと気がついた。


この少々エキゾチックな 「六角亭」は、岩国出身で 朝鮮総督を勤めた長谷川好道元帥が朝鮮から贈られたものを
1918年に移築したものらしい。せっかく来たので、六角亭の写真を撮ってみると、ちょうど浴衣を着た女性
(本当は美人と書きたいが、コンデジなので拡大しても不鮮明なので美人かどうか分からない)を写真撮影していた。

金子みすゞの生地 仙崎

2012年07月08日 | 旅・風景・グルメ
明日、7月9日(月)午後9時からTBSテレビで上戸彩主演のドラマ特別企画『金子みすゞ物語─みんなちがって、みんないい─』
が放映される。
最近、この金子みすゞの生地、山口県長門市仙崎新屋敷町へ行った。


この金子文英堂(金子みすゞ記念館)は、仙崎駅から真っ直ぐに延びる「みすゞ通り」を約500mくらい歩くと右側にある。
みすゞの生家である金子文英堂が元々在った場所に、生誕100年にあたる2003年に復元したらしい。


モザイク画


モザイクのピースは、人の顔写真
金子みすゞをモチーフにした蒲鉾板によるモザイク画は、仙崎のみすゞ 通りに5箇所、と 長門湯本温泉に2か所で展示されているらしい。
最新の情報では、このモザイク画作りが今年で10回目の節目にあたるので、木製三角柱、2万ピースを使った巨大なモザイク画に挑戦して
いるらしい。(11月に完成予定)


民家に掛けられていた金子みすゞの詩 「こだまでしょうか」
みすゞ通りを歩くと多くの家に金子みすゞのお気に入りの詩が掛けてある。地元がこれくらい熱心なのと、昨年の東北大震災の際に連日
ACジャパン(旧・公共広告機構)のCMで流れた金子みすゞの詩「こだまでしょうか」によって、観光客は倍増しているらしい。


山陰本線支線(通称:仙崎線)は、山口県長門市仙崎新屋敷町にあるJR西日本の仙崎駅(せんざきえき)と山陰本線 長門市駅(美祢線の終着駅)
を結ぶ支線である。と言ってもその間に駅は1つもなく、たった1区間の支線である。
元々、美祢線の貨物支線として開通した経緯もあり、現在も美祢線直通の列車が多く発着している。私たちは、山陰本線をこの「みすゞ潮彩号」に
乗って、しばらく車窓から日本海を眺めた。ここの仙崎駅は、観光客が多いこともあり立派な駅舎となっているが、無人駅である。


えびす洞

2012年07月08日 | 日記
海陽町のトンボ公園からの帰りに美波町の「えびす洞」に立ち寄った。



えびす洞は、海に突き出た標高52m岩山の断崖部分が波で浸食されて出来た徳島県最大の海蝕洞。
洞窟周辺をイワツバメが乱舞している写真を見て、一度行ってみたいと思っていた場所だ。この日は、トンボと
イワツバメと一石二鳥を狙ったが、そんなには甘くはなかった。どうもタイミングは良くなかったみたいで、イワツバメは
見られなかった。(ハッチョウトンボなどトンボ公園での写真は整理中)


ちょうどこの撮影場所から「ウェルかめ」の舞台となった、カメの産卵で有名な大浜海岸の遠景を撮影したら偶然
アマツバメが写っていた。


拡大写真(右端上空に写っている。)


同じく拡大写真(四国霊場二三番札所薬王寺のシンボルとなっている瑜祇塔とその真下に日和佐うみがめ博物館
カレッタが見える。)


「ウェルかめ」とは、2009年9月28日~2010年3月27日に放映されたNHKの連続テレビ小説 
(出演:倉科カナ、石黒賢、羽田美智子、室井滋 ほか)

(アマツバメ科の鳥は、アマツバメ目に属し、スズメ目ツバメ科に属するツバメ類と形態や飛翔方法はよく似ているが、
系統学的に類縁関係は遠く、収斂進化によって似るに過ぎない。イワツバメとアマツバメの生息地も重なっている。)