左のカンムリカイツブリを見ていたらなんとスナメリが浮かび上がってきました。
久々にわくわく気分になりました。
しかし、このスナメリ、瀬戸内海ではこの20年間で数が10分の1に激減したそうです。
減少の主な原因は、海洋の貧栄養化と海洋ゴミの増大、そして海砂な採取や埋め立て
だそうです。生態系のバランスが崩れているの原因ですが、海洋の貧栄養化の問題は
なかなか手強そうです。瀬戸内海がきれいになったことで、窒素やリンが減少し、
スナメリの餌である魚、エビ、イカ、タコなどが獲れなくなってているのです。
一方、中国 長江のスナメリは、唯一淡水性であろことで有名ですが、激減していたのが
最近になって回復の傾向にあるようです。人為的な問題は、人為的に解決できるはずです。