観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

ジョージ・クルーニーとダルフール紛争

2006年04月28日 | 日記
翻訳ソフトを使って、ジョージ・クルーニーの「Clooney Studio」
を見ていたら、「大虐殺を止めるために4月30日にワシントンに集まろう。」というバナー記事があった。
何のことかと調べてみると産経新聞の
スーダンのダルフール紛争の記事が載っていた。
去年の7月にNHKでもスーダンの民族浄化の問題を特集で取り上げていた。
反ブッシュ映画のような「シリアナ」でアカデミー助演男優賞を受賞しているクルーニー、親子で現地スーダンでも活動。
映画の役、同様に格好がいい。
ダルフール紛争は、アフリカの大国スーダンの豊かな石油資源を巡る大国同士の駆け引きや食料、水資源を巡るアラブ系対アフリカ系の民族対立など複雑な利害関係が密接にからんでいる。このため、国連も積極的に関与せず、また、欧米もイラク戦争で構っていられないので、一層深刻な状況にある。

小説「眉山」の映画化2

2006年04月26日 | 映画・テレビ
昨日自分が書いたサンテグジュベリの「星の王子さま」の記事で思い出したのが、飛行機の墜落と言えば、シンガーソングライター、さだまさしの高座名、「飛行亭墜落」。彼独特のうまい話術は定評あるが、彼は、高校、大学と落語研究会に所属していた。
ところで、彼の書いた小説「眉山」、少し前の地元新聞の記事では、この映画化を手がける東宝が夏ぐらいから徳島でロケを行うそうだ。
4月21日に開催された2006年度阿波踊り実行委員会第1回の総会で徳島市が発表したそうだ。
想定では、ロケは阿波踊り本番の撮影を念頭にしているだろうが、何分、撮影時間は限られている。このため、阿波踊り期間外も交通規制の問題のない南内町演舞場か藍場浜演舞場を一定期間残して、そこでロケをしてもらおうと計画しているらしい。
しかし、阿波踊りの期間中(8月12日~15日)以外には、人通りが少なくなっている徳島市中心街では人集めが大変である。このため、5月中をめどに支援委員会を発足させ、2000人規模のエキストラ募集を考えているらしい。
また、徳島市は支援事業費として1000万円、徳島県は500万円を計上しているらしい。

星の王子さま

2006年04月25日 | 日記
本棚に懐かしい本を見つけた「岩波お話の本(岩波の愛蔵版)」星の王子さま」だ。初版は1962年だが、この本は3冊目に買った1972年版だ。
この本の著者サンテグジュペリが、操縦していた飛行機とともに行方不明になったのが1944年。著作権の保護期間は、作者の没後50年。本来なら1994年だが、戦争中の戦時加算10年があり、2004年12月31日に失効した。
翻訳者の内藤濯は1977年の死亡しているから、内藤訳の著作権は50年後の2027年末まである。
ところで、原題をそのまま訳すと小さな王子となり、星の王子さまとしたのは、この翻訳者の内藤濯だが、書名については、著作権が及ばないとされているようだ。
このため、今では、岩波書店以外の出版社からいろんな人の訳でこの本が出版されているが、題名は星の王子さまが多いようだ。
なにせ、題名がいい。洋画の題名を考えるのと同じで、いい映画でもへんな題名だと当たらない。
あらためて本を読んだ感想はというと昔ほど感動しなかったというのが本音。

星の王子さま総覧
という非常に詳しいホームページを見つけた。

赤十字病院

2006年04月24日 | 日記
昨日、地元の赤十字病院が5月1日に開院するのに先立ち、内見会のようなものがあった。屋上のヘリポートから手術室、病室などを一般の人に見せてくれる1日限りの催しである。ちょうど天気が悪く、野鳥を見る代わりに借りてきたDVDビデオを1本見終わったところへ情報が入ったので、あたらしもの好きとしてはとにかく出掛けてみた。



この写真は正面の入り口付近。公園の近くにありロケーションもいいのだが、病院の周囲は電線だらけなのがいただけない。せっかくの都市開発事業なのだから、電線地中化をすれば良かったのに。電線のせいで建物全体を納めることが出来なかった。(レンズは、広角15mm~30mm使用)



ヘリポート 意外と狭い。




上の写真の右端から撮った写真。
阿波三峰の一つの日峰山上空にトビが舞っている。手前に見える植え込みがある場所が屋上庭園。床は板張りになっていて、透明なガラス張りの窓から風景が楽しめる。外にでられない入院患者には喜ばれそうだ。



現在の病院

プラド美術館展

2006年04月20日 | 日記
昨日、2便でもなんとか間に合うが、1便の飛行機に乗ることにし、上野の東京都美術館に立ち寄った。3月25日から6月30日まで開催されている「プラド美術館展」を見るためにである。9時30分頃着いたのに、既に館内には大勢の客がいたが係員のアナウンスで納得した。第三水曜日は、65歳以上の人は無料なのだ。だから65歳以上であることを証明するものを用意して並んでくれと言っているのだ。展示場内もかなり混んでいる割に、思ったより早く見終わったと思ったら、順路どおり行ったつもりが、案の定、第4章「18世紀の宮廷絵画」と第5章の「ゴヤ」を見逃していた。しかし、購入した図録を見るとあんまり気に入るような作品はなかったので、それほど気にならなかった。
今回の企画展での私のお気に入りは、ムリーリョ作の「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」と「貝殻の子供たち」の2作品。
両作品については、この企画展のホームページで見える。
また、
ムリーリョのページに彼のことと作品の説明が載っている。

前者が聖母マリアで後者が幼子イエスを描いたバリバリの宗教画なのに非キリスト教者の私でも強く惹かれた。

カワラヒワ

2006年04月18日 | 野鳥
日曜日は、朝から天気が良かったので、8時から16時まで外で野鳥三昧。
日焼けで顔にメラニンがたまり、シミが出てくるのが気になる。

桜の樹の下には

2006年04月15日 | 日記
私がいつもお邪魔させてもらっている「花月写真館」というブログがある。
その中の4月8日にアップしている桜の木に魅了された。
多分、私の家からだと車で1時間もかからない場所だと思う。
この桜、桜自体も見事だが、写真の出来映えが何と言っても素晴らしい。
この場所を来年のために探そうと思えば探せるが、同じ桜を撮っても到底かなわないので止めた。
この風景、昼間だと石坂洋次郎の青い山脈(古い!)のような小説が原作の映画ロケ地にぴったり。夜だと梶井基次郎の短編小説「桜の樹の下には」のような妄想を起こしそう雰囲気が漂いそうだ。
下記は、青空文庫に載っているこの小説のURL
http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/427_19793.html

カラスの話

2006年04月14日 | 自然・環境
友達から「カラスに襲われたとけど、野鳥の会のみなさんからお叱りを受けると思い、グッとこらえてその場をあとにいたしました。」というメールとともにカラスに関する以下のURLを送ってくれた。
科学ジャーナリスト、テレビ番組ディレクターの柴田佳秀氏の柴田自然研究所の中の
カラス研究室にカラスの生態が詳しく載っている。この中の動画
シバラボ・シアターが面白い。

私も彼に次のURLを送った。
中野区のホームページの中の
カラスの習性を知って対策を

あまり好かれていない雑食性のカラスは、賢く適応能力が優れているので、餌(ゴミとして捨てられている食料)が減らない限り、減少しないと思われる。
これ以上増えるのは困るが、カラスは、自然界ではスカベンジャー(掃除屋)の役割を果たしているので、いなくなっても困る存在でもある。
しかし、一方で、適応能力の劣る貴重な種が環境の悪化によって、絶滅への道をたどっているのも現実である。






恋の季節

2006年04月12日 | 野鳥
なんだか皆さん仲がよさそうです。


カイツブリ



コガモ(中部地方以北の高原や北海道では少数が繁殖)
一般にカモ類のメスは超地味で単独でいると他の種と間違いやすい。



カルガモ

嘴から滴

2006年04月10日 | 野鳥
セイタカシギは、小顔で目が大きく足の長い写真映えのするシギである。

セイタカシギ
セイタカシギ科の鳥。翼長23cm。体の割にきわめて長い足をもち,くちばしも長い。背中と翼は雄が緑色光沢のある黒色で,雌は褐色。世界の温帯,熱帯に広く分布し,日本ではこれまで迷鳥とされていたが,近年東京湾沿いの地域などで繁殖するようになった。湖沼や河口,海岸などに生息し,ゴカイや甲殻類,昆虫,魚,らん藻などを食べる。希少種(環境庁)。

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