観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

緋牡丹博徒

2007年04月30日 | 映画・テレビ
庭に緋牡丹が咲いているのを撮ろう撮ろうと思っているうちに無惨な姿になっていた。白い牡丹の背後に写っているのが緋牡丹
団塊の世代に緋牡丹と言えば、口に出るのが緋牡丹博徒
寺島しのぶのお母さんの富司純子(旧名藤純子)の主演で同名のシリーズが1968年から1972年にかけて計8作あるが、ほとんど見てると思う。
シリーズの中で菅原文太と共演した「緋牡丹博徒 お竜参上」は、傑作と言われている。アパートの隣だった中央大学の応援団の学生は、文太を甘くした顔のナイスガイだったが、声まで似せたりしていた。
当時は、左翼の学生も右翼の学生も任侠映画を見て感動していたような気がする。ノンポリの学生も同じだった。ノンポリといっても今の人は知らないかもしれない。nonpolitical の略で左翼系の学生運動家が政治に対して無関心である一般学生を馬鹿にして「ノンポリ」と呼んだ。

ソリハシセイタカシギ

2007年04月28日 | 日記
徳島県で2例目となるソリハシセイタカシギ(現在は、いない。)
かなり離れた所にいるのを写している。1例目のときは近くにいるのを見ることができたが、カメラを持って行ってないときだった。今回は、遠く離れているこの場所でしか見ていない。500mmの望遠レンズに2倍のテレコンバーターをつけ、さらにトリミングをしてようやくこの写真。
セイタカシギの体長は37cmだが、非常に細い。一方、このソリハシセイタカシギの体長は、43cm、それほど大きさが変わらないように思えるが、太っているので相当でかい。
ところで、セイタカシギは「水辺の貴婦人」と呼ばれているが、それなら、ソリハシセイタカシギは、「伯爵夫人」とでも呼べばいいのだろうか。


右のカルガモは、61cm


右のヒドリガモは、48.5cm
ソリハシセイタカシギの足も長いが、潮が満ちてきたので足の長さが分からない。
これ以上ここにいると、ソリハシセイタカシギでも立つことができなくなるので、この後すぐにここから飛び去っていった。



受胎告知

2007年04月27日 | 日記
レオナルド・ダヴィンチのこの絵を見に行く気になったのは、天使ガブリエルが気になっていたから。
キアヌ・リーヴスが悪魔払いのエクソシストに扮した映画「コンスタンティン」で天使ガブリエル役を演じたのは、女優ティルダ・スウィントン
でも、この絵のガブリエルがずっと可愛くて美しく、主人公のマリアよりずっといい。
ティルダ・スウィントンも背が高いし若いときなら(1960年生まれ)天使ガブリエルの絵のモデルとしても通用したかも知れないが。最近では、「ナルニア国物語第1章: ライオンと魔女」の魔女役の魔女がも凄く似合っていた。
ところで、天使とは両性具有の存在であるため、男性でも女性でもないが、このガブリエルだけは絵画においても女性の姿で描かれることが多いらしい。

  受胎告知
  
                                     天使ガブリエル

八艘飛び

2007年04月25日 | 日記
このハマシギの飛び立つところを見て、壇之浦の戦いで有名な「八艘飛び」を思い浮かべた。
「平家物語」によれば、平家の勇将能登守教経との組み打ちを避けようとした源義経は、海上を飛び跳ねるかのように次から次へと、別の船に飛び移って逃げたとされている。
左に鳥の名はキョウジョシギ、漢字で京女鷸と書く。キョウジョシギの前に枯れ草が映り込んでいるのが残念 キョウジョシギの英名は、Ruddy Turnstone
英名は、この鳥の石や貝殻を裏返して餌を探す特徴からつけた名前
ちなみに、ruddyは赤いという意味で、ruddy kingfisher とは、アカショウビン(赤翡翠)

盗難車保険支払い訴訟

2007年04月24日 | 日記
4月17日、福岡市の男性と「あいおい損保」の間で争われていた盗難車保険支払い訴訟において最高裁は、「保険金の支払いを拒否をする場合は、保険会社のほうが契約者の盗難関与の立証責任を負う。」との判断を下した。 最高裁は、「盗難が契約者の意志によって発生したかどうかについては、保険会社が免責事由として説明すべきとし、契約者自身が身の潔白の証明をする必要がない」とした。
一方、保険会社は、防犯カメラの映像に「犯人がほかの車を物色する様子もなく契約者の男性の車に近寄り、キーでドアを開けて1分以内に車を発進させていた。」ことから、「ICチップが埋め込まれた正規のキー以外ではエンジンが始動しない盗難防止装置「イモビライザー」が付いている盗難車は、正規のキーでなければ犯行は不可能。」とし、犯人は、契約者からキーを受け取って使用したと主張した。2審の高裁も「車を持ち去った人物と契約者の男性が意を通じていたとの疑念を払しょくできない」と請求を退けていた。
しかし、私の車も一応イモビライザーはついているが、今まで一度もキーを使ってドアを開けたことはない。すべて離れた所からのリモコン操作であり、時間は一瞬である。このため、契約者から正規のキーを預かっていたとは考えられにくい。(リモコンとキーが別である場合でも、犯行者と契約者が知り合いならリモコンも一緒に渡すだろうから)
最近は、車の盗難が増えており、私もトヨタのランクルを2台続けて盗難にあった人を知っている。そんな不幸な人が盗難への関与がないことをいちいち証明しなければならないことはおかしいとは思う。(保険で3台目のランクルを買ったらしい。)しかし、仮に犯人が1分以内で簡単にイモビライザー付きの車を開けられるキーを持っていたとするならば、それはそれで、怖いことである。イモビライザーの機能が全く働いていないことになるからである。
ところで、私は以前、指紋認証付きの携帯電話を使っていたが、本人なのにうまくいかず、結局、暗証番号を入力する羽目になった。また、静脈識別認証や顔識別認証にしても、運転する人の登録だけでは代行運転はできないし、家族も登録しないといけないし、車検も頼めなくなる。
違法駐車やキーの付けっぱなしは論外だが、常に、盗まれることを覚悟して駐車しなくてはならない物騒な世の中になってきたことは、確かだ。


オジロビタキ騒動2

2007年04月23日 | 野鳥
このオジロビタキ、ニシオジロビタキでないかとも言われている。私が持っている図鑑でもそのようにも見えるが、やはりオジロビタキで間違いないようにも見える。
両種の違いは、オジロビタキはユーラシア大陸の東側に分布し、ニシオジロビタキはユーラシア大陸の西側に分布する亜種らしい。
オジロビタキの越冬地は、中国南部や東南アジアであり、日本は渡りのルートからはずれているが、徳島県においても過去に雌1羽と幼鳥1羽が見られている。


撮影日は、3枚とも2006年12月24日
オジロビタキが止まっている木は、クロガネモチ 赤い実の大きさと色の美しさが好まれ、寺社、学校や公園のほかに個人の住宅の庭にもよく植えられている。(花期5~6月<果期10月~1月)




オジロビタキ騒動1

2007年04月22日 | 野鳥
徳島市の中心部に位置するJR徳島駅裏の徳島中央公園で珍鳥オジロビタキが一冬を越した。昨年の11月30日に確認してから3月30日まで公園内でその姿を毎日見ることが出来た。
口コミでこの情報が伝わり、主に関東、関西から多くのカメラマンがやってきた。
中には地元の公園利用者とトラブルを起こしたりする者も出てきた。また、オジロビタキに過度のストレスを与えないようにするため、これ以上情報が広がらないように野鳥の会の徳島県支部としては、支部会員に対してオジロビタキに関するホームページやブログのページの削除を求めた。
実際は、ホームページに載りだす前の口コミのほう威力が大きく、私が初めて見に行ったときにそこにいたのは、県外の人ばかりだったと思う。
私も削除していたが、オジロビタキはいなくなったので、復活しようとしたが、どの写真を出していたかはっきり覚えていない。あらためて2回に分けて写真を載せる。









東国原知事の「定例記者会見」見直し論

2007年04月18日 | 日記
東国原宮崎県知事の定例記者会見に対する言及については、テレビでも詳しく報道されていた。知事の言い方はきつく、一方的な話ではあったが、知事の問題提起は少しは理解できる。
確かに知事はメディアのおかげで有名になり、十二分に恩恵を受けていることは、間違いのない事実である。しかし、知事の「特にこれといった事案もないような時にでも記者会見をする必要はあるのだろうか。」という疑問を持つのも分かる。他の多くの首長は、メディアを敵に回したくないので、言わないだけではないのか。
最近の新聞などを見ていると、県庁にいる各報道機関の記者(県政記者と呼ばれている。)の記事は、定例記者会見で知事が話した内容をそのまま書いているだけとしか思えないものが多い気がする。
県民に関わる重大な事案が発生したときに行うような緊急の記者会見は別として、定例の記者会見は、与えられた機会を利用し、県庁に都合のいいような事案を事前に準備して、積極的に話すにことを前提にしているからだ。その程度なら、広く県民に知ってもらえるよう県のホームページに順次載せるとか、県政記者に資料を提供することでこと足りるからだ。(知事の問題提起に反論する記者に対し、知事も「それなら私の話した内容を全部載せてくれるのか。」と逆に質問していた。)
メデイアは、「記者会見は、記者の知事への1対1の質問が重要だ」と指摘するかもしれないが、相手がメデイアを通じてPRしてもらおうと話そうとしていることに、それほど突っ込む質問もないのでないか。知事本人のことについて質問することは別だろうが、定例記者会見で関係のない他の事案の質問をすることはルール違反であり、しても核心には触れられないだろうからだ。常々疑問に思っていることがあれば、所管の部局長なりに積極的に取材すればいいことだからだ。
本来、記者は、国民の目線に立って、独自の取材をするなどして、記事を書いたり、報道するものである。お膳立てされた定例記者会見の内容をそのまま受け売りで書くのでは、県の「有料広報誌」の役割を果たしているに過ぎないのではないか。知事は、昔(タレント時代)のように無謀な行動に出たのではなく(今後のことは知らないが)、これらの事実も十分承知したうえで、あえて問題提起したもと思われる。
情報の中身を吟味せずに、自治体の情報公開度を記者会見の回数で測るのはいかがなものか。私は、知事が記者より偉いとは全く思っていないし、別に、東国原知事の肩を持つわけでもない。しかし、メディアの怖さを骨身に応えて知っている知事だけに、県政記者に投げている問いかけは、あながち県民軽視やメディア軽視とは言えない側面があると思う。
別に首長をはじめとする行政側と記者は敵対関係である必要はないが、「県政記者と知事が定例的な飲み会をしている。」と書いてある記事をよく見るが、実態はどうなのか。
開かれた民主主義において、メディアの果たす役割は大きく大切な事だとは思う。しかし、インターネットの普及で既存のマスメディアの存在意義が問われている現在、批判精神を忘れたらマスメディアの意義もないのではないか。
「メデイアは、県民の代表として質問している。」という記者の発言で思い出したが、県民からのメールなどに知事が答えるというコーナーがいくつかの県にあるようだ、質問者本人の名前までは公表しなくてもよいが、どのようなやりとりがあるのかについても県庁のホームページで見られるようにしてもらいたい。(投稿者が拒否の場合を除き)
県民がどんなことにどれだけ要望や疑問を持っているのか、また、それに対して、どのような方針で臨むのか、リアルタイムで分かるからだ。ただし、それをすると、やらせの質問が多くなるかも知れないが。

ヨットの居る風景

2007年04月17日 | 日記
徳島県庁の横を流れている新町川のヨットハーバーとその一帯を人は、「ケンチョピア」と呼んでいる。
時折、写真より少し下流に橋が架かる計画が依然見直されていないことを思い出しては、貴重な風景を撮っている。

     
     
   このヨットの船名は、「Dream」。その名前Dreamが水面に浮かんでいる。しかし、絶え間ない波のせいで夢はゆらゆら揺れて、
   完全な「Dream]という字の形にはならない。
   泡でも立てて、夢が泡と消えるという写真もいいと思ったが。

街角スナップ

2007年04月16日 | 日記

スローシャッター(15分の1)で切ったので、この女性とすれ違った自転車に乗った男性(スピードが少し速い)がゴーストのようになっている。



銀行のガラス窓に向かいのデパート(私が写真を撮っているビル)が写っている。



新しいビルと古いビル、真新しい看板やレトロな給水タンクとの対比が面白い。