観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

ビフォーアフター 3

2012年05月31日 | 日記

娘夫婦の家の玄関である。新築間もないはずなのに床の汚れが酷い。掃除をしたことあるのかと聞くと、してると言う。
汚い理由は、業者から引き渡しを受ける前に2日間一般公開をしたときに、床が汚れないよう敷いてあったマット
を外してからこうなったと言う。汚れはマットを剥がすときに床にへばり付いた糊の跡で工務店でも取れなかった
らしい。27年前に新築した我が家の浴槽を、新品の状態までに復元した実績を持つ私は、元通りにしてやると公言。


結果はこのとおりきれいになった.
(両側の床が黒く見えるのは影。以前の状態の床の撮影時点と条件が異なっているため。)


使用したのが、写真右端の「衛生陶器用コンパウンド」 少々手こずりの容器は空になった。このコンパウンドの
性能は大したものだが、値段の割に中身が100gと容量が少ないのが欠点。しかし、効果は絶大である。
また発注する予定。

手間をかければ、きれいになることを改めて立証。

石田純一の真似

2012年05月30日 | 日記
私と石田純一とでは年齢だと4歳しか違わないが、後は全く違う。ついでに、彼の息子のいしだ壱成は、私の息子
より4歳上である。今日、石田純一の真似をした。といっても息子より若い女性と結婚したわけではない。今の季節、
家でいるときは靴下を履いていない。バードウォッチングの時は、いろんな事を想定して長袖、長ズボン、それに靴下
はもちろんしっかりした作りの靴を履いて出掛ける。しかし、車で7分くらいの所へ買い物に行くだけなのに服を着替
えるのも靴下を履くのも面倒だ。しかし、車の運転時はサンダル履きはよろしくない。水陸両用のメッシュのような靴
もあるが、あれは水陸両用の短パンに似合う物で普通の綿パンには似合わない。そこで、素足に靴ということになった
のだが、アウトドア仕様の靴は素足に履くのは厳しそう。普通の靴でも紐靴だとなんだかおかしい。となるとこれしかない。


この靴は、ミッドカットやハイカットの靴を履くときの車運転時に使っている。
しかし、石田純一が履いている高級靴でも水虫になる危険性が大とか言われているのに。こんな靴だとさらにヤバイので
はないか。しかし、履いている感じは意外と気持ちいい。

ビフォーアフター 2

2012年05月29日 | 日記
毎日が日曜になると、日頃気がつかないというか無視しているようなところまで目に付く。
下駄箱(古い)を見てると普段履いてない靴が見つかった。中には新しいけど訳ありで履いてない物もある。
スーパーマーケットの中にある修理店に持っていくことにした。


結婚式(自分含む)くらいしか履いたことがないこの革靴(少々きついし、この手の靴を履く機会は少ないため)
近くの修理店にこれを含めて5足ほど持っていった。この靴を含めて4足はちゃんと修理できた。


この靴もあんまり履いてない。


しかし、こうなっている。
お店の人曰く
これと全く同じ靴で同じ状態になってる靴を今まで何回か客さんが持ってきた。ここへ修理に持ってくる靴は、
ネットオークションに出品する靴以外は古くなった靴が多いが、この靴はみな新しかった。しかし、残念ながらここ
では修理はできない。

このクラークスは、ネイチャーⅡだが、ネイチャーの方は実に長く持った。

初夏の風物詩

2012年05月27日 | 野鳥

アジサシ   漢字名 鯵刺  英名 Commn Tern    体長 35cm


コアジサシ  漢字名 小鯵刺 英名 Little Tern   体長 26cm


アジサシの仲間も結構種類があるので、アジサシは、普通のアジサシ(Commn Tern)で小さなコアジサシ
の英名もLittle Ternとなっているが、こちらではコアジサシのほうがよく見られる。





飛び込む姿を撮影するのは難しい。

砂浜のハマシギ 3

2012年05月25日 | 野鳥

木製の観音像の手の部分のように見える。これも漂流物だ。


大きく打ち寄せる波 3羽のハマシギは何を思う。


ここでこれだけの数のハマシギも見るのも今期は最後かな。


ピントが甘いが、実際は迫力がある。(まさに迫ってくる力)

ところで、今年の2月7日に「干潟の泥表面の微生物がシギの渡りを支える」という記事を書いたが、2週間ほどハマシギを
ずっ観察していて、その事実を改めて認識した。

「NPO法人バードリサーチ」のニュースレター3月号の概要版から
◆論文紹介「トウネンもハマシギもバイオフィルムを食する」

○トウネンもハマシギもバイオフィルムを食べている
 これまで,シギ類はゴカイやカニなどの小動物を食べていると考えられていました。今回,日本やカナダの干潟での
採餌行動調査や,フンや餌の化学分析などにより,毎年日本に多数飛来するトウネンやハマシギについても,餌を
バイオフィルムから賄っていることを突き止めました。

○小型種であるほど,泥干潟であるほど,バイオフィルムは多く利用されている。
 トウネンのように,シギ類の中でも小型の種ほど一日に必要な熱量が少ないため,泥と一緒に飲みこむため摂食効率
はよくないバイオフィルムに、餌のより多くを依存できる可能性があることがわかりました。また,波や流れの穏やかな
泥干潟の方が,泥表面にバイオフィルムが発達しやすく,シギにより多く利用されている可能性があることもわかりました。

○バイオフィルムを食べる鳥は,舌先に特徴がある
 小型のシギ類は舌先にブラシのような棘毛(きょくもう)があるという特徴を持ち,その棘毛にバイオフィルムを巧みに
絡めて食べていることも今回解明しました。驚いたことに,この棘毛は,体が小型な種ほど発達しているという関係が
みられました。つまり,小型種ほど,バイオフィルムを食べるのに適合した形態を持っていたのです。さらに驚いたこと
には,チドリ類やクサシギ類にも,棘毛が存在していたことです。もしかすると,チドリ類やクサシギ類もバイオフィルム
を食べることがあるのかもしれません(にわかに信じがたいのですが)。

○バイオフィルムをシギが食べることで,干潟生物群集の安定性が保たれている
 干潟生態系の食物網に目を向けると,今回の結果は,上位捕食者と基底者との間の「ミッシング・リンク」を,特定した
ことになります。
 食物網の理論によると,鳥類がバイオフィルムと小動物の両方を食べること,つまり,雑食性の上位捕食者の存在は,鳥・
小動物・バイオフィルムの三者の安定的な共存を高めると予測されるようです.そのため,シギ・チドリ類の個体数が減少
すると,食物網の構造が変化し,干潟生態系の安定性に影響を与えることが懸念されます。

 国内や世界中でシギ・チドリ類の個体数が,過去20年間で約半減するなど,現在その減少が深刻となっています。今回の
研究成果は,鳥類の個体数減少の理由の解明,干潟生態系の環境や生物多様性保全に役立つことを願っています。

【港湾空港技術研究所 桑江 朝比呂】

 バイオフィルム(微生物膜):微細藻類,バクテリア,およびそれらが細胞外に放出する多糖類粘液で構成された薄い層の総称
であり,静穏な干潟泥の表面によく発達する。



ここで、改めてバイオフィルムをウィキペディアで検索すると
“バイオフィルム、菌膜(きんまく、Biofilm)とは、微生物により形成される構造体
身近な例としては、歯垢や台所のヌメリなどがある。自然界にも広く存在し、基質と水があれば、あらゆる場所に存在する。
たとえば、水中の石の表面についている膜状のものなどが当てはまる。バイオフィルム内では嫌気性菌から好気性菌まで様々な
種類の微生物が存在し、その中で様々な情報伝達を行いながらコミュニティを形成していると考えられている。異種微生物間の
情報伝達物質としてクオルモンが注目されている。
石や植物の表面など、あらゆる場所に存在している。バイオフィルムの内部と外部では、微生物の生息密度が異なる。たとえば
水中では、生息密度に数百~数千倍の差があるという。バイオフィルム内には、細菌はもちろん、原生動物、藻類など、多種多様な
生物が生息している。自然界における物質の転換、浄化作用などにも深く関与していると考えられている。”

この最新の研究結果からも干潟がいかに自然界において大切なものであるかということがよく分かる。



2羽のハマシギ 2

2012年05月24日 | 野鳥
昨日見たこの個体




比較のために上の写真と同じような姿勢のこの個体


羽の色の違いは、上の写真の個体は成鳥の夏羽だが下、の写真の個体の方は幼鳥だろうか。

たださえ滑りやすい餌場でこの右足にハンディキャップのあるハマシギを見てるとハラハラドキドキする。
採餌の様子

2羽のハマシギ

2012年05月23日 | 野鳥
今日は朝は山へ、しかし、すぐに諦め、今度は川へと忙しいバードウォッチングだった。川の方も成果
がないと帰りかけたとき、何気なく足下を覗くと2羽のハマシギがいた。近づいても全く逃げないので
何枚も撮影した。枚数が多いのでスライドショーにしてみた。(コンパクトフラッシュ1枚分撮影しても
彼らはまだその場にいた。私の方が飽きたので帰ることにした。)
デジブック広場を利用してスライドショーを作成するのは今回が初めて

デジブック 『2羽のハマシギ』

舘山寺温泉と金環日食

2012年05月22日 | 旅・風景・グルメ

5月20日、舘山寺温泉ホテル九重の専用桟橋からクルーズ船で約20分間の浜名湖巡りをした。乗船するまでの間
添乗員が客のカメラでの撮影サービスを続けていた。この写真に写っている徳山さんという添乗員の気配りは、穴吹
トラベルの中ではトップではないだろうか。
しかし、今回のバスツアー、私は21日の金環日食用レンズとフィルターのことばかりを気にしていて、肝心のカメラ
自体を持参するのを忘れていたのだ。結局、今回のツアーの写真は携帯電話で撮影するはめになった。
(この携帯電話で撮影するのは初めて)携帯画面の中にあるのカメラマークを押して撮影したのだが、シャッターを
物理的に押すレリーズボタンの役割をする機能はこの携帯電話についてないのだろうか。前の携帯エクスペリアはついて
いたのだが。どうも画面に触れてシャッターを切るのは難しい。


上の写真の続き 
宿泊したホテルのロケーションも良い。全室浜名湖が見える。

翌21日、金環日食撮影ための道具一式は持参しなかったが、日食を見るグラスは準備していたので、とりあえず早起き
をした。しかし、空を見上げるとぶ厚い雲に覆われていた。一生に一度のチャンスなのにと再び空を見てるとの観音様が
目に入った。ダメ元でお参りに行くことにした。
観音像へ行くまでにお寺(舘山寺)とその隣の神社にもお布施をさせてもらい、晴れますようにとお祈りした。
すると奇跡が起こり、金環日食を完全に見ることができた。ちょうどその時間だけ太陽が雲から顔を出してくれたのだ。
撮影はできなかったが、しっかり目に焼き付けた。


舘山寺聖観音菩薩


金環月食を見たグラス(表面)


(裏面)




砂浜のハマシギ 2

2012年05月19日 | 野鳥

5月21日の金環食に備え、早くからマルミ光機の太陽撮影用フィルター「DHG ND-100000」77mmwを買い、わく
わくしながら待っていた。
しかし、家人が20、21日のバスツアーを申し込んだ。今回のツアーは、浜名湖の舘山寺温泉「ホテル九重」
での宿泊がメインらしい。
金環食撮影のため買ったフィルターは太陽を撮るためくらいしか使えない。このフィルターをつけようと思っていた
レンズは、ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIでかなり重い。バスツアーでのスナップ写真には不向きな
レンズだ。しかし、スナップ用のレンズと金環食撮影用のレンズと2本持っていくなんて大袈裟である。でもこの機会
を逃がすと、もう200年待たなくてはならない。全く無駄な買い物になった。こういう状況で現在は、21日月曜日の
天気は悪くてもいいような、でも、せっかくの旅行なのでやはりお天気は良い方がいいような複雑な気分だ。


小さな波だがサーフィン初心者にはちょうどいいのかな。前日は波はほとんどなかったので、サーファーもいなかった。






ハマシギがプラスチックごみを見て何か言いたそう。

砂浜のハマシギ 1

2012年05月17日 | 野鳥
昨日は午後から暑くなったので涼を求めて出掛けたのではないが、また砂浜へいった。


画面に写っているのは夏羽のハマシギのようだ。
気温がみるみる上昇、おまけに無風に近い状態だったので陽炎が発生し、画面も揺らいでいる。


上の写真の続き


上空を飛んだトビのせいか一斉に飛び立った
下から3段目の左は、ハマシギでなくトウネンだろう。


一番上の右端もトウネンだろう。
実際に暑い上におまけにサーフィンをしているカップルを見ているとさらに暑い。それにこの光景を見てると
かき氷が食べたくなった。
「波に千鳥」の図柄は、かき氷屋の幟の定番。しかし、写真のハマシギは同じチドリ目ではあるが、シギ科に属して
おり、チドリ目チドリ科ではない。 トウネンも同じだ。