観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

伊香保温泉 4(水沢観音)

2013年02月27日 | 旅・風景・グルメ
旅行2日目は、オプションの榛名富士ツアーの後、伊香保温泉に引っ返し、ツアー参加者各自が自由昼食を摂った。そして、宿泊したホテル福一に
集合し、約3km離れた「水沢観音」の愛称で親しまれている水澤寺に出掛けた。


寺の創建は、推古天皇の時代(592~628)と伝えらる天台宗の古刹である。坂東三十三観音霊場の第十六番札所となっており、正式名は、五徳山
水澤観世音(水澤寺)


本堂


重要文化財に指定されている六角堂
内陣が回転するようになっていて、三回まわしてから祈願するそうだ。私も家人と一緒にやってみた。


仁王門の裏側 (この両側にある入口から2階に出入りできる。仁王門に上るのは初めてだった。階段は狭くて勾配がきつい。上り下りだけでも修行だ。)

伊香保温泉 3(榛名富士)

2013年02月26日 | 日記
昨日テレビを見ていたら、【群馬】400年以上の歴史を誇る温泉宿・ベスト3の3位に伊香保温泉の「福一」介されていた。
ちょうど福一のことをこのブログで褒めた後だったので、やはり評価は正確だったのだと妙な安心をした。
福一から翌朝のオプションツアーとして、榛名山ロープウェイ利用し榛名富士登頂というのがあった。当日は雪が降っていなかったのでバスツアー参加者
の多くが参加した。
添乗員さんが、「榛名山」とは、榛名湖の周囲を取り囲む 一連の山の総称で、「赤城山」(1828m)、「妙義山」(860m) と共に「上毛三山」の一つとして
知られる名勝である。榛名湖は、榛名山の噴火の際に生まれたカルデラ湖と教えてくれた。


正面に見えるのが榛名富士


下に見えるのが榛名湖、上に見えるのが浅間山


頂上駅


指さしている方を見たら富士山が(ラッキー)

伊香保温泉 2

2013年02月24日 | 旅・風景・グルメ

伊香保温泉の目玉はなんと言ってもこの石段街だが、お年寄りや足の不自由な方には不便だ。
私も40年近く前に来たときは別に意識しなかったが、今回は階段数を聞いただけで、全階段を上り下りするのを止めた。
そのせいかどうか、この写真に写っているのは若い人ばかりのようだ。

ここで泊まったのは、創業400年の歴史を持つ「福一」というホテルで全体的に満足だった。

この写真が1878年当時の諧暢楼(現福一)の全貌
大勢の人で賑わっており、また人力車のお客もいるようだ。


宿泊部屋のほうから石段街の最上部に近い所までほとんど直接出ることができる。

今回の旅行で唯一不満だったのは、あらかじめ伊香保温泉で昼食を食べる所の候補をネットで探していた2軒がいずれも休業していたとことだ。
連休の翌日だったせいだろうか。




白いコゲラ

2013年02月20日 | 野鳥
三度目の正直で白いコゲラを見ることができた。(しかし、暗く遠かった。写真は相当トリミングしている。)
この白いコゲラ、白化個体(アルビノ)かと思っていたら、香川県から来られたベテランさんが瞳孔の色が黒ければ、
白変個体だと教えてくれた。
白化は、メラニン色素に関する遺伝子情報の欠如により、メラニン色素が欠乏する白化現象である。体毛や皮膚ばかり
でなく、瞳孔も毛細血管が透けて見えるために赤色となって視覚障害を伴う。また、白い体は目立つ上に視力も弱けれ
敵に襲われやすいので、生存は厳しい。この個体は、撮影現場の近所に住んでる野鳥に詳しい人の話だと1年前からいたようだ。
白化個体に似ている白変個体を検索してみると、“氷河期と間氷期を繰り返してきた地球で生き抜いてきた現存の生物に
とって、氷河期には保護色となる白変の遺伝子は、生物が生き抜くための有利な資質であったと考えられる。このため、
現在も生物が白変する遺伝情報は基本的な遺伝子として、生物に脈々と受け継がれているらしい。”とあった。


後ろ姿だが、鳴き声と後頭部の2本の赤い筋でコゲラのオスであることが分かる。


木をつつく一瞬前


木につついた瞬間


さようなら

珍鳥じゃなきゃダメですか?

2013年02月17日 | 野鳥
野鳥仲間の最近の話題は、コゲラのアルビノ(白化個体)だ。しかし、2回挑戦したが、ダメだった。
コゲラの白化個体がよく出てくる周辺で梅が咲いていた。
「一番じゃなきゃダメですか?」は、蓮舫の有名なセリフだが、「珍鳥じゃなきゃダメですか?」と
ジョウビタキとメジロが言いながら、ずっと側にいてくれた。






伊香保温泉 1

2013年02月15日 | 日記
11日から13日にかけて群馬県の伊香保温泉と草津温泉に行った。
最初の宿泊地、伊香保温泉の歴史を検索すると、温泉は榛名山の火山活動より湧き出したとされる。この温泉は、古くは垂仁天皇
(紀元前29年~紀元後70年)の時代に開かれたとも、行基(668年~749年)
によって発見されたとも言われている。最初に、書物に登場するのは、南北朝時代に編纂された『神道集』で、「伊香保大明神事」
に、温泉が湧き出した経緯についての記載がある。このことから、少なくともこの時代には、温泉が広く知られていた事が分かる。
次に1502年、宗祇(室町時代の連歌師)は、千明(ちぎら)仁泉亭に泊まっている。『宗祇終焉記』に「中風の為によしなど
聞きて宗祇は其方に趣きてふたかたけなりぬ。」とあることから中風に効く温泉として有名だったこことが分かる。


千明仁泉亭(伊香保温泉で一番古いこの宿は、徳冨蘆花が「不如帰」を書いた旅館としても有名。)


「我国温泉都市計画第一号の地」とは、何の事やらと思っていたら、石段街の原型は、武田勝頼が織田信長との「長篠の合戦」で
負傷した兵士の湯治のため、配下の真田昌幸に命じて造られたということだった。

江戸時代には湯治場として湯客も増加し、俳人、文人が多く訪れ、また、「子宝の湯」として知られ、多くの婦人客でにぎわったと
言われている。近代になると、最も伊香保を愛し、作品に取り上げたのが徳冨蘆花で、伊香保を舞台にした名「不如帰(ほととぎす)」
が有名。徳冨蘆花記念文学館もあるが、立ち寄らなかった。


“榛名山の一角に、段また段を成して、羅馬時代の野外劇場の如く、斜めに刻み附けられた 桟敷形の伊香保の街、屋根の上に屋根、
部屋の上に部屋、すべてが温泉宿である、そして榛の若葉の光が柔かい緑で 街全體を濡らしてゐる。街を縦に貫く本道は雑多の店に
縁どられて、長い長い石の階段を作り、伊香保神社の前にまで、Hの字を無数に積み上げて、殊更に建築家と繪師とを喜ばせる。”
と石段に与謝野晶子の詩が刻まれている。

俳人、種田三頭火(1882年~1940年)は、確か温泉地によく行ってたな。この伊香保温泉にも来たことあるのだろうかなんて
思いながら、伊香保温泉のシンボルであるこの石段街の写真を撮っていると、いつの間にやら山頭火が目の前にいた。

久しぶりのカワセミ

2013年02月10日 | 野鳥

いつの間にやら止まり木が増えていた。




上半身が写っていたなら良かったのに。
動きのあるカワセミの写真を撮ろうと試みてはいるものの根気がいいほうではないので、粘るということが出来ない。
1,2度のチャンスにかけてもこんなのばかりだ。(やはり、まぐれの確率は低いようだ。)

可愛いな

2013年02月09日 | 野鳥
久しぶりに海岸の松林に行ってみた。駐車場にお仲間の車が1台も駐まっていないと思ったら、鳥の方もさっぱりだった。
しかし、ここでの撮り置きは数多い。その中で私のお気に入りを小出しでもしよう。


アッ1円玉5枚のキクイタダキ頑張れ










雪の北陸旅行 五箇山

2013年02月06日 | 旅・風景・グルメ
岐阜県白川村荻町、富山県五箇山相倉、菅沼の各合掌造り集落が「世界遺産」として登録されている。
相倉合掌造り集落保存財団のホームページによると、合掌造りの建物が新旧民家と寺、道場、合掌小屋を合わせて24棟あり、
そのうち住んでいる民家は11棟らしい。
この3カ所の内、白川郷はよく観光化されており、何度も出掛けているが、こちらは今回が初めてだった。しかし、ここでの
観光時間はわずかに35分と短い。全体が見渡せるという場所に行き、そこから写真を撮るだけに終わった。


雪も降っており感じが出ているが、実際に生活するのは大変だろう。なにしろ、テレビでは今日、東京にわずかに降った雪の話を
延々としているくらいだから。


ここの駐車場から先は、地元民しか通れない。
止まっているバスは、私たちの乗ってきたバス。


ここを通って、ずっと奥までゆっくり歩きたかった。


帰る頃に空が晴れてきた。
目が痛くなるほど雪が白い。

まあ、いいか

2013年02月03日 | 野鳥
ニコンが初めて発売する800mmの超望遠のレンズ「AF-S NIKKOR 800mm F5.6E FL ED VR 」の発表があった。と思ったら、もうキタムラカメラ
でも販売価格1,622,500(税込)で予約を受け付けている。定価が¥2,121,000(税込)だから2割以上も安く買える。急いで予約しなければなんて考え
ている人はどれくらいいるのだろうか。などと考えながらネットを見てたら、野鳥仲間からレアな鳥がいるとの電話をもらった。
明日から3日間は天気が悪いらしい。今日行かねば、鳥はいなくなってしまうかも分からないと思い、現場に行ってみた。鳴き声に特徴があり、鳴き声も
遠くまで聞こえるから、いたら分かるとベテランさんは言っていたが、私が現場にいたときには鳴き声さえ一度も聞こえなかった。
しかし、この2種類の鳥が見られたので、まあいいか。


ルリビタキ


クロジ