観・環・感

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第11回若山牧水賞

2007年01月29日 | 日記
第11回若山牧水賞(同賞運営委員会=県、県教委、延岡市、東郷町、宮崎日日新聞社=主催)に俵万智、坂井修一の両氏が選ばれ、授賞式は、2月5日に宮崎観光ホテル(宮崎市)で行われる。この授賞式には東国原英夫宮崎県知事も参加するのだろうか。
俵万智といえば、ちょうど20年前、「サラダ記念日」で新鮮なインパクトを持ってデビューし、10年後には「チョコレート革命」で女性の愛の表現に革命を起こした。(昨年11月に公開された作詞家、阿木耀子の初監督作品の官能映画「TANNKA 短歌」の原作は、俵万智の長編小説「トリアングル」)
1962年生まれの俵万智、シングルマザーである。
受賞した歌集「プーさんの鼻」 から
「生きるとは手をのばすこと幼子の指がプーさんの鼻をつかめり」

280万部を超える「サラダ記念日」は、人々の短歌に対するイメージを変えた。その明快なわかりやすさと共感しやすさで、自分も作れると勘違いし、本を買い続けているミーハー親父もいる。でも、映画までは見ていない。

ところで、俵万智と同時受賞者の坂井修一氏は、現在、東京大学大学院情報理工学系研究科教授。奥方は第9回賞受賞者の米川千嘉子氏(1959年生まれで俵万智の大学の先輩)本人と奥さんは同じ短歌結社「かりん」の会員で社内婚らしい。 ちなみに俵万智の師匠の佐佐木幸綱氏は、第九回の受賞者である。