観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

昔のレンズで

2009年11月29日 | 野鳥
最近ずっと使っている望遠レンズが突然、縦位置にするとモーターが空回りを始め、オートフォーカスできなくなった。キタムラカメラの5年間保証に入っているのだが、
この保証は1度きりしか使えないそうだ。
今回新しくなった同制度では、保証は何回でも効くらしい。
故障の原因はさっぱり分からないが、修理費用が安ければ自腹にして、保証は残しておいたほうが得だろうか。
いずれにしても、修理に1月を要すると言われ、頭が痛い。しかし、出島で飛んでいるタカを放ってはおけない。
ということで、久しぶりに「Nikkor 500mm f/4.0P IF ED」の出番。なんとこのレンズが売り出されたのは、1988年3月で21年も前の製品である。
一番つらいのはオートフォーカスでなくマニュアルなのだ。
じっとしている物を撮るのならいいが、速いスピードで飛ぶ野鳥をいちいち手でピントを合わす必要がある。
写真の上手下手は別として、このレンズの性能は悪くないので、ピントさえ合えばOKと、シャッターを切っていたが、チャンスは突然訪れるので、なかなか素早くピントを合わせられない。
しかし、直ってくるまでこれで頑張らなければならない。
ということで、今日の成果


ノートリミング


観察舎野中で狭いスリットから覗いているこちらの様子を窺っているのだろうか。(ノートリミング)


上の写真をアップ(オオタカの幼鳥)





プレデター

2009年11月28日 | 日記

ファイティングポーズ
このカマキリを見てプレデターを思った。
プレデター(PREDATOR)は、動物学用語で捕食者という意味らしい。1987年にアメリカで製作されたアクションSF映画のタイトルでもあり、
この映画に登場した架空の異星人種族の名前である。
シリーズ最初のこの映画の主人公は、アーノルド・シュワルツェネッガーが演じた。


鎌を構えてきた


カマキリの写真にも飽きて植物の写真を撮った後見たら家の基礎のところでこういう格好でずっといた。タマゴでも生み付ける気だろうか?
バランスが悪いと思ったら触覚が1本抜けてるようだ。

最近の壊れ物

2009年11月26日 | 日記
ぴったりなじむ履き心地の良さで長年履いているクラークスのネイチャー。今日椅子に腰掛け組んだ足先を何気なく見てびっくり、破けているではないか。
今日履いていたのはⅡの2足目。甲皮の部分なんか新品と同様に真新しい感じなのに、どうなったのだろうか。
ネットで検索すると、長崎市のアズーリという鞄の修理専門店にクラークスの修理の記事が載っている。仕上がりが実に素晴らしい。ソールもオリジナルよりずっと感じのいいビブラムソールを使用している。徳島にもこんな修理店はないだろうか。
最近、カメラバッグも継ぎ目が破れて使いものにならず、困っていたのだが、無理を承知で知り合いに頼んだら、修理した箇所が全く分からないほど上手に仕上げていただいて、随分得した気分になったものだが。
ミスター・ミニットでは無理だろうか。
修理と言えば、外国製の文具も一つぐらいと無理して買ったモンブランのシャープペン、軸先の部分が最近壊れて使いものにならなくなった。安いラミーのシャープペンシルは健在なのに。これも安く修理してくれるところはないのだろうか。

山の冬鳥観察会

2009年11月23日 | 日記
今日は、佐那河内いきものふれあいの里 ネイチャーセンターと野鳥の会県支部共催の「山の冬鳥観察会」だった。お天気はとにかくよかった。
しかし、予想通りというか、お目当ての「赤い鳥」は出てこなかった。一応、何時出てきてもいいようにとバックパックにカメラは忍ばせていたのだが、出番は全くなかった。
ほかの鳥も写真になるようなシーンは1度もなかった。
これではと帰りに家の近所の池(同じ小学校区)に久しぶりに行ってみた。


ここのオシドリ、数は減っているようだ。


実際はこれ位の暗さ。


上の写真の池の数メートル手前にも小さな池があり、20年くらい前はカモだらけだったのだが、最近は全く見たことがない。ちょうど子供たちがルアー釣りを楽しんでいた。
これはその池の後ろの電柱
今は狩猟期間だから、うす暗いところで鳥を見てるとイノシシに間違われないだろうか。

へこむ

2009年11月21日 | 日記
今日の昼間は、2時間くらいしかフリーの時間がなかったので、出島野鳥園に行くことにした。
理由は、近場なことと前日に地元新聞社のカメラマンの撮ったオオタカの写真を見たから。
野鳥園の観察舎に行く前に、旧堤防の上を歩くことにした。目的は、湿地の忍者のような「サンカノゴイ」でも見つからないかと思って。結局見つからなかったが、池とは反対の田んぼのほうにタゲリがたくさんいるのを見つけた。
タゲリの写真を撮って帰る途中、ロープに足をとられこけてしまった。ちょうど、こんな低いロープに足をとられるようになったら、俺も終いだなと思いながらまたいだら何のことない、そのまま前に倒れた。倒れる途中思ったのは、
大事なカメラとレンズ。しっかり持ってこけたので、どうやらそちらの無事。しかし、左手と両足に軽いすり傷が。そしてどうやら左腕は打ち身をしているようだ。
気を取り直して、観察舎で今シーズン初のチュウヒを撮影。
いずれも相当トリミングしている。







あと1月足らずで還暦。やはり年のせいだろうか。思い切りへこんでいる。

一触即発

2009年11月19日 | 野鳥
ヨシガモのオス同士が喧嘩?


「おいこら!」


「俺の言うこと聞こえねえのか」


「手前、黙って大人しくしていりゃいい気になりやがって、この桜吹雪、いやこの綺麗な羽が目に入らぬか。」(お前も俺と同じ羽だったか、まあどうでもいい。)


「やったろうじゃないか」


「突きを一発」


どうなるかと見ていれば、いつの間にか仲直り?


ハシビロガモ

2009年11月18日 | 野鳥
日曜日、O神社に行ってもこれといった野鳥は見かけず(サルはいたが)、札所の奥にある堰堤に行ってもにオシドリどころか普通の鴨も1羽も見かけなかった。
このまま家に帰るのも癪だからと珍しい鴨がいるかは分からないが、とにかく普通の鴨でもいいから写真でも撮ろうと、O神社近くの池まで引き返した。


最初に目についたのが、ハシビロガモの群れ
このように水中に顔を突っ込んで採餌するが、潜水ガモのように完全に水中に潜ることはない。
甲殻類のプランクトンや植物の破片などの水中浮遊物、昆虫、草の種子などを濾し取りながら採餌する。


水ごと飲み込み餌を漉しとるため、嘴の両脇の基部に「板歯」という櫛のようなというか、クジラのヒゲのようなものがびっしり生えている。


このカモの舌の写真をを見て、ネット検索したら「鴨舌」という中国では珍味として有名なものにヒットした。(タン料理は主に牛の舌だが、鴨舌料理は主にアヒルの舌を使するらしい。)


羽の手入れは怠りない。




紅葉

2009年11月16日 | 日記
日曜日、猿以外に撮るものはないかと探して見つけたのが、この屋敷のお庭の紅葉
今年初めての紅葉の撮影。
赤いモミジは大写しにすると葉が朽ちる寸前で醜いが、あんまり紅葉してないモミジは葉もまだまだ元気できれい。


右端のモミジを望遠側にズームして撮影


O神社を後にして、この日の目的である札所の奥にある堰堤へオシドリの撮影に出かけた。場所は電話で教えてもらったので、迷わず行くことができた。
しかし、数日来降り続いた雨のせいか、この時期では珍しいほどの水量で堰堤の切れ目から下流側に水が流れ出ていた。
オシドリが普段いると思われるシイの木もかなり水没しているのが影響しいるのかどうか分からないがオシドリは全くいなかった。


せっかく来たのに思って撮ったのがこの木(望遠レンズで撮影)

ため息と猿

2009年11月15日 | 日記
久しぶりにO神社に出かけた。七五三の大勢の参拝客で賑わっていた。けれど、少し奥に行くと、そこには人の気配は全くない。
いるのは


天を見上げてため息をつきたいのはこちらの方だ。


少し離れた所にいた親子連れの母猿が子猿に「知らんぷりしてろ」と言っている。


今度は、「見るな」と言っている。


「死んだふりしてろ」

グーグルとスマートグリッド

2009年11月13日 | 日記
先月末NHKスペシャル「自動車革命」を見て驚いた。
GOOGLEはITの世界だけでなく、電力業界でもNo.1になるのか。
今、アメリカでは政府が主導し、電気自動車とITを組み合わせた新たな産業を興そうとしている。中心的な役割を担うのは、巨大IT企業のグーグルだ。
各家庭の屋根に設置されたソーラー発電と電気自動車の蓄電池を繋ぐのだ。そして地域の全家庭で余剰電力を融通しあうことになる。この電力調整はグーグルがシステム管理をする。
情報管理はグーグルのもっとも得意とするところだ。夜間の電力は、電気自動車に貯められた電力を使うことになる。
情報管理がうまくできると電力の無駄がなくなり、ピーク発電のために余分な発電はしなくてすむ。
自動車もガソリン車に変わり電気自動車が主流になる。
オバマ政権は、この計画に1兆円の予算をつけ後押ししている。
グーグルの幹部は、頻繁にワシントンに行き、政府への働きかけをしていた。
シリコンバレーの投資家は、スマート・グリッドに参加している企業に対し、積極的に投資している。また、その資金を世界中を駆けめぐり募っている。
今まで世界の経済を牽引してきた自動車メーカーに代わり、情報メーカーが産業の核となる。電気自動車の時代になれば、21世紀は何もかも大きく変わるのだろうか。
スマートグリッドの解説は、大和総研の環境用語解説が分かりやすい。