観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

関門海峡

2016年01月30日 | 旅・風景・グルメ
関門海峡は、山口県下関市と福岡県の北九州市をを隔てる海峡。関門とは、両岸の地名の馬関(現 下関市)の「関=カン」と
門司(現 北九州市門司区)の「門=もん」である。


この関門海峡のシンボルともいえる関門橋(全長1068m)は、1973年に開通。


この関門橋のほかに両岸を繋ぐものとして
関門海峡の狭くなったこの部分(早鞆の瀬戸)には、1975年に開通した新幹線の新関門トンネルと
1958年に開通した関門国道トンネルがある。
このほかに、西に位置する下関の彦島から門司の間に1942年に開通した世界初の海底トンネルである関門鉄道トンネルがある。


門司港から対岸の下関市の「はいからっと横丁」の大観覧車と鯨をイメージした海響館(下関市立しもせき水族館)がよく見える。


海響館の横の唐戸市場(魚市場)からみた門司
左のほうに山の上まで飛び出てるように見える黒川紀章設計の高層マンション「レトロハイマート」が見える。







セット撮影

2016年01月24日 | 野鳥
今、窓の外では雪が舞っている。
18日には岐阜県高山市にある「氷点下の森」に出掛けて、雪や氷の少なさを嘆いていたが、普段温暖な徳島での雪は別だ。
交通に支障があるような積雪は、数年に1度あるかないかで雪慣れしていない上にスタッドレスタイヤを履いている人は私の回り
では山好きの野鳥の会の会員くらいだ。
だから、道路に雪が数センチでも積もるとたちまち交通渋滞が起きる。
2005年12月18日、6cmの積雪で職場から約9kmの我が家まで車で3時間半もかかった記憶はまだ鮮明だ。
写真は、雪とは関係のない先週金曜日に撮影したオジロビタキ







スタジオで撮影したかのようだ。





「成熟日本への進路」を読む

2016年01月20日 | 日記
今月の勉強会のテキストである波頭 亮氏の「成熟日本への進路」を読むに当たりネットで資料を探していた。
相応しい資料として内閣府が公表している」「平成27年度高齢社会白書(全体版)」が見つかった。
この資料を読んでいると、近い将来は、成熟社会を通り越して完熟社会をも超えているかの感がする。このような社会には、
その状況にあった政策の実施が必要であるという著者の主張は納得できる。

もう一つは、「貧困統計ホームページ」

今月18日、予算委員会で貧困率の増加について質問された安倍首相は、当初、日本は裕福な国と思う…………と答弁した
ようだが、彼は格差が大きくなっていることの実感がないのか、気付いてないふりをしているのだろうか。塩崎厚労相は、
相対的貧困率の増大を認めたようだが…………

(質問の内容及びどの大臣がどの項目を回答するのかは、あらかじめ分かっているので、官僚は回答を作っている。だから、
文科相の回答はペーパーに書かれた内容をそのまま丁寧に読み上げたので詳しかった。)

余談だが、上記のように鋭い事実である日本の貧困率に係る質問のような場合においても、いかに上手くはぐらかし、各省の
土俵に持ち込む答弁を作る官僚が優秀だとされているらしい。
ところで、我が国の貧困率の統計は、1953年~1965年まで厚生省が実施していたが、その後高度成長期に至り、公的な
統計行われなくなった。2008年のリーマンショック以降、貧困率についてマスコミでも取り上げるようになり、厚生労働省も
相対的な貧困率を公表するようになった。国の統計の第2次利用が認められるようになってから貧困に関する統計も充実してきている。

しかし、ジャパン アズ ナンバーワンの栄光を取り戻すという幻想を抱いた政策は、非現実的である。現在の進めている政策は、
グローバルスタンダードの名を借りた金持ち優遇制度と昔のコストパフォーマンスを考慮しない公共事業推進に偏っている。
また、アメリカから押し付けられた規制緩和の弊害が至る所で目に付くようになってきた。将来ある学生13人もの命を奪った
軽井沢町でのバス事故もその一例だ。

この「貧困統計ホームページ」を運営している公立大学法人首都大学東京の阿部センター長及び昨年11月に大学に「子ども・若者貧困研究センター」
を設立したいきさつが分かる資料はこちら
http://www.tmu.ac.jp/extra/download.html?d=assets/files/download/news/press_20151102-1.pdf
https://www.blwisdom.com/linkbusiness/linktime/future

門司港ホテル

2016年01月14日 | 旅・風景・グルメ

右端のホテルが、11月25日に宿泊した門司港ホテル。
このホテルは、門司港駅より徒歩2分、門司港レトロ街の真ん中に建つランドマーク的なホテル


独特のデザインをした建物は『門司の鮫』をイメージして造られているようで、上部にある大きな丸い窓は、鮫の目を表現しているらしい。
右下に見える門のような構えの通路の入口は、門司の門を意味しているのだろうか。
部屋から目前に関門海峽広がり、眺めは素晴らしい。部屋の中は豪華ではないが、レトロモダンな感じですっきりしていて、落ち着ける雰囲気がある


ここも門がある。
設計・監修をした人は、アルド・ロッシという20世紀後半を代表するイタリアの巨匠建築家の一人だそうだが、1997年に交通事故でくなっている。
インテリアデザインを担当した内田 繁は、日本を代表するインテリアデザイナーで国際的な活動をしている。


門司港レトロ展望室から見たホテルと門司港駅
鉄道駅として初の国の重要記念物として指定された木造駅舎は、現在、写真のように建物全体を素屋根と呼ばれる白い覆いで覆い隠されている。
改修工事の期間は、2012年9月末から2018年3月末まで


証拠写真?

2016年01月11日 | 野鳥

勝浦川でカワアイサの雌はを見たことはあるが、ウミアイサの雌を見たのは初めて
双眼鏡でなく望遠鏡を使って確認したくらいで、観察地点から遠い場所にいた。
カワアイサの雌との大きな違いはこの冠羽


体上面が青黒いスマートな小鳥が飛んでいる。


リュウキュウサンショウクイだ。
カメラの設定がバックが抜けた明るい場所で露出設定だったのと、Tさんに声をかけてもらってのとっさの撮影、しかも遠かった
ので写りは不鮮明

この撮影の後日、遠い海辺のハジロ撮影に夢中だった時に3羽のリュウキュウサンショウクイがやって来て10分間ほどいたという話を
聞いてショックを受けた。
その日、リュウキュウサンショウクイを撮影した2人とは10分前位まで一緒に同じ場所にいたのだ。しかし、野鳥は何にも出て来ない
ので、しびれを切らして海辺の方に行ったからだ。






ハジロカイツブリ

2016年01月08日 | 野鳥

ハジロカイツブリ(羽白鳰) 体長31cm 翼開長57cm
この日、この時期いつも見られるカンムリカイツブリが全く見えず、」このハジロカイツブリが2羽いた。
この写真は、この2羽が一緒にいた時で一番近かったシーン 
ノートリミング


上記写真の数枚後のショットをトリミング




2羽単独でいた時一番近くまで来た個体。
トリミングあり
1枚目のシーンより少し近い。


獲物 カレイ?


クチバシがやや上に反っているのが分かる。


この冬初のオジロビタキ

2016年01月06日 | 野鳥
はっきりとはしないが、昨年の11月末頃から大神子公園に来てるらしいオジロビタキ、遅まきながら年末に撮影に行った。


最初に撮影したのがこれ。
ノートリミング
このところ毎年、大神子公園にオジロビタキのメスがやって来るが、同じ個体だろうか。


同じくノートリミング
こんなに近くまで来てくれた。


トリミング


トリミング

いつ見ても全く飽きない。本音を言うと雄も見たいのだが。

船上のユリカモメ その2

2016年01月02日 | 旅・風景・グルメ

坂の上に見えるホテルが瀬戸内海国立公園内にある今回宿泊した「休暇村 南淡路」
ホテルの右に見える建物が天文台
天文台では、直径400mmの大型望遠鏡を使って、毎夜「スターウォッチング」が無料で開催されているが、生憎の曇り空で星は見えず終い。


部屋や露天風呂から鳴門海峡の絶景が見えるホテル。(反対側の部屋は福良湾しか見えないが)
ところで、「休暇村」とは、国立・国定公園内の景色や環境の良いところに、滞在型のバカンスを楽しめるように設置されたリクレーション・保養施設。現在、
一般財団法人休暇村協会が37施設を運営している。


ユリカモメ(成鳥 冬羽)


手前がユリカモメ(第1回冬羽)
奥の成鳥冬羽と比べれば、違いが分かる。