観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

ニコンD810BとキャノンG3X EVFキット

2015年06月26日 | 日記
ニコンのデジタル一眼レフカメラD810の派生品としてD810Aが5月下旬に発売さた。天体撮影専用ということだから
最後のAは、「Astoro Phtography(天体写真)」の頭文字のAだろう。

ならば、810Aの次には、810Bを発売して欲しい。野鳥撮影専用ということでD810Bの発売を期待している。
もちろんD810BのBは、「Bird Photography(野鳥写真)」の頭文字のBである。
野鳥を撮影しているカメラ愛好者のほうが天体撮影をしている愛好家よりずっと多いだろう。
このD810Bに期待するのは、まず、連写性能の大幅なアップ(8~10コマ/秒)以上である。
次に望むのは、夜空の星を高感度で手持ち撮影してもノイズ耐性が非常に強く、それなりに写る性能を有することだ。
また、現D810撮像範囲は、FX(1.0)、DX(1.5)とあるが、可能であれば、さらに2.0も追加して欲しい。

しかし、野鳥撮影専用のD810Bは、発売の噂もないようだ。そんな事を考えていた矢先にキャノンG3X(EVFキット)発売の
知らせを目にした。早速、予約注文をし、今日、キタムラカメラで実機を手にした。

ところで、よく利用しているバス旅行で野鳥が割と見られる場所に行くことがある。しかし、大きな望遠レンズなんぞは旅行に携行していない。
せっかく野鳥を目にしながらと悔しい思いをすることがある。
もう一つが雨の日の旅行対策だ。ニコンの一眼レフのレインカバーも持っているが、スナップ撮影には少々大仰なので、実際は、今まで
一度も使ったことがない。
この二つの問題を解決できるカメラとして24mmmから600mmまでをカバーし、防塵・防滴性能を備えたG3Xに目を付けたのだ。
キャノンG3Xの購入がが吉と出るか、凶と出るかは、これからのお楽しみだ。

清涼寺

2015年06月18日 | 旅・風景・グルメ

清涼寺仁王門
夏向きの名前のこの清涼寺は、今まで訪れたことがないだけでなく、名前も全く知らなかったお寺だ。
清涼寺の「清涼」は、「しょうりょう」と読み、仏語で浄土や悟りなどの「絶対の境地」を指す言葉 これも知らなかった。


この看板を見て、初めて清涼寺が由緒ある寺でことを知ると同時に、今から1000年余り前に生まれた源氏物語に世界に思いを巡らせた。
ところで、光源氏」のモデルの一人とされる左大臣であった「源融」の美男子ぶりや境遇は、源融の没後約100年余りを経て世に出た源氏物語の中の
光源氏と同じようであったらしい。
看板にある「清霞観」は、源融が建てた山荘。
清涼寺(地元では、「釈迦堂」と呼ばれている)は、987年に中国から帰国した然(ちょうねん)が計画し、弟子の盛算(じょうさん)が開山した。


本堂


この象は、浄土宗元祖の「法然」がこの寺の釈迦堂で7日間籠もったことにちなむもの
右の塔は、多宝塔


弁天堂

余談だが、「清涼寺」の清涼は、「しょうりょう」と読み、仏語で浄土や悟りなどの「絶対の境地」を指す言葉

大徳寺

2015年06月16日 | 旅・風景・グルメ

禅宗の一派で栄西を祖とする臨済宗大徳寺派の大本山である大徳寺の山内図
ところで、大本山、総本山と称する寺が一番多いのは、真言宗の18で、臨済宗はそれに次いで14である。
大徳寺は、倉時代末期の1315年に大燈国師宗峰妙超禅師が開創。応仁の乱で荒廃したが、一休和尚が復興。豊臣秀吉が織田信長の葬儀を
営み、信長の菩提を弔うために総見院を建立、併せて寺領を寄進、それを契機に戦国武将の塔頭建立が相次ぎ隆盛を極めた寺である。
江戸時代の初め幕府の統制を受け、元住持の高僧・沢庵宗彭が紫衣事件で流罪の圧迫を受けた。しかし、三代将軍家光が沢庵に帰依したこともあり、
寺運は栄え今日に至っている。
大徳寺は別院2、塔頭22を有する寺であるが、そのほとんどの塔頭では一般参詣を認めていない。常時拝観可能な塔頭は龍源院・瑞峰院・大仙院・
高桐院の4か院である。


常時拝観可能な大仙院(バスツアーの時間の関係で拝観する時間はなかった。)


大徳寺山門(拝観できない)
この山門の2階部分は、千利休によって増築された。そこに雪駄履きの利休の像を安置したことから、その門を潜る立場の秀吉の怒りをかい、
利休の切腹の一因となったと言う説は有名。


芳春院


三玄院
右の門柱に三玄院、、左の門柱に拝観謝絶の文字が
三玄院は、1589年に浅野幸長(長政の長男)、石田光成、森忠政(蘭丸の弟)によって春屋宗園を開祖として創建。小堀遠州、古田織部、長谷川等伯もここで修行している。
石田三成、森忠政、古田織部等の墓所で有名。



コアジサシ その2

2015年06月15日 | 野鳥

獲物の魚は何だろう。
すでにトリミングしているので、これ以上拡大してもはっきりしない。
しかし、この光景を見て実に約40年ぶりにアジ釣りをする気になった。と言っても今日でまだ3回行っただけだが、2勝1敗











コアジサシ その1

2015年06月13日 | 野鳥
今日のアジサシは、昨日のチドリ目カモメ科アジサシ属アジサシではなく、「コアジサシ」英名little tern
ちなみに、アジサシは、common tern








このコアジサシも絶滅が危惧されている。野生生物と人間の共生の実現に寄与することを目的とした
「特定非営利活動法人 リトルターン・プロジェクト」という法人も2001年に設立されている。

アジサシからチックコリアに

2015年06月12日 | 野鳥

アジサシ(鰺刺)

こういう景色を眺めていたら思い出すのが、チックコリアの1972年のアルバム「リターン・ツゥ・フォーエヴァー」のジャケット表紙
確か、飛んでる鳥は、当時カモメとか言われてたが、カモメではないような気がしてた。10年後、野鳥の会に入会してた際に調べてみたら
カツオドリのようだった。カツオドリ目の仲間は、カモメ目の仲間より一般に大分大きい。同じカツオドリ目にウ(鵜)科がある。
海岸に来る時はいつもウ科以外のカツオドリ目の仲間が飛ばないかと期待しているのだが、今までに見たのはグンカンドリ科のコグンカンドリ
だけだ。
チドリ目カモメ科のアジサシでは少し物足りない。


相当拡大している。






るり渓 その3

2015年06月01日 | 旅・風景・グルメ



水晶簾




双龍淵

るり渓は、環境省の「残したい日本の音風景100選」に選ばれている。
ネット検索すると奇岩、巨石が鳴爆、双龍淵などのビュースポットを形成し、渓流の音は機織り、汽車、琴、鼓、風のような
音に聞こえてくる」。また、野鳥のさえずりや虫の声と重なり合って、さらにオリジナルな音風景が作り出されている。
約4キロに渡って演出される渓流と野鳥、虫の和音は、壮大な名楽器の音色とも受け取れとれる。」と書かれていた。
この文章を先に読んでいたらもう少し感動したかも知れない。
本来ならバスは、遊歩道の入口のほうで乗客を降ろして、出口のほうの駐車場で待ってるはずだった。しかし、運転手さんが
道を誤り行き過ぎたため、出口のほうの駐車場で下ろされたので、入り口付近にあるるり渓一番の見所と言われている「鳴爆」が
見られなかったのは残念だった。

ただ、るり渓は自然の荒々しさとか見る者を圧倒するような存在感を全く感じさせず、あたかも日本庭園であるかのように自然で
巧妙にり込まれた作品だと感じた。