観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

ジョウビタキ

2012年10月31日 | 野鳥

ジョウビタキ(オス)
懐かしい 紋付きを着た小鳥がやって来た。
昨年は、フィールドで声を耳にした程度で、冬鳥の代表なのにじっくり見たこともなかった。
このジョウビタキ、毎年10月20日前後に我が家にもやって来るのに、去年は声も聞かず終いでどうしたものかと
心配していた。
この日(10月21日)、出島野鳥園に来る前に我が家でも確認出来た。(出島野鳥園での初認はもう少し早い)




オオタカが止まると様になるが、何だかちょっと違う感じ。

このジョウビタキの頭部、随分と風でなびいているが、阿南市でもこの辺りだけ特に風が強いので有名。
この葦の奥にゴルフ場があるとは誰も思わないだろうが、18ホール パー72の「コート・ベール徳島ゴルフクラブ」が
あるのだ。
ネットでコート・ベールを検索すると、風がなければ…………と書かれている。

茶房 万年山文庫

2012年10月29日 | 日記
30年以上続いている月1回の勉強会、最近の会場は、ずっと「茶房 万年山文庫」の談話室だ。
この万年山文庫のホームページを読ませてもらうと、茶房マスターのご主人と文庫あるじ奥さんは、長年、京都の
協同組合で働かれていたようだ。団塊世代のご主人の定年退職を機に、奥さんの実家があるここ徳島で万年山文庫
を開店したらしい。
“「ゆるゆる」「テキトーに」がモットーです。皆さん驚かれる、週に3日もある店休日も、無理せずていねいに
翌週の準備をしたり、自分たちの時間をしっかり持ちたいという思いからです。「やる気あるん?」言われてます
が(笑)、これもワークシェアリングのひとつのスタイルかも……。”と書かれているが、提供されるサービスは心の
こもったものだ。また、その建物と調度品、庭、そしてそのまま繋がっているかのような植林のされていない雑木林
の裏山が安らぎを与えてくれる。
勉強会なので、雰囲気を楽しんでいる余裕はあまりないが、目に入る風景、音のすべてに懐かしくて優しい空気を感じる。


入口
ここから入って、靴を脱ぎスリッパに履き替える。


そしてこのこのライブラリー「万年山文庫」の階段を登ると


喫茶室と左奥に厨房がある。


喫茶室を抜けるとここに出てくる。


このテラスでコーヒーを飲むのもいいだろう。
左のドアを入ると


ここが談話室
この日は、講師を招き「環境問題の本質ーCO温暖化論は破綻している」というテーマで
お話しいただいた。
難しい話なので、ブログ記事にまとめることができるかどうか分からない。




大谷山荘 別邸 音信(パブリックスペース)

2012年10月25日 | 旅・風景・グルメ
「音信」のホームページから宿のコンセプトを読むと“「湯につかる」「裸足で歩く」「座る」など、日本文化の「粋」に
独自の開放感、高級感を組み込み、現代の湯治を表現しました。”とある。
音信では、玄関で靴を脱ぐようになっているが、スリッパはないので、(トイレにはある。)靴下か足袋、入浴後
なら素足で歩くと気持ちがいい。


ここは、バールーム。宿に着くと、まずここに通され、飲み物などをいただくことになる。


奥はこのようになっている。


廊下を含め、歩くところはすべて床暖房になっているから冷たくない。


このタイルと絨毯の境にあるスライドドアから別邸(音信)と大谷山荘(本館)とを出入りすることになる。
ただし、音信の部屋のカードキーがないと出入りは出来なくなっている。


この音信川は、残念ながら大谷山荘(本館)からしか見えない。
ここに 音信川恋伝説が載っている。


ここが、ライブラリーの「おとずれ文庫」
最近、本を読まなくなったが、ここなら読みたくなるかも知れない。


大谷山荘 別邸 音信 (夕食)

2012年10月23日 | 旅・風景・グルメ

献立表の最初に出てくる典座料理(大寧寺風)とは、長門湯本温泉のシンボルで「西の高野山」とも呼ばれる
曹洞宗・大寧寺の精進料理を参考にした一汁三菜の精進料理


先付


吸物


生もの


焼き物


食事は、客の食事の進み具合によって頃合いよく仲居さんが運んでくれる。こちらの仲居さんが、私たちの部屋の
担当の方で、料理について尋ねても丁寧に教えてくれる。写真掲載の了解もいただいた。
「音信」の仲居さんは、どの方も感じのいい方ばかりだ。よそよそしさもなく、アットホームな気分にさせてくれる
のが嬉しい。

大谷山荘 別邸 音信 (宿泊部屋)

2012年10月22日 | 旅・風景・グルメ

これが大谷山荘 別邸 音信の館内案内図。
今回のバスツアーで泊まったのが、ここの3階の304号室
音信と書いて「おとずれ」と読む。音信川沿いに立つ長門湯本温泉 大谷山荘の敷地に6年前建てられた。
「和風モダン」の佇まいと「アジアンリゾート」の開放感をモチーフに建てられた部屋数わずか18室の少し贅沢な
宿である。この18室の中で一番いい部屋に泊まることができたのには訳がある。最初、予約したのは安いGタイプの
部屋だったが、私が宿泊する予定だったGタイプの310号室に前日まで連泊していた客が、部屋で焚いてたお香の
匂いが消えず、使用できなくなってしまったのだ。全部で18室しかないので、当日空いてる部屋はDタイプの304号室
しか空いていなかったという次第だ。
部屋の大きさは、当初の予定されていた310号室のちょうど倍の大きさで、トイレは2カ所もある。Dタイプに宿泊
したツアー参加者と話していると、ワインのサービスもあったらしい。
304号室の冷蔵庫にはワインこそ入っていなかったが、酒類は、キリン、アサヒ、サッポロの缶ビールがそれぞれ2本、
それにウメッシュ2本。ソフトドリンク類もかなり入っていた。
メゾネット2階のシアータールームで、最新のマッサージ機に全身を揉まれながら、ビール片手にテレビを見てると、
このままずっと、こうしていたいと思うようになる。添乗員さんが、「今回のツアーの目的は、このホテルに泊まることです。
皆さんは、ホテル滞在時間の18時間が非常に短く感じられはず。」と話していたが、それは本当だった。


部屋の入口


他のホテルのメゾネットタイプは中2階といった感じだが、ここの天井高は高く、普通の2階建てのようだ。
バーカウンターもついている。
階段を上ったすぐのところに掛かっているのは、電子ダーツの的。
ベッドは、ツインだ。このベッド、一般ホテルのように布団の間に潜り込むといったようなスタイルでなく、ふつうの掛け布団
になっている。細かい配慮だが、この気遣いが嬉しい。
パジャマはシルクで、同じものが売店で売られている。着心地はとてもいい。
枕も堅さの違う2種類の枕が用意されてい、申し分ない。
奥のクローゼットにガウンが掛かっているのが写っているが、着ることはなかった。


この毛皮の椅子も豪華
テレビは合計3台あった。


シアタールーム
DVDやCDは1階のライブラリー(おとずれ文庫)で自由に借りられるようになっている。
文机まで置いてあった。(左隅)


洗面室、シャワー室、露天風呂

出島野鳥公園のタシギ

2012年10月17日 | 野鳥

何か、目玉が見える。どうやらタシギのようだ。
このタシギの肉は美味で、フランス料理の食材にもなっているらしい。
タシギを検索すると、動物食の強い雑食で昆虫類、節足動物、甲殻類、種子等を食しているとある。ここにタシギは
2羽いたが、私が見てる間ずっと忙しく嘴を動かしていた。しかし、何かをとらえて食べているを見たのはミミズを
食べた1回だけだ。効率が悪すぎるように思える。タシギもハマシギ同様にバイオフィルムを食しているのだろうか。
バイオフィルムについては、
私のブログのこのページ
参照




出島の野鳥以外

2012年10月16日 | 日記
昨日、出島で野鳥のいい写真が撮れたのに、なんかの手違いでPCから消えてしまった。
今日、もう一度挑戦した。野鳥(チュウヒ)も昨日ほど飛んでくれなかったし、オオタカも出なかったが、
いろんな生き物を楽しむことができた。


ウシガエルの写真を撮るのは今日が初めて。
じっくり見たことなんてなかったので、こんな模様がついているとは知らなかった。


その後このままの姿勢でずっと餌(トンボ?)を待っている。私が帰るまでこの姿勢でいた。

田植えの頃になると「ブオー、ブオー」と牛の鳴き声のような声で大きな声を出しているウシガエル。
このカエルは、アメリカ原産の帰化種で1918年に東京帝国大学の教授であった渡瀬庄三郎氏がルイジアナ州
ニューオリンズから持ってきた14匹が全国に広まった。一般に”食用蛙”と言われているが、1950年~
1970年にかけて輸出用として年間数百トンのウシガエルが生産されたらしい。これも全国に広まっている
アメリカザリガニは、このウシガエルの養殖用の餌ととして輸入されたもの。





これはニホンイタチ、チョウセンイタチどちらだろうか。

クロハラアジサシ (幼鳥)

2012年10月13日 | 野鳥
津市の男性(28)がネット掲示板「2ちゃんねる」に伊勢神宮の爆破予告を書き込んだとして逮捕、後に釈放された事件、
この男性のPCに遠隔操作ウイルスが残っていたので、ウイルスによる遠隔操作によるものであることが分かったが、この
ウィルスが宿主が爆破予告を送信した段階で跡形も無くなっていたらと考えると恐ろしい。
と思っていたら昨日、私の利用しているソースネクスト社のセキュリティソフトの『ウィルスセキュリティ・ゼロ』が立ち
上がった際に「このソフトは、遠隔操作ウィルスに対応済」というダイアグラムが開いた。ダウンロードするときは、慎重に
しなければいけないが、とりあえず安心した。


前を見て


後ろを見て


飛ぼうかな


止めとこう


今日の眉山のエゾビタキ

2012年10月11日 | 野鳥








エゾビタキは、夏季にシベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖し、冬季はフィリピン、セレベス島
(インドネシア)、ニューギニア等へ南下し越冬する。
日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来するが、秋の方が多い。
「単独もしくは10数羽の小さな群れを形成して生活している。」と記されているが、今日は、20羽程度の群れが
飛んでいるのを確認した。しかし、数はそれほど多くなく、国際自然保護連合(IUCN)により、レッドリストの軽度懸念
(LC)の指定を受けている

エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streaked Flycatcher
全長約15cm、翼開長は約26cm 雌雄同色
英名についているstreakといえば、一時期流行ったストリーキングを思い浮かべるが、やはりそのストリークである。
ヒタキ類はよく空中で昆虫を捕食するので、英名はFlycatcher。そのヒタキ科のエゾビタキは、胸から脇にかけて暗褐色
のはっきり縦斑があるので、Grey-streaked Flycatcherと付けられたのではないかと思っている。

streakを英語辞典 「英辞郎」で調べると、

名詞
〔地と色が異なる細長い〕筋、縞、線
〔一続きの〕幸運、災い
〔垣間見える普段と異なる〕性格、性質
稲妻、稲光

【自動詞】
筋がつく、ひらめく
猛スピードでやる、猛スピードで走る、続けざまに経験する
ストリーキングをする

タカと彩雲

2012年10月09日 | 野鳥

サシバが上空を旋回


その後、一路西へ飛行。


昨日は少し遠出をして、タカのバードウォッチングを楽しんだ。実際は、もっと飛ぶかと期待していたのだが、
たいしたことはなかった。しかし、初めて彩雲を見た。この日は、ずっと空を眺めていて、彩雲を2度見ることが
できた。さらに、帰宅途中の車中からもまた見えた。
彩雲は昔から吉兆とされている。また、阿弥陀如来が西方極楽浄土から菩薩を随えて、五色の雲に乗ってやって来る
来迎図も描かれている。だから、何かいい事が起きるのかと思ってネットで調べたら「ありふれた気象現象」と書かれていた。
彩雲は、太陽の位置近くを通りかかった雲が、虹色に彩られる現象で、瑞雲、慶雲、景雲などとも呼ばれているようだ。
この現象は、日光が雲に含まれる水滴で回折し、その度合が光の波長によって違うために生ずるもの。
巻積雲や高積雲、風で千切れた積雲などに見えることが多いようだ。


Y字の雲もあった。