観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

オオハム その1

2016年03月27日 | 野鳥

オオハム(アビ目アビ科アビ属)
以前、オオハムは、魚を食む大きな鳥という意味で大波武とブログに書いたが、アビの仲間で波武と書くのは、オオハムより一回り小さいシロエリ
オオハム(白襟大波武)くらいである。アビ属の仲間は、姿も習性身もよく似ており、同じように潜って餌を採る。
オオハムより一回り大きいハシグロアビ(嘴黒阿比)や二回り大きいハシジロアビ(嘴白阿比)もいる。
今回の写真だと、波が少々猛々しいので大波武?








足が悪いのだろうか。

いずれの写真もかなりトリミングしている。

新しいPC

2016年03月24日 | 日記

左のデスクトップパソコンが新しい28型のPC (ジュラシックワールドの一場面が写っている)
右のPCは、3年前に買った15.6型のノートパソコン(ウクライナの猟奇的殺人者アンドレイ・チカチーロをモデルに1950年代のソ連を舞台にした国家
保安庁職員を主人公にしたドラマで、その内容、画像ともに暗い。)

新しくPCを買った理由は、古いデスクトップPCの性能が、最近の高画質、高画素のカメラで撮った写真(64GB分)の現像に追いつかないから。
写真加工ソフトのフリーのニコンNX-Dが良くないのかもしれないが、フォトショップは高いし使いかなせないから、このソフトで我慢している。
古いデスクトップパソコンも写真以外では十分使えるので、一緒に置いておきたかったが、机のスペースの関係で別の場所に移した。
今度のPCは、第6世代のCore i7 6700Kにした。しかし、ディスプレイを4KにするとGPUも性能が良いのが必要と言うことで、当初はNVIDIAのGeForce
980を考えていた。しかし、PCショップの店員さんの「ゲームをしないのなら970で十分。」の一言で、その通りに1段ランク下の970にした。
10年余り乗った260馬力の車から52馬力の軽自動車に替えたくらいで、サラリーマンを辞めると、少しでも安くつくに超したことはない。
ちなみに、ノートPCの方は、第3世代のCore i5だが写真の現像時も割とサクサク動く。パソコンの世界は、家電の世界より世代変わりによる製品の性能差は
大きい。
ほかの写真愛好家もパソコンを買い換えているのだろうか。写真編集ソフトのフリーのニコンCapture NX-Dが良くないのかもしれないが、フォトショップは、
高いし、使いこなせないので、このソフトで我慢している。

パソコンとは関係ないが、この写真だと後ろに色違いの壁二つが緩い角度で交差しているみたいだが、左は窓際の壁だが、右はロールカーテン。
(写真に写っているデスクトップPCの画面をよく見ると分かる。)





フクロウの置物

2016年03月13日 | 日記
庭に石のフクロウを置いた。


2個とも家人が選んだのだが、こちらのフクロウは、愛嬌があって良い。


午後4時に撮影したのだが、今だに光の処理の仕方が十分に理解できていないので、影の処理に苦労する。
石って何でも磨くと綺麗になるんだ。人間も磨かなければ。

術後初めてのバードウォッチング

2016年03月12日 | 日記
白内障の手術後、初めてバードウォッチングに行った。
就職後、近視になり、今までずっとメガネをかけてきたが、医者がもうメガネはかけなくてもいいと言ってくれた。

メガネなしで初めて見たアオサギ

写真の写りは、カメラと腕の問題なので、白内障の手術前後と変わらないが、私の目に入る色は全然違う。長い時間をかけて目の水晶体がすりガラスの
ようになっていたのだ。
この水晶体を透明な人工のレンズに置き換えた結果。物が鮮明に見えるようになった。色の濃淡がはっきりしてきたせいで、自分の買った色の淡い感じの
シャツやズボンの中に、こんな色だったら買わなかったのにと思ったのがあった。


メガネなしで初めて見たアオサギ
この見つけにくいサンカノゴイも見つけやすくなった。
と言っても、どこにいるのか人に教えてもらった方向を見てから探し出す時間が少し早くなった感じがするだけだが。

ところで、近視の方はは良くなったが、カメラのモニターが見づらくなった。手を思い切り伸ばして見なければ、画像がぼやけて見えるので、ピントが
合っているのか、合ってないのか、分かりづらくなった。眼内レンズを多焦点レンズにすれば、遠近どちらも大丈しかし、望遠レンズの世界では単焦点レンズ
の性能と多焦点レンズの性能に大きな違いがあるので、眼内レンズも多焦点レンズにして、遠近どちらも今一歩になってしまうと困ると思ったからだ。

白内障は、身から出た錆?

2016年03月09日 | 日記
白内障は、目の水晶体という部分が白く濁ってくる病気で、原因の多くは加齢によるもで、老人性白内障が白内障患者の7割以上を占めるらしい
ということは知っていた。しかし、他にも先天性や外傷性、アトピー、糖尿病など代謝性の病気、薬剤や放射線による白内障もあるという事を
知って、根本的には何が原因だろうと思い,
調べてまとめてみた。

水晶体が濁るという状態は、水晶体の細胞内に存在するクリスタリンタンパクというタンパク質の異常変質によるものらしい。クリタンパクは、
本来であれば非常に小さく、水晶体の働きを邪魔することはないが、クリスタリンタンパクを構成しているアミノ酸が、様々な要因によりストレス
を受けることで、異常なサイズの塊へと成長してしまう。このため、水晶体を通過するべき光が眼の奥に届かなくなったり、反射して眩しくなったりする。

水晶体を卵の白身とすると、生卵の状態では白身は透明である。しかし、熱を加えると白くなり、白くなると硬くなる。これは、熱というストレスに
よって白身の中にある細かいタンパク質が異常な状態になって塊となり、光を通さなくなってしまうからだ。熱以外にも、白身を泡だて器で撹拌したり、
生卵を思い切り壁にぶつけたりすると白くなる。これは、外圧によってタンパク質が壊されて、壊されたタンパク質同士がくっついて塊となる。
この現象は、水晶体で起こる白内障と似ている。

白内障は、酸化ストレスによって発生するとされているが、最も一般的な酸化ストレスがもたらす現象は加齢でである。酸化ストレスとは、
「酸化反応により引き起こされる生体にとって有害な作用」のことである。一般的には、ある分子に酸素(原子)が結合することにより酸化反応が起こる。
私たちは、呼吸によって1日に500ℓ以上の酸素を体内に取り入れ、その酸素を使って食事で摂った栄養素を燃やし、エネルギーを作り出している。
その役割を果たしているのが細胞内のミトコンドリアである。ミトコンドリアが酸素の新陳代謝によりエネルギーを作り出すときに、酸素の一部が
活性酸素になる。
この活性酸素が細胞を傷つけ、老化、癌、動脈硬化、その他多くの疾患をもたらす大きな原因となる。本来、活性酸素は、その強い攻撃力で体内に
侵入したウイルスや細菌を退治する役割を持っている。しかし、必要以上に増えてしまうと、健康な細胞まで酸化してしまう。
活性酸素がすべての組織や細胞で生じるにもかかわらず、生命を保つことができるのは、活性酸素の発生を抑制したり、発生した活性酸素を分解処理
したり、生じたダメージを修復、再生する抗酸化作用を持つ抗酸化酵素や抗酸化物質があるからだ。
しかし、この抗酸化能力以上に酸化ストレスが高まると、さまざまな酸化ダメージが生じる。虚血やストレスといった病的な状態や、紫外線や放射線、
大気汚染、タバコ、薬剤、金属、酸化された食べものなどを摂ることでも活性酸素がより多く発生する。
最近では、「老化とは、体が酸化しさび付いてしまうことと同じ。」といわれ、活性酸素は、老化の元凶とみなされ、活性酸素から身を守ることの重要性
が指摘されている。
「江戸いろはかるた」の中の「み」の項に「身から出た錆」がある。
これは、刀身の日頃の手入れを怠ると錆が生じ、いざというときに使いものにならなくなり、身(命)を落とすはめになることから出来た故事である。
アンチエイジングの戒めにぴったりの故事だ。
どうやら、ストレスと抗酸化作用のバランスが健康を守る鍵となるらしい。ところで、抗酸化作用のある食べ物は老化は防ぐといわれている。おすすめの
身近な食べものは、バナナ、カボチャ、ニンジン、キャベツ、ニンニク、ショウガ、ネギ、セロリ、そば、大豆、ブルーベリー、ラズベリー、イチゴなど
ベリー類、緑茶、アーモンド、アボガド。効果の実態がはっきりしない高価な健康食品に頼らなくてもいいようだ。しかし、抗酸化作用のある食べ物だけ
では不十分である。運動も必要らしい。しかし、激しい運動は、かえって活性酸素をを発生させ酸化ストレスを起こすことになる。力士やレスラーなど激しい
スポーツをしてきた人やマラソン選手のように多くの酸素を必要とするスポーツ選手の寿命が短いことからもそのことが十分理解できる。
ということで、ヨガ、ジョギング、ウォーキングなど有酸素運動を適度に続けていくことが推奨されている。これもあまり金のかからない運動である。

海響館 最終回

2016年03月01日 | 旅・風景・グルメ


ピラルクはアマゾン川流域に生息してる大型の淡水魚で。最大のもので体長4,5m、体重200kgにも達するといわれており、メコンオオナマズなどとともに世界
最大級の淡水魚の一つとして有名。喉の内側のうきぶくろに肺のような構造があり、これを使って呼吸をすることが出来る。このため、ピラルクは10~20分ごとに
呼吸のために水面に上がって来る。また、乾期になり水が少なくなっても、泥や砂の中に体を潜らせた状態で空気を吸うことにより生き延びることが可能らしい。
古代魚のような風貌をしている。コロンビアなどの地層で見つかったピラルクの化石は、1億年前から現在のものとほとんど同じ姿なので、「生きた化石」と呼ばれている。


ピラルクという名前は、現地インディオの言語であるトゥピ語で「魚」を意味する「Pira」と、その実から化粧に用いる紅い色素を採取する「Urucu」という植物の名を
合わせたもので、「紅い魚」の意味である。生長してくると体の後半部分が半分が赤くなる。
大きなうろこは靴べらや爪やすりに使われたり、アマゾン川流域の市場では肉が食用として売られている。タイやマレーシアなどにはスポーツフィッシュング用に移入
されているが、近年では生息地の開発や乱獲などにより生息数は減少していて、現在はワシントン条約によって保護されている。


ベラの仲間では、一番大きいメガネモチノノウオ、別名のナポレオンフィッシュのほうがよく知られている。


深海魚のコーナーにいた魚だが、後で名前を調べてみたが、検索できなかった。