観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

チョウゲンボウ

2012年12月30日 | 野鳥
昨日は、今年最後の忘年会だった。
夜の繁華街は、久しぶりに賑わっていたが、週末だからか若年層が多く中年層は少ない気がした。






後ろの家の屋根にいるのは、イソヒヨドリのオス。

このチョウゲンボウは、ハヤブサの仲間で、大きさはキジバトより少し大きい程度のスマートなタカ

ニュウナイスズメ

2012年12月29日 | 野鳥

ニュウナイスズメ (オス)


メス


左メス、右オス
スズメのオス、メスは、ほとんどかわらないが、本種は明確に違う。

このニュウナイスズメは、日本では主に北海道の平地の林や本州中部以北の山地で5月から7月にかけて繁殖し、
関東地方以南の暖地で越冬する。徳島では見られることの少ないニュウナイスズメで全国的にもそれほど多くない。
(体長14cm)
ウィキペディアに和名の由来が3説のっていた。
1 スズメに見られる頬の黒斑を欠くことから、ほくろの古名であるにふ(斑)が無い雀、ということで斑無雀。
2 新嘗雀(にいなめすずめ)がなまったものであるとする柳田國男の説。
1 平安時代に陸奥守として東北地方に左遷され、現地で恨みを抱いたまま死去した貴族、藤原実方が本種に転生して
宮中に入り込み、納税された米を食い荒らしたという伝説がある。宮中(内廷)に入る雀、ということで入内雀。
また、この3説の紹介の後に“長い間本種は晩夏から初秋にかけて田に大群で押し寄せ、イネの未熟果を食い荒らす
大害鳥と信じられていた。目にする機会が少ないにもかかわらず、鳥獣保護法でスズメと共に狩猟鳥に指定されている
のはそれゆえである。”とも書かれていた。

カヤクグリ(樹上編)

2012年12月28日 | 野鳥

たまにカヤクグリを見つけてもこんなシーンが多いが、この日はじっくり見ることができた。




カヤクグリの写真を整理していて、今アフリカで日本の蚊帳がよく売れている番組があったことを思い出した。
蚊帳が普及している所は、マラリヤ患者が激減しているようだ。

政局は誰が動かしているの

2012年12月26日 | 日記
今回の選挙、早くからマスコミが自民党の大勝利予想を発表しそのとおりになった。また、突然の衆議院解散で、
急遽辻褄合わせような形で出来た第三極が、同一選挙区で民主党と競合。その結果、民主党の候補とと共倒れと
なり、自民党を利するという茶番劇に終わった。
日本銀行と外国人投資家が持つ日本国債の量が、今年9月末でそれぞれ過去最高になった。日銀の保有残高は
初めて100兆円を突破。国の借金を日銀が支える構図が強まる一方、「逃げ足」の速い外国人の所有する国債も
激増している。
このため、安倍政権の失政により、ひとたび財政不安になれば、国債が一斉に売られるリスクが徐々に高まっている。
かけ声の勇ましい安倍政権が発足したが、舵取りの失敗で財政不安となり、国債が一斉に売られるということに
ならないよう願いたい。
ブログのお題とは関係ない話だが、福島県の肥満生徒の割合は全国で突出しており、それは原発事故の影響と
されている。自民党政権に戻って確実に言えることは、原発の廃止時期は遠のき、原発リスクはさらに高まった
ということだろう。



カヤクグリ(地上編)

2012年12月23日 | 野鳥
カヤクグリ(茅潜、萱潜)体長14cm
夏季に本州中部以北や剣山、南千島で繁殖し、冬季になると本州、四国、九州へ南下して越冬する。食性は雑食で、
昆虫類やクモ、種子などを食べる。夏季は昆虫類、冬季は種子を主に食べる。樹上でも地上でも採食を行う。
カヤクグリは、冬場標高の低い林や沢沿いの藪などに生息していて、声はするけど姿は見せずで見つけにくい鳥だが、
この日は運がよかった。






スウィーティーとイスラエル

2012年12月22日 | 日記


お向かいさんからいただいたスウィーティー。近隣のマーケットにも売っているが、これは親戚の方がイスラエルから直接仕入れたもの。
ということで、早速食べみた。美味しかったので、いつもようにネットで検索。
このスウィーティー (sweetie) は、1950年代に、アメリカのカリフォルニア大学で4倍体のマーシュというグレープフルーツと2倍体
の無酸シャムスイートというブンタン(文旦)の交配種としてできたオロブランコ (oroblanco)と同品種。
イスラエルで育てると、イスラエルは冬が暖かいので、果実の葉緑素が分解されずに緑色が残るのため、熟しても緑色が抜けない独特のフルーツ
に変貌。しかも染色体が4倍体のグレープフルーツと、普通の2倍体のブンタンを交配したので、本種は3倍体となるために種子ができにくい。
青い皮は文旦のように厚いが、手で簡単に剥くことができ、中身もミカンのように一房ずつきれいに剥いて食べられる。味は、フレッシュで
清涼感のある甘さで、なかなか美味い。
グレープフルーツは一年中入手可能だが、食べるのに一手間いる。その点、スィーティーは11月~2月の季節物だが、冬なのに「夏」という
感じがする果物で、しかも食べやすい。日本へ入って来るようになり20年になるこのスウィーティー、日本でも温州ミカンが売れなくなって
いると同様、剥くという作業があるので、やはり美味しさの割には損をしていると思う。
この写真のスウィーティー に貼られているシールの上の方にJaffaあるが、Jaffa(ジャファ)とは、イスラエルにある都市の名前で、そこの港
から輸出されてることから、イスラエルのスウィーティーは、Jaffa Sweetie(ジャファ スウィーティー)と呼ばれている。
イスラエルは、国土の60%が乾燥地で、雨季は11月から2月までの間しかない。降雨量は北部で平均700ミリ、南部では50ミリ以下。
アラブ人が農業ができないと捨てた土地に建国されたのが、イスラエルである。一方日本の農業県の新潟、高知、鹿児島の降雨量は1800ミリ
から2500mm。
しかし、イスラエルはこの過酷な条件の中でも食料自給率は93%以上(日本は、39%)しかも日本の農業人口400万人に対し、イスラエルの
農業人口はわずか8万人。現在の農業輸出高は、20億ドル程度でほぼ同じ。イスラエルが日本の50倍の生産効率を持っているといえる。
降水量の乏しい乾燥地帯でこの事を可能にしているのが、施設園芸である。施設園芸の最大の敵は病害。しかし、イスラエルの農業は病害や薬害を
克服し、残留農薬で世界一厳しいドイツの基準を全てクリアしている。日本の農産物は、安全性高いと思っている人が多いが、世界一の安全基準を
誇るEUの基準をクリアできないものが多い。中でもドイツの基準をクリアできるものはわずかしかない。
イスラエルは、水の使用量はほとんど増えていないにもかかわらず、農業生産は過去30年で約5倍に成長している。これを可能にしているのが点滴
灌漑という技術。この技術、乾燥地で覆われている中東をはじめ中国からブラジルまで世界中に輸出されている。
イスラエルの農業技術の根本は、節水の技術であり、作物の生育をコントロールする技術でもある。中国は大量の農業技術者を労働者としてイスラエル
本国の農場に派遣し、この技術を吸収中らしい。水資源不足に悩む中国は、節水技術と農産物高品質化を習得中である。欧米には鬼っ子扱いのイスラエル
だが、中国から熱い視線とともに投資も注がれている。
イスラエルというと、中東で年中小競り合いをしているハイテク軍事産業大国の面ばかりが強調されるが、孫の三輪車のことでこのブログ記事にも書いたように
何もかも進んでいるハイテク大国である。しかし、降水量に乏しい乾燥地帯にもかかわらず、農業でも凄いことは以外と知られていない。TPPのネックになって
いるのが農業。日本の工業技術は一流だが、農業技術はイスラエルに比べるそれほどでもないという事を思い知らされた。
イスラエルのように原爆まで持てということは決して言わないが、見習うこともある。
ところで、このスウィーティーは、グレープフルーツ同様に、成分に薬の血中濃度を上げる作用を持つものがある。この結果、薬の効き目や副作用が通常
よりも強く現れてしまうことがあるので、特に、血圧を下げる薬を常飲されている方は注意が必要とのこと。

インターネット無料通話競争

2012年12月19日 | 日記
今月7日にNHN Japan「LINE」のPC向けデスクトップクライアント最新版(3.0.0)が公開された。PC版は以前、
テキストメッセージング(トーク)専用だったが、新たに、無料通話に対応し、スマートフォン版「LINE」や
PC版「LINE」のすべてのユーザー同士で音声通話ができるようになった。
昨日の夜、久しぶりにPCのLINEを起ち上げたらアップデートの案内があったので、アップデーとをしてみて
そのことを知った。しかし、夜遅かったので、パソコンでの通話は今日試してみた。スマートフォンでの通話と
変わらないようだ。(相手の声は、パソコンのスピーカーから聞こえてくるので、感じは少し違うが)
ところで、今インターネットを利用した無料通話が大流行だ。中でも2012年中の“1億ユーザー達成”を目標に
掲げる無料通話・メールサービス「LINE」の勢いが凄い。
私は余り使わないのだが、若い人には「スタンプ」機能が面白いようで、LINEには有料スタンプも数も多い。
このため、後発のディー・エヌ・エー(DeNA)は、今月12日にAndroidとIOS端末向けに提供している無料通話・
コミュニケーションアプリ「comm」(コム)において、「スタンプ」をすべて無料で提供することにした。
テレビをつけると、しきりにそのことを宣伝文句にしたCMが流れている。
年内に配信予定の1000種類以上に加え、有名人や漫画、アニメなどのキャラクタースタンプも無料配信する。
課金収入源にできるスタンプを無料化し、先行する「LINE」に対抗する狙いだ。
年内1000種類を目標に制作中の全てのスタンプのほか、この日配信をスタートした美輪明宏さんのスタンプ
「ミワちゃま」や来年1月に配信予定の「仮面ライダー」などを無料で配信するらしい。
私には理解しがたいがこのスタンプ無料提供の効果は多分大きいのではないか。
電話よりメールが好まれるようになり、字を打つより表情豊かなキャラクターを上手く入れるのが、若い人には
いいのだろう。直接会って話すより携帯で会話、携帯で直接話すよりメールでの文字通話、さらに文字で気持ちを
伝えるより漫画。だんだんシャイになっているだろうか。
話すことが苦手で世間がギスギスしてこないか心配だ。

ミヤマホオジロ 2

2012年12月18日 | 野鳥

この日、ミヤマホオジロはこの辺によく出て来た。
しかしメスばかりで、きれいなオスは全く姿を見せず終い。


地上にも2羽現れたけど、どちらもメス。
左の個体、右の個体に文句がありそうな顔つき。よく見れば、右の個体もふてぶてしい顔つきをしてる。



体育館裏で話をつける気か。
もう少し、写真撮影に付き合って欲しい。

ミヤマホジロ 1

2012年12月17日 | 野鳥

左向いて


前向いて


右向いて

この鳥の名前は、ミヤマホオジロ深山頬白)全長15.5-16cm。
平地から山地の明るい林や林縁にいる冬鳥で、頭頂の冠羽がこの鳥の特徴。
冠羽はオスの方が良く発達し、黒と黄色のコントラストがはっきりしているので、遠目からも見分けが付きやすい。
しかし、メスの冠羽は、この写真のとおり少々地味ですぐには識別しにくい。

キクイタダキの食事

2012年12月15日 | 野鳥

キクイタダキをこんなに間近で、しかも草の茂みの中で見たのは初めてだ。
いつも針葉樹の高い所にいるのを見てるので、少し驚いた。


こんなに近い


この草の実をずっと食べている。
しかも1羽でなく数羽がこの草の茂みで食事中だ。(望遠レンズで撮っているので1羽ずつしか写っていないが)
しかし、手持ちで長い時間、カメラを固定しているのはむりだ。
キクイタダキがここで長時間いてくれるのはありがたいが、腕がだるくてたまらない。
こんな日に限って、三脚を持参していないことを悔やんだ。案の定、2日後三脚持参でこの場所に来たときはいなかった。