観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

鶴峯公園のツツジ

2013年05月30日 | 旅・風景・グルメ
今回行ったバスツアー、タイトルは「部屋食ミステリー」どこを観光するのか、どこへ泊まるのかは全く記載なしのツアーだった。
初日、バスの車中でも添乗員さんからのヒントもないまま最初に到着したのが、この日最初で最後の目的地「鶴峯公園」
添乗員さんが、ここのツツジの由来を話してくれたが、貨車3台分ということは、同じだが訪れている観光客の話と少し異なっていた
ので、どちらが正しいのか、検索してみた。
この公園は都市公園だから、ツツジの由来はやはり地元岡谷市の公式ホームページに書かれているだろうと思い検索。
「昭和十一年秋、一帯の1.6ヘクタール余りの土地を川岸村に寄付し、村ではこれを記念して園内に三百株のつつじを植える事にしました。
そこで、つつじを埼玉県安行から購入したのだが、安行側の勘違いで貨車三台分のつつじが送られてきました。そのつつじの量に村中は大騒ぎ。
だが返品もできず、青年会や商業会、村民の有志が何日もかかって植え込みました。つまり、この"勘違い"がつつじの名所を生んだのです。」
と書かれていた。


この山の反対側は諏訪湖







この公園のある岡谷市も諏訪湖に接しているのに、向いの上諏訪が上諏訪市という名前でなく諏訪市としていることに、同じく諏訪湖に接している
下諏訪町とともに怒っているらしい。

吉野川干潟のトビハゼ

2013年05月29日 | 日記
トビハゼの眼は頭頂に付いていて、眼球は真下にあるくぼみに引き込める。鰓蓋は袋状になっていて時折、口腔と鰓腔に水かは空気を含んで
膨らませている。
このトビハゼの仲間は、普通の魚類のように鰓呼吸もするが、それ以上に皮膚をしているので、水中で長時間いることができない。
このトビハゼは、活動期には水陸両生生活を行ない、干潮時には干潟の泥表面を這ったり水面上をジャンプして移動している。生後1年で体長
5cm になり成熟する。大きくなると15cmを超えるようだ。
このトビハゼを見ていると、魚類が陸上に揚がり両生類に進化していったという進化の過程がよく分かる。
しかし、この貴重な干潟が消滅すると、もう水中に戻ることもできないので絶滅してしまう。
この場所に来ると、こんなに進化の過程が分かりやすく理解できる生物が、都市部の真ん中に棲んでいるという事実の再確認と、この環境を後生
まで残す努力をしなければいけないという思いを強くする。






左右の腹鰭は癒合して吸盤状になっている。


トビハゼは、水面をピョンピョン跳ぶとき以外に相手を威嚇するときにも背びれを広げる。

なお、トビハゼの活動期については、この「日本各地でのトビハゼ活動表」 が詳しい。

クマバチとオオスズメバチ

2013年05月27日 | 日記


フジの花も終わりに近づいていたが、この花が好物のクマバチは「ブ~ン」という大きな音を立て飛び回っていた。手持ち無沙汰
解消のため野鳥の代わりに撮影。
約2cm強のコロコロした体格のクマバチは、日本固有種のミツバチ科のハチで、容姿は結構可愛い。しかし、実際の体長よりもずっと
大きく見え、飛ぶ音も相当大きいので怖がる人も多い。ところが、性格はいたって温厚で攻撃性はない。メスは毒針を持ち、払いのけよう
としたり、巣に近づいたりすると刺すことがある。しかし、刺されても毒性は低く、ミツバチよりも軽症ですむようで、アナフィラキシー・
ショックを起こさない限り、それほど大きな問題になることはないようだ。



クマバチを見てたら、突然さらに大きくしかも見るからに獰猛そうなハチが飛んで来た。オオスズメバチだろうか。
体長約4cmのオオスズメバチは、ウィキペディアによると日本に生息するハチ類の中で最も強力な毒を持ち、攻撃性も非常に高い。
毒針による攻撃のほか、強力な大顎で攻撃対象の皮膚を大きくえぐるといった行動もあり、被攻撃者は大怪我を伴う。
狩りをする時は、時速約40kmで飛翔することができ、一日約100kmもの距離を飛翔するとのこと。ところで、今年はこのオオスズメバチも
好物にしているハチクマを腰痛のために観察する機会がほとんどなく、撮影どころか一度もお目にかかっていない。この日も少し無理をして
やって来たものの肝心のサシバやハチクマは、2時間あまりの間全く飛ばずじまいだった。


パスワード管理

2013年05月26日 | 日記
5月23日のニュースで「Yahoo!ジャパン」が17日に発表した2200万人分のID他に148万人分のパスワードが流出した可能性が高いということを知った。
Yahooでは、パスワードが流出した可能性の高い利用者に対し、パスワードの再設定を呼びかけている。 私は普段、Yahooを使うことは少ないが、
一応、自分の「Yahoo! JAPAN ID」が対象になっているのかどうか確認してみた。


対象ではないようだ。

この手の事件が増えると、パスワードの再設定を促す偽のメールやURLに注意を払う必要がある。シニア層はYahooの利用者の割合が多く、パソコン操作
などに疎い人が攻撃の対象になる可能性が高いとされている。 私もそろそろ前期高齢者になる身で、それほどパソコンに習熟している訳ではない。
しかし、セキュリティ対策については、相当資金を投じて対策していると思われるYahooがこういう事故を起こすとは、考えてみれば恐ろしいことだ。
コンピューターがらみの犯罪は、今後増え続けることはあっても減ることはないのではないだろうか。自分で素人なりの対策をしていても、大本がやられて
しまってはどうしようもない。
今回流出したパスワードは、パスワードそのものである「平文(ひらぶん)」ではなく、「ハッシュ値」と呼ばれるパスワードをある関数で計算して出した
数字であり、ハッシュ値から元のパスワードを割り出すのは困難とされている。さらに、Yahooはパスワードと秘密の質問と答をリセットしたので、犯人に
よって新たに不正ログインされる可能性はほとんどないとしている。
しかし、識者は危険なのは、他のサイト・サービスにおけるIDやパスワードであると指摘している。ユーザーが共通のパスワードを使っていると、Yahooで
流出したハッシュ値からパスワードを解読されてログインされる可能性があるということらしい。「ハッシュ関数やハッシュ化の仕方が分かると、総当たり攻撃
や辞書攻撃などによって、パスワードを解読することは可能なようだ。パスワードに使われているのが、誕生日や単語などよく使われる用語ならわずかな時間で
解読できてしまうらしい。実際にアメリカの大手SNSである「LinkedIn」2012年6月に「650万件が漏洩、掲示板サイトに流出し、1週間で約9割が解読。」
という事件が起きている。
パスワードは、ハッシュ化の方法にもよるが、解読される危険性は常にあるということだ。 このため、私はサイト毎にパスワードチェッカーを使い、強度の
パスワードを作成している。しかし、数多く作成したパスワードの管理が大変になっている。パスワードの管理ソフトなどもあるが、それも破られる心配を考え
れば、やはりアナログ管理に頼った方がいいのだろうか。

ニホンカワトンボ 雌

2013年05月21日 | 日記

実物は、金属光沢の胴体がこの写真よりもっときれい。
体長は、5~6cm程度だったかな。

タカの渡りの観察時には、望遠レンズを付けたカメラのほかにタカ柱を期待して中望遠のズームレンズを付けたカメラを持参するときもある。
しかし、それ以外の観察時には望遠レンズを付けたカメラのみを持参している。
しかし、野鳥があまり姿を見せない可能性が高いときは、望遠レンズを付けたカメラ以外に別のレンズを付けたカメラも持って行く。
水辺での撮影時にはそうでもないが、山の方へ目的を絞ってというか少々レアな野鳥の撮影時の手持ち無沙汰対策も必要だ。そんな時、一人だと
風景を撮ってみたり、昆虫や両生類の写真でも撮ったりと気分を紛らわしている。遠方まで行くときには、風景用のレンズを付けたカメラと
マクロレンズを付けたカメラの3台体制の時もある。
近場の場合は、お目当ての野鳥が見つからなくてもさっさと引き上げればいいのだから、望遠レンズは以外は持って行かない。そうは言っても
何時間か粘るつもりで行く場合には何か対策がいる。アンドロイドの走りの時はアンドロイド端末でゲームやネットをしていたが、なんか違うと
思い止めた。
この日は、ちょうどトンボがよく飛んでいた。橙色の翅のトンボと透明な翅のトンボでどちらも胴体は青緑色をしている。橙色の翅のトンボは近くに
止まってくれなかったが、透明な翅のほうは何度か座っていた側のシダに止まった。しかし、翅を広げたところとかは撮ることができなかった。
この日は風景用のレンズを付けたカメラを持参していたので、それでパチリ。(翌日、やはり、マクロレンズの方がいいかなと思って持参したが、
トンボは一度も見なかった。)
ところで、イトトンボのような体格で胴体の色が青緑色なので、適当にアオイトトンボで検索してみたが、アオイトトンボは翅の縁紋が黒い。しかし、
この種は縁紋が白いのである。「縁紋 白」を追加して検索するとニホンカワトンボがヒットした。写真を見てみると「ニホンカワトンボ無色翅型♀」
のようだ。
しかし、さらに検索を続けるとアサヒナカワトンボというのがいた。両種のどちらか完全に白黒つけようとするとDNA解析をするしかないと書いて
いた記事もあった。私にはどちらでもいいのだが。ただ写真を載せるには名前があったほうがいいので。


お薦め計算アプリ

2013年05月19日 | 日記
少し古い話題だが、最近また同じ記事を見かけた。台湾のFacebookコミュニティにおいて、“6÷2(1+2)”の解答を求めたところ
1と9に分かれ、主題者が正解とする9と答えた人の方が少なかったという記事である。
これについては、6÷2×(1+2)と書くか、6÷(2×(1+2))、あるいは6÷{2×(1+2)}とか、明確に書くと、間違う人は少ない。
しかし、計算問題は、6÷2(1+2)と書かれているので、答えが1と9で二分しているのであり、問題自体が適切でないと
書かれた記事も多かった。ちなみに、この問題をアンドロイドアプリの優れもの「MyScript Calculator 」 に手書き入力をすると、
一瞬で下の写真のように2と( )の間に×が自動で入り、9と言う答えが出る。



時間をかけて書いてると途中で解を出してしまうので、計算式は一気に書く必要がある。
ちなみに「グーグル」にタイプ入力で解かせても9だった。しかし、私はタイプ入力より手書きがずっと速い。また、ワープロ等では累乗の
計算に使う小さな数字も入力できるが、グーグルの検索欄に累乗の入力などできるのかどうかも分からない。しかし、手書きだと
簡単に書けるし、ほとんど使わない√だって書いた方が速い。このMyScript Calculatorはお薦めだ。

サンコウチョウ

2013年05月17日 | 野鳥
サンコウチョウは、最近は近場では撮影したことはない。しかし、昨日、山のお寺に向かって車を進めるとツキ・ヒ・ホシ・ホイホイホイの声が
聞こえてくる。車を止めて前方を見ると今度はオオルリのシルエットが見える。
道端に車を駐めてカメラと三脚を下ろすと、今度は何にも聞こええないし、鳥影もない。
諦めて今度は佐那河内の「いきものふれあいの里」まで走ったが、美味しく昼ご飯を食べただけに終わった。
近場ならダメでもすぐ帰ることができるからと今日は昨日サンコウチョウの声がしたところへ行ってみた。今朝は早起きできたのはよかったものの
肝心の双眼鏡を忘れていた。おまけに涼しすぎる。これはトランクにプルゾンを入れているので困らなかったが、暗い所なのでサンコウチョウが
鳴かなければ全く気づかないかも知れない。でも、取りに帰るのも面倒なのでひたすら声を頼りに探してみる。
やっと見つけたのがこのメス。
サンコウチョウは、メスも囀るので1度だけだったが見ることができた。しかし、囀っていないときは近くにいても見逃しているような気がした。
オスの飛翔もあったようだが。


こんな状態(本当は暗い樹林の中)デジタルカメラだから簡単に日が当たっている場所での撮影のようになる。


上の拡大写真




拡大写真



獲ったぞー!美味かったぞー!

2013年05月16日 | 野鳥

チュウシャクシギ、今度はどうだろうか。


ずばり的中


カニ獲ったぞー!


しばらく格闘し


食事の後
美味かったぞー!と言っているのか、食後の生あくびをしているのだろうか。

異種格闘技?

2013年05月15日 | 野鳥

チュウシャクシギがダイシャクシギに喧嘩を売ってる?


羽を大きく開き



義経のようにひらりと身をかわし


優雅に宙を舞う。


ダイシャクシギは何事も無かったかのように平然としている。
どうも喧嘩じゃないみたい。

ダイシャクシギとホウロクシギは、大きさも見た目もよく似ている。それなのに私がダイシャクシギと断定しているのは翼の下面、脚の付け根から
尾に至るまでの下面が白いから。
ユーラシア大陸やアジア中部で繁殖。冬にはアフリカ大陸、東南アジア、インドなど暖かい地域に移動。日本には旅鳥または冬鳥として渡来。

体長は、ダイシャクシギ(大杓鷸)が約60cm、チュウシャクシギ(中杓鷸)が42cm

やはり夏羽はきれい

2013年05月14日 | 野鳥
吉野川河口に来たのは久しぶりだ。前もって潮の干満を調べていなかったので、着いた時にはいつもシギチドリ撮影している
干潟はまだ水の中だった。このため、しばらく堤防際にいるトビハゼをビデオ撮影などしていると、潮が急に引いてきたので
いつもの場所に引き返した。
ここで、最初に見たのがシギ・チドリではないが、このアオサギ
全長88-98cm、翼開張150-170cm、体重1.2-1.8kg の日本では最大のサギである。




風になびく後頭部の2本の冠羽が格好いい。




手前は若鳥なので、色は灰色のままで冠羽も見えない。
4枚の写真に写っている夏羽のアオサギ(成鳥)は、すべて同一個体
冠羽や飾り羽で冬場に見るよりやはりきれいだ。