観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

青いカニ

2017年08月28日 | 自然・環境
フェイスブックで「とくしま自然観察会」さんの観察会の様子を見ると、きれいな青色をしたシオマネキの稚ガニが写っている。
観察会を行っている干潟には、野鳥の観察に出かける場所でもあるが、写真に写っているような青色のカニは見たことがない。
撮影日もお目当てのシギ・チドリには恵まれなかったので、カニをじっくり観察することにした。

ちょうど、巣穴から出てきた。観察会さんの写真のようにきれいな青色ではないが、眼柄がオレンジ色なので間違いないだろう。


2匹のシオマネキの稚ガニとチゴイワガニ?がいる。
シオマネキの稚ガニの雄は、甲幅が3~6mmのとき、左右どちらかのハサミを脱落させるらしい。脱落後、再生してくる方が小さな
ハサミで脱落しなかった方が大きなハサミとなるという記事を見つけた。


シオマネキの稚ガニの対角線上にいるのは、チゴガニの雌?


成長した雄のシオマネキの下にいるカニは別種だが、シオマネキの稚ガニの大きさもこの程度。





徳島市中央卸売市場

2017年08月25日 | 日記

孫の付き添いで、徳島市中央卸売市場に見学に行った。魚のセリを行っているところ


こちらは、ナシのせり


青果部側
手前が関連事業者の店舗


水産物部側


キハダマグロか


60kgのマグロを解体
刀は、使わないのかと尋ねたら、2m200kgもあるようなマグロは扱わないので、徳島ではこのサイズの出刃包丁を使う。刀を使うのは
ショー性を高めるためで、実際は、この包丁の方が扱いやすいとのことだった。

1973年2月13日開場した徳島市中央卸売市場の敷地面積は、約10万㎡(甲子園球場の約2.5倍) 建物面積は、約3.5万㎡
ここで約1,000人が働いている。
その内訳は、
卸売業者  青果部2社  水産物部2社  計4社 約300人
仲卸業者  青果部29店  水産物部15店  計44店 約500人
関連事業者 200人(市場内に出店し、市場機能の充実や市場関係者の便益を図るため、市場の取扱品目である青果物、水産物以外の食料品や
          雑貨などの販売業者や飲食業者及び銀行などサービス業者)


立川渓谷その2

2017年08月22日 | 旅・風景・グルメ

カーナビがついていても、山道では役に立たなかったりすることもあり、よく道に迷う。だから、もっといいスポットがあるかもしれない
が、立川渓谷に来る時は、この橋のたもとで折り返すことにしている。


苔の上は滑りやすいので、余り近づけない。


だから、望遠レンズを使っている。


どうしてここに橋が架かっているのかと思えば。


人家へと続いていた。






ベニトンボとシオカラトンボ

2017年08月21日 | 自然・環境

2週間前に載せた雄のショウジョウトンボによく似ているが、このベニトンボの雄は、翅脈が赤いので識別できる。
この種は、南方系の種で日本では1954年に鹿児島県で初めて発見された。
徳島県での最初の発見は2007年らしい。分布域の北上は、地球温暖化が原因だろうとされている。


日本の代表的なシオカラトンボの雄。
雄の体の白粉が帯びた様が塩昆布の白い塩に見立てられてついた名前。



吉野川干潟の環境指標種 シオマネキ

2017年08月17日 | 自然・環境

生態学的によく研究されていて、生息可能な環境条件が限定されている生物を環境指標種という。
吉野川河口の面積は広いが、シオマネキがいる場所はごく限られている。長年の埋め立てや汚濁物質の流入により天然干潟は減少し、
水産物の漁獲量も激減した。
最近は、干潟の重要性に着目し、人工干潟を造成することで、「幼稚仔の保育場」を確保するとともに、生物多様性の維持と水質浄化に
役立てる取り組みを行っている。しかし、人工干潟の造成は多額の費用必要とし、失敗することもある。
埋め立た後を人工干潟にするより、最初から天然の干潟のままにしておいた方がいいのだが。どうも近代社会は、天然の湿地より人工的な
乾燥地を好むようだ。
(小さいカニがメス)


シオマネキの雄は、左右どちらかのハサミが大きい。撮影地でざっと数えたところ左のハサミが大きいシオマネキの割合がかなり高かった。
(タバコの吸い殻が捨てられていた。)


右の小さなハサミで砂泥をつかんで


口に入れ、砂泥に含まれるプランクトンやデトリタス(生物遺体や生物由来物質の破片や微生物の死骸、あるいは、それらのは排泄物を
起源とする微細な有機物粒子)を濾過摂食する。







蓮華の五徳

2017年08月11日 | 日記
毎年、お盆の時期になると蓮の花を見に行きたくなる。どういうわけかと思い、「蓮の花 仏教」で検索していると「蓮華の五徳」に
ついて書かれているWEBページを見つけた。
ページは、ここ










蓮華の五徳
1 淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
2 一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
3 花果同時の徳(かかどうじのとく)
4 一花多果の徳(いっかたかのとく)
5 中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)


赤トンボとニシキゴイ

2017年08月07日 | 日記


サンコウチョウの囀りがする方向に目を向けるが見つからない。そのうちに飛び去った川の方に目を向けると、赤いトンボがいた。
トンボの名前は、「トンボフィールド観察記」にお世話なっている。これによると、このトンボの名前はショウジョウトンボのようだ。
ところで、タイトルをアカトンボとニシキゴイにしょうと思ったら、ショウジョウトンボは通常は、アカトンボとは呼ばないらしい。
アカトンボとは、通常、トンボ科のアカネ属に属するトンボのことを指すそうだ。しかし、ややこしい話だが、アカネ属でも体色の
赤くないのもいる。また、秋になると、平地で群れをなして飛ぶアキアカネのみを指すこともあるらしい。しかし、アカネ属は、以前は
アカトンボ属と呼ばれていたのが、アカネ属と呼ぶことになった。だから、アカネ属以外の属のトンボも赤くなる種は「赤トンボ」と
漢字で書けばいいのでは。
赤いトンボについては、上に紹介したトンボフィールド観察記の中の「あかとんぼのなかま」が詳しい。


黄色いニシキゴイを見つけた。しかし、場所が汚い。


ツーショットをと思っていると、


やって来た。


ごみ焼却場の見学

2017年08月06日 | 日記
住んでいる所から南へ2km下った採石場跡地にごみ焼却場の建設計画があり、想定しているごみの処分量が同規模の工場を見学する
ことになった。大阪市東淀川区にあった古いごみ焼却場跡地に2005年12月着工、2010年3月竣工、日量400トンの焼却能力
を持った工場である。

写真を見て分かるように、焼却設備はすべて覆われている。見学は、すべて窓ガラス越しに行われたが、匂いや熱は、室内には全く漏れ
て来ない、ただ、窓ガラスに触ると暖かいので、やはり、焼却場へ来ていると感じることは出来る。しかし、そのほかはクリーンな工場と
いったところだ。ただ、ごみピットからクレーンでホッパーに投入する場面は、生々しい。
資料は、見学者の出入り口から入り、スリッパに履き替える場面から、帰りに車窓から工場を撮影した写真。周辺を散策する時間がなかった
ので、グーグルマップを添付。また、ごみ焼却の仕組みを絵で見るため、パンフレットの一部を添付している。工場の隣にある
「エコホール江口」は、周辺住民対策のための工場の付帯施設。いずれも、大阪市の行政財産の目的外使用ということで、工場は、「大阪市・
八尾市・松原市環境施設組合」に、エコホールは、「エコホール江口管理運営委員会」に無料で貸し付けられている。


ここで見学者は、スリッパに履き替える。


エレベーターの手前


説明会場に入ると中央制御室のモニター画面が映し出されていた。


ごみピットのモニター画面


クレーン操作室のモニター画面


クレーンの模型。


模型でこの工場の仕組みを説明。


これがガラス越しに見たごみピット


クレーンでごみをつり上げ。


焼却ホッパーへ投入。


公害防止対策の説明板


節炭器等


節炭器等2


節炭器等3


化学防護服試着コーナー(この白い使い捨ての防護服の値段は、1枚1,000円だそうだ。)


説明用モニター


発電機


中央制御室


プラットホーム1


プラットホーム2


プラットホーム3


帰り際に車窓から見た工場。


グーグルマップ(工場右上の平屋の家屋がエコホーム江口)


パンフレットの一部


























水場にやって来たメジロ

2017年08月05日 | 野鳥
このところ野鳥の撮影に出かけても、まともに鳥の撮影が出来ていない日が続いていたので、確実に何かは撮影できる場所へ。
我が家でもたまに見かけるほどのメジロでも、見ていても飽きない。








止まり木の下にある岩の窪みの水たまりを観察中か。(ここの水たまり場付近にごくたまにレアな鳥もやって来る)