観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

タカの渡り 1

2013年09月30日 | 野鳥
秋にタカの渡りを観察している鳴門市の四方見展望台、ここは、何十年か前に有料道路の「鳴門スカイライン」が出来たときに整備された。
当時植えられた樹木、特に道路を挟みトイレがある側には桜など庭木を植えたが、その後、樹木の手入れはなれていない。このため、
鳴門海峡大橋とウチノ海は眺めることは出来るが、瀬戸内海側ののほうは全く見えなくなってしまった。
昨日は、展望台から北東側に見える小さな二つの山の間にこのようなタカ柱がよく現れた。それらが私たちが観察している方へ真っ直ぐ飛んで
くれればいいのだが、コースを瀬戸内海側に向けトイレの後ろを通過する個体が多かった。しかも高度を下げる個体も多く、ギャラリーは、がっかり。







1枚目と2枚目の真ん中にいる大きなタカは、ハチクマ、それ以外は、すべてサシバ


四方見展望台の位置

本日のノスリ

2013年09月29日 | 自然・環境
鳴門では、昨日、今期一番のタカの渡りが見られたようだ。しかし、今日も飛ぶかどうかは神のみぞ知るだ。
昨日、鳴門海峡を挟んだ淡路島の北東部でねぐら入りした、渡り途中のタカもかなりいそうな情報があった。今日は、早起きをした。
一か八かだったが、出掛けて正解だった。昨日は午後によく飛んだようだが、本日は午前中によく飛んだ。渡ったタカの数、は昨日の約3分の1
だが、満足のいく数の渡りだった。鳴門山で見えたコグンカンドリ(小軍艦鳥)は、見ることはできなかったが、久しぶりにシャッターを連写した。


                                                      
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トリミング写真


トリミング写真



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ノスリは、タカの仲間の中で一番鈍そうに見える。しかし、この写真では、頭頂部が風で立っているのと首を捻っているのでクマタカのように
精悍な顔つきになり、下にいる私たちカメラマンを睨んでいる。





下手の横好き・下手の道具好き

2013年09月26日 | 日記
庭木がぼうぼう状態で妻から剪定をしようと言われていたが、暑いからとずっと断っていた。ところが、今朝起きてみるとひんやりと涼しい。
ということで、まずは、玄関付近の木から肩慣らしの作業を始めようということで取りかかった。親が手入れをしていたのを引き継いだのだが、
樹木は生き物だけに難しい。今までにマツ3本とモミジ2本が枯れたのだが、やはり手入れが悪かったせいだろうか。しかし、マツの手入れは
難しいから枯れても後悔はあまりない。むしろ、ほっとした。マツは、適当に切ってはいけないのである。
庭木の剪定は結構しんどいから、作業は、二人でやろうと妻にも道具を買った。
私のは、愛着を持って使っている阿武隈川宗寛製、妻のはアルスコーポレーション製。
名前からでも分かるように伝統の技と最先端技術といった違いだ。
剪定鋏を例にすると宗寛の方は、「元祖、阿武隈川宗寛(泰龍斎宗寛)が名刀造りを業とし、我が国で一番最初に剪定鋏を製作しました。」で、
アルスは、 「当時は不可能とされていた鋼と板金柄の溶接を実現し、新しい剪定鋏を完成させたのです。それまでの剪定鋏はすべてが鋼でできた
ものしかなかったので、 刃部と柄部を別加工して組み付ける製法での剪定鋏は世界初となりました。」とある。

剪定鋏                               苅込鋏
  
左がアルス、右が宗寛                      左が宗寛、右がアルス

半沢直樹

2013年09月25日 | 野鳥
テレビをつけると話題になっているのがドラマ「半沢直樹」、ついに、私も最終回を見た。
このドラマの結末に納得のいかない視聴者が多かったと思う。しかし、読んではいないが、半沢シリーズ原作の3作目の小説「ロスジェネの逆襲」
の方で、主人公の半沢直樹は、出向先でまた活躍しているようだ。そして、シリーズ4作目「銀翼のイカロス」は、週刊ダイヤモンドで現在連載中。
このシリーズ3作目と4作目を合わせたドラマがまた出来るかも知れないし、その前に今週終了したばかりのドラマが映画化されるかも知れない。
そんな事を想って目の前のシギを見てると



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真ん中で態度を決めかねている出向中のアオアシシギ(近藤)、画面左のセイタカシギ(大和田常務)の側につくか、同類(同期)であるアオアシシギ
(半沢次長、渡真利調査役)の仲間に入るか悩んでいる。


そしてついに同期のバブル入行組側に入った。

その後

こうなって、セイタカシギの側に残ったアオアシシギは、1羽になった。
残った最後の1羽のアオアシシギも大和田常務を見捨てて半沢側に来ることを待っていたが、なかなか来なかった。しびれを切らし、ここを後にした。


かなり拡大したアオアシシギ(奥でじっと様子を窺っているように見える大きな白い物体のコサギは、北大路欣也演じる中野渡頭取)

あらよっ

2013年09月22日 | 野鳥





左の2羽がアオアシシギ、真ん中がセイタカシギ、右がコサギ

コサギが「あらよっ」とやって来てと書こうと思い、「あらよ(っと」)いうかけ声は、標準語だったのかなと思い調べてみた。
日清食品のインスタントラーメン「出前一丁」のCMで、鉢巻きをしている出前小僧さんが言ってる威勢のいい掛け声だ。
江戸っ子の言葉だろうか。
検索を続けていると大滝詠一氏編曲の「出前一丁」のCM曲(1985年度バージョン編)も出てきた。歌も彼が歌っているが、曲調は、彼の
出世作「A LONG VACATION」のアルバムに収録されている「恋するカノン」などに似てる。
ところで、このアルバムジャケットの表紙絵を書いた永井博氏は、徳島県出身である。氏と同様に80年代を象徴しているようなイラストを描く
イラストレーターにわたせせいぞう氏と鈴木英人氏がいて、絵の感じがよく似てる。
私も若いときには小説をよく読んでいて、角川書店の「野生時代」を創刊からずっと読んでいた。1986年からこの雑誌にわたせせいぞう氏の
漫画が連載され、それまでなかったタッチのハートフルでロマンチックな内容よ垢抜けた画風に新鮮味を感じた。野生時代は、わたせ氏の連載の
終了とともに購読を止めた。

飛んでる飛んでる

2013年09月21日 | 野鳥
タカの渡りは2日続けて空振りだった。淡路島の北部で観察している人の報告では、午後2時頃からよく飛んでいるようだ。ということは、
鳴門海峡を挟んだ鳴門市では午後3時以降がいいのかな。しかし、期待して駄目だったらショックも大きい。
安くて美味しいカツサンドを作っているパン屋さんでカツサンドを買ってからゆっくり出掛けよう。気持ち良い天気の下、風光明媚な公園で
昼食を食べるという筋書きで正午前に着くよう出掛けた。
到着後、カツサンドを頬張っていたら、鳥仲間の来た来たと言う声がした。







拡大した写真







写真は、すべてサシバ
この時は割合近くを団体で飛んでくれたが、望遠レンズに入るのは2羽が限度
サシバに文句をつける訳ではないが、せっかく飛んでくれるなら少し間隔をおいて1羽ずつ飛んで欲しかった。


空を飛ぶコウノトリ

2013年09月18日 | 野鳥
昨日、今日と素晴らしい天気だった。
だから、タカもさぞかし渡っているだろうと、、2日連続で鳴門市の四方見展望台へ出掛けたが、両日とも撮影には至らなかった。
(3時前には切り上げた。)
しかし、それ以外の場所で他の野鳥の写真は撮れたからまあいいかと今日も自分を納得させて帰る準備をしていた。すると、鳥仲間が
遠くの白い鳥を発見。
双眼鏡で見ると、頭も白いので多分、ミサゴだろうと相手にしなかったが、鳥仲間は、そうではなくコウノトリだとバシャバシャと
シャッターを切り出した。私もようやくコウノトリであると気がつき、遅まきながらカシャカシャと撮影。


実際に撮った写真はこれだが、これでは証拠写真にもならない。


トリミングして拡大しても非力なレンズなので、足輪はよく分からない。しかし、ちゃんと足輪はついているらしい。

9月15日の地元徳島新聞によると、徳島のはコウノトリは2羽に増え阿南市にいたようだ。この1羽は、多分そのうちの1羽だろう。
このコウノトリの故郷である豊岡に帰って行っているのだろうか。ウチノ海から鳴門海峡の方を飛んで行った。


30年くらい前からコウノトリが徳島にやって来るたびに見てるが、海原を飛んでいるの見るのは初めてで嬉しい経験だった。

セイタカシギ 2 あっ!

2013年09月14日 | 日記

雄と別れたセイタカシギの雌が一羽だけで、アオサギと向かい合っている。


あっ!





セイタカシギの体長は、37cm、一方のアオサギは、93cm

BS11の海外TVドラマ

2013年09月13日 | 日記
普段、私が続けて見ているTVドラマは、毎週水曜日夜10時からBS11で放映されている海外TVドラマだけだ。あまちゃんも半沢直樹も
一度見たきりだ。
この時間のBS11を続けて見ている訳は、最初に偶然見たスーパーナチュラルが面白く、そのまま見続けていたのだが、BS11での放映は
シーズン5で終了してしまった。続編は、現在、有料サイトで放映されているらしい。このドラマのアメリカでの放映は、2005年9月からで
現在は、シーズン8が放映中。しかもシーズン9の放送も決定しているほどの人気番組だ。このスーパーナチュラルを毎週録画機能を使い、後日
見ていた。シーズン5が終了しても録画予約は残っていたので、同じ時間帯に放映された後続番組のキャメロットを見た。10話で終了した
キャメロットは、総制作費約60億円と言われているだけあって、作りの良さがよく伝わる豪華なドラマだった。しかし、そこまで見せる必要が
あるのかと思われるほど過激な性愛シーンがよく出てくる。そのせいかどうかシリーズ化はされなかった。キャメロットの続きの番組は、アメリカ、ラスベガスのホテルカジノを舞台にしたその名も「ラスベガス」。この作品も面白いが、車が出てくるシーンで あることが気になっていた。それは最高に華やかなカジノホテルを舞台にしているのに、最新式の車が登場しないことだ
。調べてみたら、このドラマはアメリカNBCで2003年から2008年まで放映されていたTVドラマ。そして今、BS11で放映しているのは、
2003年に作られた物のようだ。奇妙な話だ。最初のスーパーナチュラルより古い作品を見てる。次のキャメロットは、アメリカで2011年に
放映されていたドラマ。これが一番新しい作品である。しかし、今見てるのは、10年も前に作られたドラマ。舞台が華やかなのと内容が未来物とか
アクション物でないので、それほど古さを感じないが、ドラマに使われているデジタル製品についても道理で古いはずだと思った。
ところで、ドラマの最初のシーンに出てくる豪華リムジン。私もハワイで乗ったことがある。運転手は、日本語の上手で背の高い日系3世の人だった。
このリムジンの車軸間距離、バスより長いそうで、観光バスを運転するより難しいと言っていた。



セイタカシギ 1

2013年09月11日 | 野鳥
セイタカシギ成鳥の雄、雌の識別ポイントは、は、「セイタカシギ雄の頭には、黒い大きな斑があるが、黒色の入り方は個体差が多い。翼と肩羽は、
黒、緑の光沢がある。雌の頭は、淡い黒色かほとんどない個体が多い。翼と肩羽は黒褐色で、雄に比べてやや淡い黒色に見える。 」とされている。
35mm判換算で765mmで撮影し、ノートリミングの写真がこれ。



被写体は、上の写真のように遠く、そんなにはっきり確認出来なかったが、熱々カップルのような気がしたので、成鳥の雄(奥)と雌(手前)だろう。
ちなみに幼鳥の羽にはウロコ状に見える白い羽縁があり、足のピンク色は淡い。






後ろに立っているのは、アオサギ。