観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

駐車場から見た風景

2014年02月28日 | 旅・風景・グルメ
2月23日から25日までの2泊3日のバス旅行、いつもと違うのはバスでそこまで行けるのかというような長距離旅行。
今回は香川、徳島の合同の穴吹トラベルのツアーだが、香川の宇田津町から乗客の初日の乗車時間は、なんと13時間を超えた。
その上にツアー初日は、観光地への立ち寄りもなく、高速道路のSAかPAでのトイレ休憩のみ。目的地は、ホテルのある鬼怒川温泉。
現在、この旅行の写真を整理中。最初のブログは、旅行番外編の駐車場編


駒ヶ岳サービスエリア 2月23日12時半
後ろに見えるのが駒ヶ岳?


横川サービスエリア 2月23日15時
後ろの山は表妙義の山並み 
左のピークから順に 白雲山、天狗岳、相馬岳


日光で駐車した磐梯日光店屋上駐車場 2月24日10時半


那須高原サービスエリア 2月24日12時半
山が見えないので代わりに


サービスエリアのフードコートにある「好好炒飯」の「那須高原ちゃんぽん」(口に入れる直前に写真を撮ることを思い出したので、具を少し混ぜている)
添乗員さんが、「これ一杯で厚生労働省が野菜摂取量の目標として掲げている350gを補える。」と言ったので食べてみた。
旨味たっぷりだが、しつこくないスープと太麺が特徴のこのチャンポン、結構美味かった。

ある溜池のカモ その2

2014年02月22日 | 野鳥

キンクロハジロの雄である。
頭部から胸部、体上面の羽衣が黒く体下面は白い。(だから、白飛びしている。)頭部の羽毛は紫色の光沢がある。
漢字名の「金黒羽白」とは、雄の特徴の目が金色で羽の黒と白を表している。



こちらもキンクロハジロの雄だが、雄の特徴である冠羽が房状になっておらず、癖毛を水で濡らして後頭部に撫でつけている感じだ。
英名の「Tufted Duck」のtuftedとは、房をつけたとか房状をなしているという意味なのに、房がはっきりしていない。しかし、
外にもこのように房がはっきり見えない雄もいた。


前が雄で後ろが雌
雌は、目は金色だが羽は全体に黒褐色 冠羽は、ごく短い。
 


ある溜池のカモ

2014年02月21日 | 野鳥
本来なら、昨日撮影できるはずであったソデグロヅルの写真をアップする予定だったのだが。
お目当てのソデグロヅルは、私が現場に着いた時間の少し前に誰かが飛ばしてしまったようだ。
それでも、戻って来るのを期待して1時間くらい粘ったが諦め、そこから距離が近い溜池に行った。別に珍しい野鳥はいないが、それでも割合
近くで見えるので結構楽しい。その後、昨年はよく見えた大麻比古神社に行ったが、案の定、全く駄目だった。
ソデグロヅルを諦めきれず、もう一度、現場に引き返したが、帰って来てないとのこと。教えてくれた人は、県外の方だが、すでにこの場所に
3回も来ているらしい。ソデグロヅルがここに来る前にいた高知県へも何度も足を運んでいるベテランでねぐら入りまで待ってみる
と話していた。
しかし、飛び出したとき上空を大変高く飛んだのでそのまま北へ帰ったかもしれないと語っていた。いずれにしてもソデグロヅルは、ロシアの方へ
帰る時期なので、諦めよう。羽を広げた写真は撮ることが出来なかったが、帰る前に一度でも見られたことで良しとしよう。
いつ、ソデグロヅルが徳島にやって来たのか知らないが、撮影できたのも16日に鳥獣保護区の調査に行った際に香川県から来られた7人から情報
を教えてもらったおかげだ。ただし、野鳥の会の会員でも、情報、知らないんだと笑われたが。


左:ハシビロガモ雄、右:ハシビロガモ雌


ハシビロガモの雄 羽の模様もユニークだが、嘴はもっとユニークでしかもユーモラス


上からハシビロガモ雌、ハシビロガモ雄、キンクロハジロ雄、キンクロハジロ雌

ソデグロヅル2

2014年02月19日 | 野鳥
16日に初めてソデグロヅル(袖黒鶴)を見たが、どうもピントこないと思ったら、羽を広げているのを見てないので、袖(羽先)が黒いということが実感
できなかったせいのようだ。
しかし、もう一度現場に出掛けるのも面倒くさいな思ってたら、「パパラッチ」と題する写真が添付されたメールを見た。
なんとカメラマンがソデグロヅルいる所の畦をカメラを構えて通っているではないか。30m程度離れた車の中からだとレンズを向けても鳥は逃げないかと
思うが、カメラを構えた人間がソデグロヅルの近くを歩くと、ソグロヅルは飛んで行ってしまだろう。
また、そのような事が続くと、この辺りを嫌って新たな餌場を求めて遠くへ行ってしまうかも知れない。
多分、このカメラマンは、静止状態の撮影には飽きたので、飛び出すシーンや飛行している姿を撮ろうとしたのではないだろうか。
その気持ちは大変よく分かるが、他にもギャラリーがいることも気遣って欲しいと思う。この写真の撮影時にはどのくらいのカメラマンがいたのか知らないが、
少なくともソデグロヅルと一緒に写っているカメラマンを撮影したカメラマンも近くで撮影していたのだから。

16日に撮影した残りの写真をアップ。




カラスの妨害は仕方ないが


メールに添付されてた写真と場所は違うようだが、よく分からない。
ところで、ソデグロヅルは、まだいるのだろうか。やはり、羽を広げている姿も見たい。

待てば海路の日和あり(ソデグロヅル)

2014年02月16日 | 野鳥
今日は、天気もよく暖かい。鳥獣保護区の調査の宿題が残っているので、今日片付けに行った。
松林から半島の方を見てると東屋の下に大砲(600mmのレンズ)がヅラリと並んでいる。そこは、1月24日にシノリガモを見に行った場所だ。
その日の夜から風邪になったみたいで、今日が実に23日降りの鳥見である。まだ、シノリガモがいるのかと思い、そこへ行ってみると一度もお目に
かかったことがない人が7人もいた。香川県から来られたようで、道中、最初にソデグロヅルを見てからここへシノリガモを見に来たらしい。
23日間鳥仲間とも会ってないし、新聞も読んでいない私は、ソデグロヅルの情報を知らなかった。急遽、スマホでTさんのブログを見ると地元新聞
にも載ったようだ。昼飯も食べないままソデグロヅルの現場に直行した。
ソデグロヅルは、世界中で3000羽前後しか生息していないらしい。体長135cmの大型のツル。






3枚ともトリミング
とにかく大きい。いれば、かなり遠くからでも分かる。

一月前のジョウビタキ

2014年02月15日 | 野鳥




一月前に撮影したジョウビタキの雌
この日は、肝心の鳥は見ることができなかったが、このジョウビタキが遊んでくれた。

明日はお天気のようだから、ビデオでなく鳥を見たい。

元旦の五箇山

2014年02月13日 | 旅・風景・グルメ
もう20日以上鳥を見に行っていない。夜のウォーキングも同様だ。今日は、市役所に用事があったので、
車で出掛けたが、体調は戻っていない。暖かい車から外へ出たとたん咳が止まらなくなる。市役所から外へ
出るときも同じだ。それに生憎の天気だ。仮に鳥が見えたとしても写りが良くない。ということで、ビデオ
で映画鑑賞をしている。映画のことを書きたいが、どうしても「ネタバレ」ということになってしまいがちなので
書きづらい。
ところで、明日また雪が降るようだ。
雪と言えば、今年の元旦に五箇山へ行った時に雪が少ないのに驚いた。









粟津温泉 法師

2014年02月09日 | 旅・風景・グルメ

法師の玄関


茶室「松風」


松風の入口から右側の部屋の床の間


松風の入口から左側の部屋の床の間(この部屋で講話を聞いた。)


講話の際、この写真の左端に写っている銅鑼を使用された。
話の中でこの朱や群青の色壁は、加賀三代藩主・前田利常公から特別に使用を許されたものだ言っていた。

今年の元旦は、「伝承一千三百年 この温泉にはわけがある」がキャッチフレーズの石川県小松市の粟津温泉「法師」で
迎えた。旅館 法師の歴史は、白山の開祖・泰澄大師が粟津温泉を発見したとされる718(養老2)年から始まる。
泰澄大師が弟子に、湯治宿として任せたのが法師の始まりのようだ。
ところで、 創業の古い企業としてよくテレビにも出てくる一番有名な企業は、大阪市四天王寺にある金剛組。この四天王寺
や法隆寺など寺社の建築で知られる金剛組も2006年に578年から続いた金剛家による経営は終わっている。
長い歴史があるからというだけで経営が続くものでないことは誰でも分かっていることだが、創業家の子孫としたら、自分
の代で終わるのは申し訳ない、情けないと思い、歴史の古さを恨むこともあるだろう。
先の金剛組に話を戻すと金剛家の家訓の一つにある「儲けすぎるな」という事業の基本に外れることをしたということだ。
経営破綻の原因はバブル時代にあり、当時は、何でも高いものから売れた時代で、寺の本堂なども高級志向となり、材質や
デザインのグレードも高くなり、しかも競争でなく、特命受注が多かったので利益もかなり出た。そんな環境下で、金剛組は
高コスト体質になってしまった。コストは下方硬直性が高いので元に戻すことは難しい。しかし、やがてバブルが崩れ、厳しい
生存競争が始まった。寺の本堂なら1棟8千万円だがホテルやマンションなら1棟で5億円。とはいえ、一般建築を専門とする
ゼネコンと金剛組とでは、コスト体質が違いすぎ、常識的に考えると勝ち目がない。しかし、それを無理して受注し、5億円で
請け負ってコストは6億円ということもあったらしい。
 話を法師に戻すとバブルの頃は法師を予約をするだけでも大変だったらしい。もちろん、それが続いていれば私などは泊まれ
ていなかったのだが。当主のお話によると最近はバブル崩壊以降の長く続くデフレの影響で、合理的な手法で料金を低く抑える
旅館やホテルのチェーングループも増え、苦戦が続いているとのこと。
「耐え忍ぶこの時期に、伝統ある法師だからこそできることがある。」と一昨年亡くなった長男の寛(享年四十六歳)さんに
生前、肩を押されて始めたのが、法師の宿泊者への早朝講話である。私たち夫婦は元旦の朝に聞かせてもらった。
 午前6時45分から約1時間、北陸の伝統や文化、泰澄大師や粟津温泉の歴史やなどについてのお話を伺った。この早朝講話の
きっかけは、3年前の東日本大震災。東北で1万5千人以上の方が亡くなり、現在も自宅に戻れない人が多くいる。新聞やテレビ
で被害状況を知るうちに、自分たちが生かされている存在であり、旅館業ができることに感謝することが大事だと気付かされた。
このため、現地で復興支援のお手伝いをと考えたが、距離も遠いことから、まずは、旅館として何ができるのかを考えた。創業約
1300年の歴史を持つ法師だからこそできることは、粟津温泉を訪れた人たちに少しでも多くの文化を伝えることだと気付かされた。
長男の発案で震災から9日後の3月20日から始めた。
 4年後には創業1300年を迎え、粟津温泉1300年祭事業がある。私は、年を取ってしまったが、まだ頑張らなければならない。
しかし、人々の心と体を癒やすという旅館の目的は、1300年前も今も変わりらない。どんな工夫をしていければ今後とも今後も
考えていく必要があることなど貴重な話していただいた。

お話をしてくれたのは、1938年生まれの46代目当主、法師善五郎(ほうしぜんごろう)氏。
  



リストランテ ラ・リサータ

2014年02月08日 | 旅・風景・グルメ
風邪は少しずつ良くなっているようだが、まだ鳥を見に行く気にはならないというか、気乗りがしない。しかし、極寒期の野鳥観察を終えなければ
レポートが完成しないという事情があり、2月の中旬までには1度は行かなければならない。
しかし、今年は特に野鳥の出現が良くないのだ。
今日は雪が降った。体調の方、月曜日くらいからは出掛けられるような状態だが、天気はあまり良くないようだ。
ずっと、昨年撮った写真を整理している。京都に紅葉見物に行った時の昼食会場は、京都駅にある「ホテルグランヴィア京都」の最上階15階にある
「リストランテ ラ・リサータ」。ランチのメニューはごく普通だったが、時間がたっぷりあったので、眼下に見える新幹線の発着を楽しんだ。


野菜が美味そうに見える。


肉は美味しかった。


今日もコンビニのモンブランを食べたが、味はまだこっちの方が数段上。


新幹線には長いこと乗っていないので、この車両は新しくはなさそうだが、いつ頃完成したものかも全く分からない。

亜種ダイサギ

2014年02月06日 | 野鳥



2枚とも2014年1月6日撮影分 場所も同じ

ダイサギは以前、亜種オオダイサギ(大大鷺)と亜種チュウダイサギ(中大鷺)の2種類に分けられていた。
最新版の「鳥類目録第7版」では亜種ダイサギと亜種チュダイサギとなっている。
2000年発行の図鑑「日本の野鳥590」の説明によると、「大きさは亜種ダイサギ≧アオサギ>亜種チュウダイサギ。
冬羽では、亜種チュウダイサギは、脛が黒色か淡黄色で、跗蹠は黒い。亜種ダイサギは、脛から跗蹠までが淡黄色か黄色。」と書かれている。
日本国内で繁殖、冬に南方へ渡るのが亜種チュウダイサギで、中国東北部で繁殖して冬に渡来するのが亜種ダイサギ。日本では、亜種チュウダイサギは
夏鳥、亜種ダイサギは冬鳥だが、両者がいつの間にか入れ替わっているので、「ダイサギ」として一年中いるように思われてしまっていたようだ。
また、越冬する亜種チュウダイサギも増えているようなので区別もなかなか難しいと言われている。

しかし、このシラサギは圧倒的に大きく、脛から跗蹠までが淡黄色だ。亜種ダイサギ(昔は亜種オオダイサギ)でいいだろう。

ちなみに、「日本産鳥類目録改訂第7版」の一部を抜き書きすると

ペリカン目
  サギ科
    アオサギ属
      ダイサギ
        亜種ダイサギ
        亜種チュウダイサギ
今回の改訂で、サギ科はコウノトリ目だったのが、ペリカン目になり、ダイサギは、アオサギやムラサキサギと同じアオサギ属に属し、チュウサギ、コサギ、
クロサギ、カラシラサギはコサギ属となり、別の属となっている。