観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

海響館その4

2016年02月29日 | 旅・風景・グルメ

水槽のトンネルを見上げるとイワシの大群が


約5万匹ものカタクチイワシがいるらしい。


ハリセンボン
「ハリセンボン」を検索すると魚のハリセンボンでなくお笑いのハリセンボンのほうが上位に入っている。
ところで、お笑いのハリセンボンの名前の由来は、「顔はかわいいが、鋭い棘があり、近づくと危険」という意味からきていると書かれていたが、私は
近藤春菜の丸々した体型と箕輪はるかの針のようにギスギスした体型をミックスしたものと思い込んでいた。


このマンボウがフグの仲間とは知らなかった。


海響館その3

2016年02月28日 | 旅・風景・グルメ

スナメリ
ソフトバンクのCMで有名になった「幸せのバブリング」を発射した「島根のおじさま」は、島根県立しまね海洋館AQUASの
シロイルカだが、ここ海響館のスナメリのバブリングも有名である。
しかし、当日行った時は水槽の水の入れ替え作業中で、水も濁っており、スナメリの芸は残念ながら見られないと状況だった。


ファイティング・ニモのモデルのカクレクマノミ




水槽にある岩は本物そっくりだが、実はFRP(Fiber Reinforced Plastics)強化繊維プラスティック


この写真は、シュールな絵画のようで本物の魚まで実物に見えない。

海響館のイルカとアシカ

2016年02月27日 | 旅・風景・グルメ

下関市立しもせき水族館「海響館」は関門海峡に面している。
前方に見える景色は、海峡を挟んだ北九州市門司区の門司港レトロ地区だ。レトロ地区のランドマークタワーの門司港レトロハイマートがよく見える。
この野外ステージにやって来た時は、すでにショー開始の時間を大分過ぎていた。


手前からバンドイルカ、カリフォルニアアシカ、調教師、そして関門橋。


こちらのほうにやって来た。
奥の方ではイルカのタッチ体験をしているようだ。


調教師さんがイルカをおびき寄せてくれる。





海響館ペンギン村(亜南極ゾーン)

2016年02月23日 | 旅・風景・グルメ
下関市で乗ってた観光バスの駐車場の前にあった赤間神宮を参拝の後、隣の春帆楼(下関条約の会場 ただし、当時の建物は1945年に空襲で焼失)で
思わぬ時間を取り、お目当ての水族館(海響館)に行くのが遅くなった。


先頭を行くのがキングペンギン
キングペンギンは、コウテイペンギンに次ぐ大型種である。
19世紀まではこの種が最大のペンギンとして知られ、名もキング(王)が冠されたが、19世紀にさらに大きなペンギンが発見され、名にエンペラー(皇帝)が
当てられたという経緯がある。322mの潜水記録がある

2番手グループが3番目に大きなジェンツーペンギン
ジェンツーペンギンは、その温順な性格から温順ペンギン和名もある。普通、ペンギンが泳ぐ速さは、平均時速10km程度だが、このジェンツーペンギンは、
時速36kmになることもあるそうだ。


海響館1階の「亜南極に生きるペンギンコーナー」にはキングペンギン、ジェンツーペンギン、イワトビペンギン、マカロニペンギンの4種のペンギンがいる。
ちなみに現在世界にいる19種(18種とも)のうち12種は、絶滅の恐れのある種あるらしい。
キングペンギンの隣にいる頭部の白い帯模様が目立つのがジェンツーペンギン。
ここは、水量700トン、水深最大6mを誇る世界最大級のペンギンプールでフォークラング諸島に代表される亜南極圏の環境を再現しているらしい。


ピンぼけだが、こちらを向いているのがイワトビペンギン
イワトビペンギンは、資生堂の整髪料のアニメCMにもなったキャラクターのROCKYとHOPPERがそうである。
このピンぼけには訳がある。実は、手前の野鳥が気になったのである。


カモメ科でアジサシ類のインカアジサシ(体長41cm)
インカアジサシは、フンボルトペンギンやミズナギドリ類の巣穴をしばしば利用するらしい。
ちなみに、海峡館2階に南米チリの「アルガロボ島」を再現した「フンボルトペンギン特別保護区」を設置しており、フンボルトペンギンもいるのだが、時間の関係で
見学しなかった。


これもピンぼけ写真だが、中央のキングペンギンの左にいるのがマカロニペンギン
マカロニペンギンの「マカロニ」とは、18世紀のイギリスの言葉で、当時のイタリアの最先端の流行を取り入れた「伊達男」のことで、本種の飾り羽にちなむ。
上記のイワトビペンギンもマカロニペンギン属である。両者の見分け方は、飾り羽が額の所でくっついているのがマカロニペンギン、左右に分かれているのがイワトビペンギン。


ジェンツーペンギンがホースを噛んでいる

赤間神宮と平家滅亡

2016年02月20日 | 日記

赤間神宮



1185年の壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇の遺体は現場付近では発見できなかった。
しかし、1191年、壇ノ浦を望むこの赤間関(下関)に、時の後鳥羽天皇の命により阿弥陀寺に御影堂が建立され、建礼門院ゆかりの尼を奉仕させた。
以後、勅願寺として崇敬を受ける。明治の神仏分離により阿弥陀寺は廃され、神社となって「天皇社」と改称。1875年に赤間宮に改称、1949年には
赤間神宮に改称。社殿は、第2次大戦により消失し、現在の社殿は、1965年竣工のものである。


平家一門の墓(七盛塚) 壇ノ浦の戦いで敗れた平家一門の合祀墓(供養塔)。14名のの供養塔が並び、名前に「盛」字の付く者が多いことから「七盛塚」とも称する。


墓の横にある芳一堂
小泉八雲の『怪談』で有名な琵琶法師の「耳なし芳一」を祀ったお堂


安徳天皇阿弥陀寺陵

安徳天皇は、母が平清盛の娘・徳子(建礼門院)であったため、木曽義仲の攻撃により都を追われると、平家一門と一緒に都落ちすることに。
ここ下関の壇ノ浦の戦いで初めは優勢であった平氏も、潮の流れが変わると次第に劣勢になり、敗北が決定的となると安徳天皇の祖母である二位尼(平清盛の妻)が、
安徳天皇を抱きかかえ入水。

『 平家物語の中での最高の涙のシー』」
“安徳天皇は、最期を覚悟して神璽と宝剣を身につけた祖母・二位尼(平時子)に抱き上げられると、「尼ぜ、わたしをどこへ連れて行こうとするのか」と問いかける。
二位尼は涙をおさえて「君は前世の修行によって天子としてお生まれになられましたが、悪縁に引かれ、御運はもはや尽きてしまわれました。この世は辛く厭わしい
ところですから、極楽浄土という結構なところにお連れ申すのです」と言い聞かせる。安徳天皇は小さな手を合わせ、東を向いて伊勢神宮を遙拝し、続けて西を向いて
念仏を唱え、二位尼は「波の下にも都がございます」と慰め、安徳天皇を抱いたまま壇ノ浦の急流に身を投じた。”
安徳天皇は、天皇歴代最年少の満6歳4か月で崩御したのである。私の孫の一人も今、ちょうど満6歳4か月。
ところで、鎌倉時代に編纂された「吾妻鏡」では安徳天皇を抱いて入水したのは祖母ではなく、按察使局伊勢とされている。
安徳天皇の母の建礼門院(平徳子)も入水するが、熊手に髪をかけられて引き上げられた。その後、京へ送還されて出家し、大原寂光院で安徳天皇と一門の菩提を弔った。
「驕る平家は久しからず」とはいえ、悲しい話である。

逆光のチュウヒ

2016年02月16日 | 野鳥








せっかくいい場所にチュウヒがいるのに完全な逆光だ。

ニコンも新しいデジタル一眼レフカメラを2機種発表したが、どんな露光状況でも適正露出というのは無理だろう。


湿地のイタチ

2016年02月14日 | 日記
サンカノゴイがいないか探していたら変な動物を見かけた。

トリミングなし
肉球がないので、猫ではない。


チョウセンイタチだ。こう見ると可愛く見えるが、在来種である日本イタチに比べかなり大きな外来種だ。
1949年頃、船舶のツミに紛れ込み朝鮮半島から侵入したとされている。また、同時期に毛皮業者が養殖のために持ち込んだものが、養殖場から逃げ出し、西日本に分布を広げているらしい。


正面から見ると凄みもある。

久々のチュウヒ

2016年02月09日 | 野鳥









これだけノートリミング(観察舎の近くにやって来た)
絶好のチャンスなのに全くピントがあってない。
5カットすべてがこんな調子
車の自動運転の開発が進んでいるが、カメラの自動シャッターにももっと力をいれてもらいたいと思った。

何だろう

2016年02月07日 | 野鳥

トリミングなし
久しぶりに吉野川河口に行った。
豆粒にしか見えないが、あまり馴染みのないカモが2種類いるようだ。
時々、見えなくなったりするので、どちらも潜水採餌をするカモのようだ。

拡大すると

左の2羽は、ビロードキンクロ、右の3羽は、クロガモのようだ。


ニコンのNX-Dで最大限に拡大したビロードキンクロ

私が見てる叶内拓哉氏の「カモハンドブック」では、ビロードキンクロは、東北地方以北に冬鳥、クロガモは、中部地方以北に冬鳥と書かれている。
ということは、徳島では珍しいということ。しかし、こんな遠くでしか見られないとなると、かえって見えなかったほうが良かったかも。消化不良


上は、ハジロカイツブリ、下がビロードキンクロ

門司港レトロ

2016年02月02日 | 旅・風景・グルメ

左が旧門司三井倶楽部(1921年築)、右が旧大阪商船門司支店(1917年築)


旧門司税関(1912年築)


旧門司税関と黒川紀章が設計した31階建ての門司港レトロハイマート  
31階部分は、北九州市が買い取り「門司港レトロ展望室」として開放 (料金 大人:300円、子ども150円)
屋上は、ヘリパッド


モダンで華やかな街並みと思ったら、中央奥の方を拡大してみると


レトロ横丁の看板が
BS-TBSで放映している酒場放浪記に出て来る吉田類がやって来そうな飲み屋がありそうな雰囲気が?