観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

コスモスに思う

2007年10月31日 | 日記
さだまさしファンの私にとって、コスモスと言えば、「薄紅の秋桜が秋の日の  何気ない陽だまりに揺れている  此の頃涙もろくなった母が 庭先でひとつ咳をする」という「さだまさし」作詞、作曲の「秋桜」
山口百恵の歌もいいが、さだまし本人が歌っているほうが味がある。







ところで、写真のコスモスは、多分水田転換畑における景観作物として植えられてコスモスだとと思う。
”景観形成作物としては,そば,コスモス,レンゲ等により行われており,担い手不足に対応した農地保全の手法等とされているが,その多くは粗放的な栽培であり,今後は景観形成に有効な作物の選定と団地化による苗立ちの確保を図る。”
これは、「高知市水田農業推進協議会」の「高知市水田農業ビジョン」とい文書の
一節。
話はコスモスからは少しそれるが、私はパンが好きではないので、完全に「米派」だが、最近、日本人の米離れが顕著になり、しかも、米価は下がり放しで農家の方は大変である。
日本の食料受給率は、先進国では、最低の部類である。米食中心の和食なら農家もまだしも、パン食主体だとどうしても輸入農作物の割合が高くなる。
また、野菜や果物の消費量も最近低下を続けている。野菜はすでに約10年ほど前からアメリカの消費量より少ない。また、先進国の中でも日本は果物消費量が低い国になっている。
このコスモスを見て単にきれいだけではすませられない現実がある。

ヒヨドリの受難

2007年10月28日 | 野鳥
ヒヨドリの群れが何度も飛びだとうとしては帰ってくる。ハヤブサが怖いのだ。
意を決してついに飛び出した。



快調に飛んでいるのが目の前で見えた。



海の上を渡りだした。



急降下しだした。



1羽が犠牲になった。(大きくトリミングしている。)





オオソリハシシギ

2007年10月27日 | 野鳥
こんなところにゴミが、せっかくカメラマンが僕(オオソリハシシギ)をモデルにいい写真を撮ろうとしているのに、台無しになってしまう。
とうやら、ゴミはクリアファイルのようだ。クリアファイルといえば、最近は、素材に燃やしても有毒ガスを発生しないポリプロピレンや市場から回収した使用済みPETボトル、土に還る生分解性素材何かを使った製品ができてるいるんだってね。
しかし、いずれにしても捨てるのは良くないね。

ハヤブサの狩り

2007年10月26日 | 野鳥

このハヤブサが



このヒヨドリの群れに襲いかかり、1羽をけ落とし、海面に浮かんだのをすくい上げ


この岩の上で食した。


チャンスは1度きりと思い、張りきったが、襲ったところを撮るのは無理だった。

オオタカのように思ったが

2007年10月24日 | 自然・環境
オオタカのように思えたが、自信なし(尾羽の中心部が凹になることがあるのハイタカだから)
今日の蒲生田岬でハイタカ類で、一番近くに見えたのがこの鳥。

セラピー犬

2007年10月22日 | 日記










昨日、NPO・ボランティアフェアを見に行ってた。新町川沿いのボードウォークで個々の団体がパラソルショップを開いていた。案内の張り紙を見ると「動物福祉活動」と書かれている団体の所にたくさんの可愛い犬がいた。
また、ボードウォークの上を可愛い犬を連れた人々が行き交っていた。どの犬も全く吠えず、人なつこそうで可愛さにあふれていた。また、飼い主が興味を持って見ている通行人にさわってもいいですよと言っていた。どういう犬なのか聞くと、セラピー犬だと言う。
セラピー犬で検索すると、犬種は問わないが、”人間が大好きで豊かな喜びの表現で他者と触れ合うことができ、しかも飼い主との間に十分な信頼関係が形成されていて、飼い主の命令に喜んで従う犬です。”とセラピー犬適性検査要項というサイトに記されていた。
私は、別に犬が好きな方ではない。しかし、ファインダーを通して見ているだけでも癒されるような経験は初めてだ。


ハヤブサ

2007年10月21日 | 野鳥






いずれも昨日、蒲生田岬で撮った写真。
構図の関係でほんの少しトリミングをしているが、極めて近い所にいる。止まっているところと飛び出す瞬間が写っている写真にある手すりは、灯台の手すりである。
ハヤブサの全長はオス約42cm、メス約49cmで、翼長84~120cmとそれほど大きくないが、獲物は、小型鳥類からハト、ガン、カモなどの中型鳥類までである。
間近で見ているとその迫力は怖いほどである。
ハヤブサの漢字名の隼という漢字を調べてみると「隹(とり)と十(細くまとまる)」でできているらしい。
多分、急降下のときなど200kmを超え300kmにも達する猛スピードを出すときに翼をたたみ、矢のように飛ぶことからこのような漢字が作られたのではないだろうか。


リンゴ丸かじり

2007年10月19日 | 日記
食欲の秋だ。
昔からリンゴは健康に良い果物と言われており、私の好物で今日も食べた。
梅屋果樹園で収穫される主なりんごの収穫時期にあるように10月は多くの種類のリンゴが収穫される月でもある。
リンゴで検索して今日見つけたのが、「りんごまるかじり条例」、正式名称は、「りんごの生産における安全性の確保と生産者情報の管理によるりんごの普及促進を図る条例」と長い名前の条例だ。平成2002年12月13日に公布、施行された、れっきとした青森県北津軽郡板柳町の条例である。
ちなみに、条例の中身を少し覗いてみると、第1条の目的に「この条例は、消費者が安心して安全なりんごを食べることができるシステムを整備することにより、健康食品であるりんごの普及促進を図り、もって国民の健康づくりに貢献するとともに、板柳町(以下「町」という。)のりんご関連産業の振興に資することを目的とする。」とある。
第2条は、町の責務について定めたもので「 町は、消費者が安心して安全なりんごを食べられるよう、りんごの生産における安全性の確保並びにりんご及びその生産者の情報(以下「生産者情報」という。)の管理を通じて、生産流通体制及び広報体制の整備を推進しなければならない。」とされている。
ここで、ユニークなのが、第4条に町民の責務として「町民は、りんごのまるかじりの普及に努めるほか、りんごの生産における安全性の確保及び生産者情報の開示に係る町の施策の実施に協力するよう努めなければならない。」とされていることである。
この本条が、「りんごまるかじり条例」と略称される由縁の規定である。
「リンゴの丸かじりの普及に努める」とは楽しい規定だけど、実際のところ最近は、果物全体の消費量ももの凄く落ち込んでいる。何故ならほかに美味しい「お菓子」ができているからという理由もあるが、皮をむくのが面倒だという理由も多い。
ところで、「リンゴをかじると歯茎から血が出ませんか」という歯磨のCMもあったが、私自身がリンゴの丸かじりをいつまでしていたのかも覚えていない。
一体、板柳町の町民はリンゴの丸かじりを普及するためにどんな工夫をしているのだろうか。
なた、板柳町当局は、この条例を効果あるものとするため、丸かじり普及のノウハウ等を書いた「行動指針」でも作成しているのだろうか。



赤福の問題点

2007年10月18日 | 日記
「赤福」のJAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)違反の詳細については、農林水産省の
プレスリリースに書かれている。
家人は、赤福餅の大ファンで関西方面への旅行時や地元デパートで出張販売があったときは必ず買っている。家族が関西方面に出かける時にも大阪のデパートで買うように言付けていた。
だから、今回の事件はかなりのショックだったようだ。赤福は、300年も続く老舗でしかも儲けているところだから、そんなせこい真似はしないと信用していたからだ。
違反行為は、赤福餅の製造年月日でなく冷凍したの解凍日を製造日としていた点と、原材料を重量の順番の「砂糖、小豆、もち米」と表示すべきところ、長期間に渡り「小豆、もち米、砂糖」と表示していた点の2点である。
問題点のうち、前者の問題は少々複雑である。
昭和48年から34年間の間常態化していたこの日付の偽装については、赤福の社内でも日付偽装の行為を「まき直し」と呼んでいたようで、偽装の認識はあったようだ。
しかし、報道によると三重県伊勢市に本社のある株式会社赤福は、約10年前、三重県伊勢保健所を通し、冷凍した赤福餅の解凍日を製造日にして良いかを問い合わせ、「(食品衛生上)問題ない」との回答を得ていることである。
シンクタンク代表の林 志行(りん・しこう)氏によると商品の冷凍は、1973年の伊勢神宮の式年遷宮(20年に一度行われる)で観光客が増える特需に合わせて冷凍法を導入したようである。常時3000~6000箱がストックされており、冷凍した製品は衛生、品質の確認を行っていたようだ。
今回、農林水産省から不適正表示に対する措置を受けたのは、JAS法に基づいてである。
三重県は赤福に対し2003年から立ち入り調査をしていたが、JAS法上の問題点を認識していなかったと言っている。事件発覚後もJAS法は管轄外との立場をとり、今後は、食品衛生法とともにJAS法も視野に入れるとするにとどめている。
これは、考えられないことだ。厚生省所管の食品衛生法は所管だが、農林水産省所管のJAS法は農林部局の所管であるので、保健所の食品衛生担当者は、知らなかったでは通らないと思う。
特に、「食品の安全問題」が各地で問題となり、農林水産省は、米の自由化で人余りとなった食糧事務所の職員を食品安全担当の業務に振り替えた。このため、本当にやる気になれば、偽装表示の問題などの調査はかなり真剣に取り組める体制となっているようだ。製造表示の問題にしても農林水産省はパンフレット類をいくつか作り、熱心にPRしていたように思われる。当然、都道府県に対してもJAS法の調査協力と強化を求めていると思われる。JAS法に関しては、主として県域をまたがるような案件を国が担当し、県域内での問題は都道府県の農林部局が担当している。
ところで、三重県の言い分のおかしいのは、
食の安全・安心ひろばというホームページまでもうけ、「食の安全」については、かなり熱心に取り組んでいる県なので、農林、厚生、消費者の県の担当者間の連携というか、JAS法の勉強もできていたはずだと思われるからだ。
縦割り行政のひずみという観点だけでは片付けられないのではないか。 





アラカルト

2007年10月17日 | 野鳥

いろんな野鳥が写っている。
水面に浮かんでいるのがコガモで、左のシギがアオアシシギ、そして足の長いシギがセイタカシギ(幼鳥)


個別に写したアオアシシギ


個別に写したセイタカシギ
このセイタカシギとコガモの体長はほぼ同じで37cm位