観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

錦秋 銀閣寺その3

2013年11月29日 | 旅・風景・グルメ



池の中の大内石と書かれた立て札が目に付いたので調べてみた。銀閣寺を造営した足利義政の祖父である足利義満が各領主に対し、その領地の名石を
献上するよう命じた時、大内義弘は、「将軍に捧げるは武力であって、優雅な庭園如き贈り物は如何なものか」と拒否したため、義満より冷遇を受けた。
そのいじめを知っている義弘の孫である大内政弘が義満の孫である足利義政の要請に際して、一番に贈ったとされる名石である。




まさに燃える紅葉といった表現が相応しい。

錦秋 銀閣寺その2

2013年11月28日 | 旅・風景・グルメ

銀沙灘
京都の多くの社寺の庭園などに白川砂という京都特産の花崗岩が細かく砕けてできた白砂が使われているのは、採光も考慮してのことらしい。
銀沙灘からの反射光を明かり障子を通して室内に採り込む。
この白川砂の反射率は、雪の反射率とほぼ同じぐらいで大変高い。特にこの銀沙灘は、面積も広いので明かりとしてかなり役立っていただろう。
ちなみに灘(だん)とは、大海原を意味し中国の西湖を模したとされる。
前回の記事にあった向月台もこの銀沙灘も義政が造ったものではなく、江戸時代になってから造られたものらしい。


東求堂
足利義政が持仏堂として建立。再三の修理を経ているが当初材がよく保存されており、国宝に指定されている。




錦秋 銀閣寺その1

2013年11月27日 | 旅・風景・グルメ
銀閣寺が銀閣寺と呼ばれるようになったのは江戸時代になってからである。金閣に対して銀閣と称したのであり、銀箔は貼ってはいない。
光の当たり具合で銀色のように見えなくはない。
銀閣寺のHPによると正式名称を東山慈照寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つ。室町幕府八代将軍の足利義政(足利義満の孫)によって
造営された山荘東山殿を起原とし、義政の没後、臨済宗の寺院となる。義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられた。
九歳にして家督を、十五歳にして将軍職を継いだ義政が生涯をかけ自らの美意識のすべてを投影し、東山文化の真髄たる簡素枯淡の美を
映すこの山荘を築いたようだ。


拝観入口
いろんな寺院で拝観料を支払っているが、拝観料500円でこれだけ堪能できた場所は少ない。




向月台
台頂に上がって銀閣寺の背後にある月待山に昇る月を待ったとか、向月台に反射した明かりで庭や建物を照らすように造られたとかの説があるが、
真相は謎のようだ。分かっているのは江戸中期には存在していたということくらい。


寒くても水浴び

2013年11月26日 | 野鳥

むっ!背後に殺気が。


何か用か? ギク(-.-;)


俺が先に水浴びだ。
小鳥は寒くても水浴びをしている。
この日ミヤマホオジロを粘ったが姿を見ず終い。撮れたのは、このエナガとヤマガラだけ。

ハイタカ

2013年11月23日 | 野鳥
飛んでいるハイタカの写真を撮ろうと待ち構えていると、いつも上空高く飛んでいるので、highタカだと言っている。
この日は近くを飛んでくれた。







ハト大だが貫禄は全く違う。



可愛いお客さん

2013年11月19日 | 野鳥
Tさんが方向音痴の私を青い鳥のいる所まで親切に携帯でガイドしてくれたけど、その日は駄目だった。
次の日、庭木の整枝をしてると、我が家にハクセキレイが3羽やって来て、なかなか飛び去る気配がない。
カメラを持って引き返してきてまだいる。



そのうちこちらが飽きてきたら、今度は我が家専属?のジョウビタキの雌がブロック塀に止まった。

この鳥も動こうとしない。

どちらの鳥ももう少しいい所に止まってくれたら写真の写し甲斐があるのに。

今期初めてのハイイロチュウヒ

2013年11月18日 | 野鳥
バードウォッチャー垂涎の的の雄に比べて雌は地味なハイイロチュウヒ
しかし、今期初めて見た。だから素直に嬉しい。


腰が白いことでチュウヒとの区別がつく。チュウヒにも腰が白いものがいるが、白い範囲は狭い。





オオタカがやって来た。

2013年11月17日 | 野鳥






クリックで拡大

オオタカ幼鳥が私がいる観察舎の前に向かってきた。
あとの2枚はトリミングなし。 カメラのフレームに入りきらなかった。

南九州の旅 (原尻の滝)

2013年11月15日 | 旅・風景・グルメ

10月12~14日の南九州の旅は、まれに見るほど天候に恵まれていた。
コスモスの花も終わりに近いようで季節は10月中旬であっている。
しかし、欲を言うと10月中旬らしい気温であったほうがもっと良かった。



写真を見てても暑さが感じられる。

南九州の旅(高千穂峡2 真名井の滝)

2013年11月14日 | 旅・風景・グルメ








高千穂峡の一番の見所である真名井の滝は、「日本の滝100選」に選ばれている名瀑である。
年間150万人以上が訪れる高千穂屈指の観光スポットで、近年はパワースポットとして有名。
紅葉の時期にはもっともっと混み合うようだ。
高千穂峡での食事場所は、3年前に来たときと全く同じだった。