茫日、文化センター参加者を引率して、天王寺。
旧天王寺公園、現てんしばから見上げた「あべのハルカス」。
通天閣の約3倍の高さだが、そんな低かったか?通天閣。
ハルカスが日本一なのは結構だとして、近鉄にゃ悪いが横から見ると貧相。
余りの薄っぺらさに、ポッキリ折れるような妄想を抱いてしまう。
これを左手に、つまり北側に目を向けると、通称茶臼山城。
冬の陣では、徳川家康の本陣があり、
夏の陣では真田の本陣があった茶臼山。
その手前にあるのが、こちらの城。
カメラをひくと・・・
ただのラブホ。
その名もホテル醍醐。
地方人をだますには丁度いい。「あれが大阪城…」
お城に興味のない人なら、しばらく引っ掛かってくれる。
さて、茶臼山城をば過ぎて、だらだらと北上するってぇと、
四天王寺への参道にさしかかる。
そのとっかかりの場所にあるのが、点心の店「外灘紅緑灯 本館」。
まず、中国読みができないが、「ワイタンホンリュウドン」と読む。
昔の商人宿みたいな建物。
前菜三品。 蒸し鶏・クラゲの醤油和え・干し豆腐の千切り
クラゲは、異常発生したエチゼンクラゲをぶった切ったような塊り。
名物・上海焼き餅。 パリパリでこれは小気味いい!
東坡肉(豚角煮)。
中国の政治家、蘇東坡が作ったといわれる料理。
柚子風味の海老マヨネーズ。 通称海老マヨ。
海老マヨを発明したのは、周富徳という話がある。
懐かしいね、周さん。 私も何度か取材させていただいた。
「ご飯食べた?」があいさつの国。 スープのお椀と皿が渡されて、
料理人たちの賄いに混ぜてもらったことがある。
急に人が増えようが、中華料理とはビクともしないものを感じた。
小籠包(ショウロンポー)、ティンダイフォンとは比べようもないけど、
ニューオータニの大観苑よりよかった。
こちらはプリプリの海老ギョーザ
青々とした空心菜。
ジャンボニラ餃子。
たしかに食べでがある。
銀魚生菜粥 シラスのおかゆかな…?
シラスが塩分を、揚げワンタンのかけらが脂分を補う。
杏仁豆腐がデザート。
ああ、結構でござんした。
参加者の皆さんも満足なご様子。
アルバイトの留学生、劉さんに下見の際、雑談してたら
直接習ってる教授が、知り合いだった。
世の中、せま過ぎる。
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