勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

高松・天福寺様へ

2023-03-17 22:12:28 | Weblog

「井の中の蛙大海を知らず」。本来の意味は別として、この諺が好きなGikoohの平素は、檀務や買い物以外は在寺の生活を旨としているけれど、先週と今週は山口県、鳥取県に続いて昨日は香川県へ行って来た。

(時折触れている)京都の仁和寺には僧侶養成の修行道場「仁和密教学院」がある。Gikoohがお世話になったのは平成8年4月~9年3月の一年間。そこで一年間辛苦を共にし、今も大切な同期生の御尊父様が先月に遷化されていたことを最近になって先日知った。Gikoohはお位牌を拝ませて頂ければと願い、高松市の「天福寺」様へ詣でた。お位牌を拝しながら、かつて何度か遊びに行かせて頂いた時に、お元気だった御尊父様に温かく接して頂いたことが思い出された。この度、同期生のご住職には貴重な時間を空けて頂いて本当に有難かった。

今夏の6月に行う予定の「弘法大師空海上人さま御誕生1250年記念法会」で、期間中の行事の内容はまだ詰めていないけれど、現在ご参拝の方へのお接待について考えている。お大師さまは香川県の御方なので、讃岐を感じられるものをと思い巡らせていたところ、お檀家で、とある大学の教授の先生から讃岐三白(砂糖・塩・小麦)についてお話を伺う機会があった。

そしてこの度の訪寺。讃岐三白について更に見識を深めたいと天福寺のご住職にもお話を伺うことが出来た。そして、この機会に関連のお店を訪ねてみることにした。

今回は時間の都合もあり、老舗のお茶屋さんと、お茶屋さんから紹介頂いた御菓子屋さんへ向かった。

1件目は、高松市内にある茶舗「原ヲビヤ」さん。お店の雰囲気がとても良くて圧巻された。Gikoohはそこで少しだけお煎茶を求め、今も戴いているのだけれど、ここのお店のお茶は品質が高くてとても美味しい。

また、店主さんに三盆糖についてお尋ねしたところ、「三友堂」という御菓子屋さんをご紹介いただいた。三盆糖のお干菓子や内容については、恐らくまた触れる機会があるかも知れないけれど、実に実り多い旅になった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本尊縁日 | トップ | お彼岸 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事