朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

京都一周トレイル:北山コース(釈迦堂~水井山)

2012-10-10 | 京都の文化(秋)
釈迦堂までは観光の人たちが多かったのですが、この奥はほぼハイカーだけになります。すこしは、紅葉が特に美しい横川(よかわ)中道や、おみくじの元祖、元三大師堂に歩いていく観光客もまじります(西塔から北へ4キロ、連絡バスあり)

暫く行くと歩行者トンネルがありました。上は比叡山ドライブウェーが通っています。



山道にはなりますが、よく整備されています。



後ろから、タッタタッタとトレイルランナーが追い抜いて行きました。(ピンぼけ)



石塔。



反対からもランナーが来てスレ違います。



玉体杉に到着。

京都御所が遠望でき、千日回峰行者(阿闍梨)が御所に向かって祈念する所で、回峰行者が唯一座って休憩できる場所です。深夜に出発して約30kmの山中を神仏に祈念しながら延べ千日間回峰する行です。足には素足にわらじ、石や木の根につまずくと痛い。明かりは提灯だそうです。滋賀県の坂本の日吉神社まで降りるので高低差がかなりあります。



これがその椅子になる石でしょうか。



この日は御所の位置までは判別できませんでした。

ハイカーグループの人たちが大勢で昼食をしていました。ここまでケーブル比叡駅から1時間50分。

少し休憩して出発しました。大勢のハイカーグループの後につくと追い越すのが面倒ですから。



元三太子堂までの距離を「丁」で示す石標が立っています。昔に信者が作ったのでしょう。



ここで、横川にいく道と分岐しました。

トレイル道はここから本格的な登山道になります。



木の根を使って階段となっている急坂を黙々と登ると、横高山(767m)に到着。展望なく、ここも中高年グループの人たちの昼食で混雑していました。もっと先まで行きましょう。



どんぐりや山栗が先日の台風で沢山落ちていました。




少し降りてまた登り返すと、京都一周トレイルの全ルートで最も標高が高い「水井山」(794m)に到着。



ここで昼食休憩としました。
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