朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

インドネシア6

2014-06-30 | 外国の風物
バリ島の芸術・芸能の中心地、ウブドに向かいました。

その途中に、銀細工工房に立ち寄り、



職人さんたちの作業を見学し、お決まりの大きな展示室兼売店にてショッピング。



大きな魚の銀細工は実に見事でしたが、いまさら買っても飾る場所もないし。・・細工のきれいな銀の鈴があって、とても良い音がしていました。子どもが生まれると魔除けとしてプレゼントする習慣があるそうです。この鈴のストラップは価格もお手頃だったようで、何人かの友人はお買い上げしていました。地元産業にも貢献してあげなくてはね。



1時間ほど走ると、ようやくウブドの中心街に到着しました。この通りの正面が王宮で昼食後に見学しましたが、まずはランチに向かいます。

中心部から10分ほど走った郊外の森の中の細い坂道を下ると、突然こんな巨大な像が出迎えてくれました。



ホテルの入口があり、床はピカピカの大理石です。(Royal Pita Mana Hotel)



右手にも女神の彫像が出迎えています。



レストランは、屋根だけが付いているオープンテラス形式でした。



眼前の絶壁下にはアユン川の渓谷があり、時々、観光客をのせた筏が流れてきて小さな滝のような場所での歓声が聞こえてきます。



階下に青い水をたたえたプールがあり、渓流の空中を泳ぐ感覚が得られそうでした。



セットされたランチのお皿が次々と運ばれてきます。





飲み物は、地元のビンタン・ビールを。







さっさと効率よく食事が済むと、またバスに乗って王宮へ。・・この渓谷を散策したかったな、とハイキング好きのボクとしては少々残念でした。・・またいつか来ることができるかなあ。



~~

南アジアの膨大な人口を支えている米作、年に3回も作れるそうです。平野だけでなく、山間でも「棚田」、英語ではライステラスというそうですが、で栽培されています。



テガララン村、稲刈りの後でイマイチ美田ではありませんでした。



ともかく道路も傾斜地にあるため狭くて、おみやげ店や飲食店で過密状態でした。



路上ギャラリーの作品を少し紹介します。



稔りの「秋」もいいです。



例のジャコウネコ・コーヒー(Luwak Coffee)を飲ませてくれる喫茶店がありました。時間の都合でパス。残念。

さて盛りだくさんですが、次に向かったのは「ゴア・ガジャ」11世紀頃の古代遺跡・「象の洞窟」。



年間雨量が多いので、木々が大きく成長します。



沐浴場は1954年に発見されました。








土産売店多数が並んでいて、スカーフ10枚で1,000円と叫んでいました。

ウブドに戻りました。



子どもの送迎でしょうか、サッカー場があってフットサルの試合をしていました。あるいはスクールバスかな?



王宮の前には立派なペンジョールが飾ってあります。



この宮殿には、王様の子孫が現在も住んでいるので入り口の広場だけが開放されていました。



この門から奥は入れません。



この広場では、舞踊の練習をしています。王立の舞踊スクールかもしれません。



子どものダンサーたちの練習。



先生が厳しく指導していました。観光客への無料の見世物にもなるので一石二鳥です。同じ広場の別の屋根の下には、伝統楽器も置いてあったので、男性には楽器練習もしているようです。



メインストリートを歩いて、夕食レストランに向かいました。



商店の店先には楽しい置物が並んでいます。



これはB&Bの玄関でしょうか。こんなローカルなプチホテルに泊まるのもよさげですね。



これが、夕食のレストラン・ラマ(Lamak)。





チキンの包み焼き、美味でした。



だんだん暗くなってきました。



さて食後には、今回最大級のハイライト、ケチャ・ダンスを見に行きました。(つづく)

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インドネシア5

2014-06-29 | 外国の風物
Day3



朝起きて海岸に日の出を見に行きました。このソフトフォーカスは、部屋の冷房が強かったのでカメラが冷えていて外に持ちだしたので外気の湿度のためレンズが曇ってしまったのです。しばらくすると乾きましたが。



風がなくて池の表面が鏡になっていました。



津波の警報がある場合の避難経路が表示されています。

午前8時出発で、この日はウブドを目指しました。



デンパサール市内の通りぬけですが、通勤ラッシュのためにモーターバイクの渋滞が始まっています。ほとんど全てが日本製のバイクです。かつて中国産のバイクも輸入されたのですが、あまりにもすぐ壊れたのでいまでは売っていないそうです。



しばらく長く走って、世界遺産「タマンアユン寺院」に到着。



堀を渡ると、闘鶏場がありました。人物は人形です。



鶏の鳴き声が聞こえました。探すとカゴの中にいました。



境内の入り口に近い場所にある門。観光客はこの門からは入れません。外周の低い塀の外側から境内の「メル」を見ていきました。





翌日から祭礼が始まるためその飾り付けを始めていました。




藁葺き屋根の塔がメルで、バリ島の最高峰アグン山を模しています。

11層もある背の高いメルがありました。





本式の鳥小屋、実際に中には鶏がいました。





立派なペンジョールが並んでいました。



飾り物を作っている家もあります。

バイク用に、ガソリンをペットボトルに入れて販売しています。少し危ないです。



大統領選挙のポスター、文字が書けない人も居るので数字の2番にマークして投票するのでしょう。



このジョコウィ候補は「貧しい大工の息子」として生まれ、苦学して大学を卒業しその後ビジネス経営で成功、出身地の市長を努め、現ジャカルタ特別州知事の52歳です。いわば、インドネシア版の田中角栄でしょうか。

「庶民派」への対立候補は、軍人出身でスハルト大統領の娘婿の伝統的保守派のプラボウォ。他国のことながら、7月9日の投開票が楽しみになってきました。
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インドネシア4

2014-06-28 | 外国の風物
宿泊ホテルの宴会場で「レゴンダンス」の舞踊を見ながら、貸し切りのディナーパーティーとなりました。



ヒンドゥー教徒あるいはイスラム教徒は飲酒しないので、特にワイン価格は高いようです。ホテル・レストラン価格ですが、普通のテーブルワインが4000円でした。



特注メニューが印刷されていました。



前菜のサーモン。



レンゴダンスが始まりました。



伝統楽器の楽団です。



バリ王国時代の宮廷舞踊でストーリーがあるようです。







腕の振り、顔を真横にずらす所作、目の玉の移動などに特徴があります。

最後には、観客を舞台に呼び込んで一緒に踊る場面もありました。



こんなに多くのダンサーと、7人の楽団を専用で雇って、立派なディナーを食べて、リーズナブルな価格で楽しむことができるとは、円高とバリ物価安のおかげです。

料理は、メインがビーフステーキでした。



デザートはこれ。



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インドネシア3

2014-06-27 | 外国の風物
午前11時にホテルを出発して、まずショッピング・モールの「バリ・コレクション」に行き、散策。その後、ジンバラン地区のおみやげ店に連れて行かれました。



バリ島には有名なコーヒーが産出します。その中でも特に特別な、ジャコウネコの糞から未消化のコーヒー豆を取り出し洗浄して作った「コピ・ルアク」です。



非常に高価でしたが、日本で買うとさらにその何倍かになるようです。話題性から、少しそそられたのですが、この国の物価からでも異常に高価だったので諦めました(・・・買えばよかったような気もする)

※少し前に読んだ
『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』岡崎琢磨 著(宝島社文庫)
の中に、”台湾土産「猿珈琲」”の話がでてきたことを思い出しました。その場合は、猿の糞から珈琲豆を取り出して作ると書いてあったのです。


ランチは、小高い丘の上にあるゲーウェーカ-・カルチャルパークのレストランでいただきました。



中に入ると、海を眺められるテラスにテーブルがセッティングされていました。



ビーフ・ストロガノフ風とパスタ。インドのヒンズー教では、ビーフ料理は禁止ですがここでは可能であるようです。





スイカのデザート。



獅子舞の踊りなどを少しだけ見物しました。



ダンサーと観客との記念写真のサービスもありました。

この公園の目玉は、巨大なヒンズー教の知性の神ヴィシュヌの彫像です。しかし、不景気による資金不足のため頭部と胸だけが出来上がっている状態です。



修学旅行生の見学者が多くて、みんなはしゃいでいました。





ガルーダの上半身も展示されています。



この写真が完成予想図ですが、上記彫像の数倍も大きなものになる予定です。まだ何十年もかかるかもしれないとガイドさんは笑って説明していました。

彫像の完成予想図をクローズアップしてみると、



こうなっています。つまり現在のヴィシュヌ神の像の十倍ぐらいの大きさになるようです。






駐車場で見た「Wi-Fi完備」の観光バスです。スマホやタブレットが普及すると、無線LANの機能が今以上に喜ばれることになります。

次に向かったのは、ウルワツ寺院です。



野生の猿がたくさん遊んでいるのですが、メガネや帽子をとることがあるようです。



インド洋に突き出した絶壁の岬の上に建っています。



足元を見ると、白い波が押し寄せていました。




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インドネシア2

2014-06-26 | 外国の風物
Day2

リゾートホテル、最初の楽しみは豪華な朝食でしょうか。



大きな池に面したテラスとそこに接する食堂に行きました。



ビュフェ式の朝食でした。・・「バイキング」式という表現もあるのですが、外国では通じません。昔、帝国ホテルが各種の料理を並べておいて、お客が自分で好きなモノを好きなだけ取る食事方法に、その名前を考案して名づけたようです。



オムレツは、注文すると目の前で焼いてくれます。



ちょっと雑に取り過ぎました。汗

インドネシア名物のナシゴレン(五目焼き飯)もあったので少し取ってきました(皿の中央で埋もれています)。

生野菜のレタスはキッチンで使っている洗浄水の品質が心配なので、初日ということもあり、選択から外しました。



ホテルのお客がパンなどを投げてくれるので、野鳥が寄ってきます。

この池には水生の大きなトカゲが数匹住んでいて、時々水から頭をだしました。



リスも庭で遊んでいます。



花の水盤とお面。



この国は一年中夏ですが、雨季と乾季があり、6月は乾季です。乾季でも時々は雨が降るようですが、幸いこの日は晴天でした。



砂浜が広がっています。足をつけてみると、意外にも冷たくひんやりとしました。



前夜は暗くなっていたので、よく見えなかったホテル玄関前の噴水を見物に行きました。



いたるところに石像があります。



白と黒のチェック模様の布は、陰と陽を表現する形式で、観光で訪れた寺院でもよく見かけました。

団体旅行とはいっても、我々のグループ専用に色々と注文を付けた旅なので、時間割をできるだけゆったりととってありました。

この朝は午前11時まで自由時間でした。そこで、ホテルを出て、地元の人達も行く商店街を散策したのです。



さっそく出会ったのは、頭に荷物を乗せて運ぶ女性でした。姿勢が正せるのでとても良いかもしれません。女性モデルのトレーニングで、頭に本を乗せて歩く練習を見たことがあります。



イングランドの旗。サッカーのワールドカップがブラジルで開催中だったので、民家やレストランにご贔屓の国の旗がひらめいています。



このバーでは、テレビ観戦で盛り上がるのでしょう。日の丸もあって、外国でこの旗を見るとなぜか少し嬉しく感じます。



イタリアの旗も人気がありました。この写真で、左側の赤い旗は、7月9日の大統領選挙(5年に一度)に向けて政党の旗です。ほぼ毎日、町中でこの旗を見る羽目になりました。



この奇妙な飾り物は「ペンジョール」といって、210日ごとにあるカルンガン祭礼のために、
”日本の門松と同じように、神々を迷いなく迎えるための目印だ。バリでは、神々と同時に、先祖の霊をお迎えするために立てられる”(引用:http://informationcenter-apa.com/kb_penjor.html

この飾りも、町の中や寺院の至るところで見かけました。



バリの人はとても信心深くて、毎朝食べ物の供物をします。この大きな木にも神様が宿っているので、椰子の葉で作った小さな皿に食べ物を盛ってお供えをして歩いています。



この神様にもお供えを。京都でも、町中にお地蔵さんが多く祀られているので、ちょっと信心深さは似ているように思いました。



商店街の各家の前にも、お皿に盛った供物が置いてあります。現地ガイドの説明によれば、悪い霊が家の中に入って来ないように門前に食べ物を置いて、それで満足して帰ってもらうためだとか。

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インドネシア1

2014-06-25 | 外国の風物
Day1

大学のクラス会活動として、友人たちとインドネシアに団体旅行をして楽しんできました。

このブログで、その風景や食事、感じたことを数回にわけて書き綴ってみたいと思います。(出発:2014-06-19)

京都から関西空港(KIX)までマイカーを使いました。京都から近畿道の門真JCTにショートカットする第二京阪高速道路が2010年3月に開通したので、名神高速の渋滞もなく早く行けるようになりました。空港島手前のアウトレット周辺には長期駐車専用の業者がいくつかあり、競争原理が働いて安価で良いサービスを提供しています。空港の前まで送迎付きで1日1,000円、プラス1,000円で洗車・室内清掃もやっておいてくれました。



友人の多くは羽田からの出発ですが、関空組は我ら夫婦を含め少数でした。羽田組にもご夫婦での参加者が多い旅行です。

ガルーダ・インドネシア航空のバリ島直行便を使いました。機体の塗装デザインは、国際航空会社アライアンスのスカイチームを主張した単純な形です。

11:00に関空発、17:10にデンパサール(バリ島)着、ほぼ予定どうりでした。



CAの女性たちは、空色ボディコンの制服に、こんな髷を結っていてかなり濃い化粧をしています。



こちらの女性はインドネシアの入国管理官で、隣の通路にはもう一名男性の係官がいました。飛行中の機内で入国ビザの発給手続きをやってくれます。そのために関空でガルーダ航空チェックインカウンター横の机で入国ビザ料金(25USD(米ドル))を支払ってきました。とてもありがたいサービスですが、この作業のために毎日2名公務員を関空や成田に外国出張させるとは、公務員人件費の高い日本では考えられないことです。[多分、機内泊日帰り出張の模様]
(羽田発のフライトは運行が最近新設されたためか、まだこのサービスはありません)

元々、ビザとは外国人が入国する時にその人物の身元や経歴、思想などを調査して、国内の治安維持や違法な就労防止の制度のはずですが、ここでは単に入国の税金になっているようです。出国時にも同程度の料金を支払う必要があります。



空港からホテルに向かう道路ですが、最近完成した有料道路で、なんと湾の中の海上に建設されていて渋滞もなく20分ほどでホテルに到着しました。



ホテルは、豪華リゾートホテル専用に開発されたヌサドゥア地域にあり、車で入るときには警備員による車体セキュリティ検査がありました。ホテルの敷地に入るときも再度チェック。

バリ島はインドネシアの他州よりは安全性が高いようですが、過激派によるテロをかなり警戒しています。もしテロ攻撃が発生すると、特に日本からの観光客が激減した経験があるからです。



ホテル名は Ayodya (アヨディア リゾート)、かつてはヒルトンホテルであったようです。

現在、インドネシアに来る観光客の出身国は、1位オーストラリア、2位中国、3位日本でそうです(現地ガイドの説明による)。



宿泊した部屋の前にある彫像、ワシのガルーダ神でしょうか。



広い室内です。



テラスからの眺望、大きな池を囲んで遊歩道がありその外側に4階建ての建物が並んでいます。ここならば、津波が来ても4階に逃げれば大丈夫でしょう。



1時間ほど遅く到着した東京組を待って、ホテル内のイタリアンレストランで夕食を取りました。日本との時差は1時間で、日本の午後7時はジャワ島の午後6時です。(つづく)


~~

インドネシアの一般的情報:

”5,110kmと東西に非常に長く、また世界最多の島嶼を抱える国である。赤道にまたがる1万8,110もの大小の島により構成されるが、この島の数は人工衛星の画像から判別したものであり、正確な島の数はインドネシア政府すら把握していない[2]。数年がかりで島の数を数え直したところ、2013年11月12日、島の数は従来より4000ほど減って1万3466だった事が明らかとなった[3]。人口は2億3000万人を超える世界第4位の規模であるが、その大多数はイスラム教徒であり、世界最大のイスラム人口国としても知られる”(引用:Wikipedia)

東西に長い国なので、国内にも時差があります。隣のジャワ島は、さらに1時間の時差があります。

一般事情(引用:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/indonesia/data.html#section1)

1.面積 約189万平方キロメートル(日本の約5倍)

2.人口 約2.47億人(2012年,インドネシア政府統計)(世界第4位、日本の約2倍)

3.首都 ジャカルタ(人口960万人:2010年,インドネシア政府統計)

4.民族 大半がマレー系(ジャワ,スンダ等約300種族)

5.言語 インドネシア語 [現地ガイドによれば、バリ島やジャワ島の住民は各々別の言葉を使っていて互に理解できないため、地元語に加えて標準語を学ばねばならないとのこと]

6.宗教 イスラム教 88.1%,キリスト教 9.3%(プロテスタント 6.1%,カトリック 3.2%),ヒンズー教 1.8%,仏教 0.6%,儒教 0.1%,その他 0.1%

注:バリではヒンドゥー教徒が、ジョグジャカルタではイスラム教徒が大多数。後日の現地ガイドはキリスト教でした。

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パスタ的うどん

2014-06-19 | 食べること、レストランなど
町でこんなうどん屋を見つけました。



うどんの具の種類がやたらに多いのです。

学生時代に、東京渋谷のとあるスパゲティ屋(壁の穴)が、「明太子スパゲッティ」を始めて驚いたことがありました。

ここではその逆ヴァージョンで、「アルカンタラうどん」がありました。トマト、肉、野菜だそうです。



それを注文したところ、こんなうどんが運ばれてきました。

うむ、ダシは薄い和風とトマト風味で、まあなかなかの味がしました。うどんもパスタの一種ですから、具のバラエティはOK。



これは、伝統的に「ニシンうどん」を注文したところ、ニシンに野菜をたくさん入れたうどんが運ばれてきました。

カレーとバナナなんて組み合わせもあります。


(店名:久庵(伊賀市))

~~~~~

しばらく旅行をしますので、更新は不定期になると思います。

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紫陽花

2014-06-18 | 国内各地の風物
梅雨を代表する花です。



滋賀県守山市にあるあじさい園に行ってきました(守山芦刈園)。琵琶湖大橋の東詰に近い場所にあります。



おしゃれでスッキリした花の形です(ダンスパーティー)。



カシワバアジサイ。葉が柏のようです。





周辺は琵琶湖の水を使った田園です。



シーボルトが書いた本に、アジサイも取り上げられていてその学名に「オタクサ」、長崎の遊女お滝さんの名前由来が残されています。

アジサイは日本に自生するガクアジサイが原種で、欧州に持ちだされて品種改良されて「西洋アジサイ」として多くの品種が生まれています。



比叡山を遠くに眺めることができました。

~~~

この公園のアジサイ栽培は地元の老人クラブ(シルバー人材センターの旗が立っていました)に委託されているようで、よく手入れされていました。

一方、奥の方にコンクリート製堆肥小屋の屋根に太陽光パネルが設置されていたのですが、やや古いようで、制御パネルの発電量表示などは停止したままになっていました。修理費用の予算が付いていない、あるいは維持管理する意欲がないのでしょう。箱物行政の典型例ですね。

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エルミタージュ美術館3

2014-06-17 | 外国の風物
まだまだ美術品を見ることができました。



ピカソの作品が多く展示されています。



焼き物もあります。いわゆる「ピカソ青の時代」の具象画もいくつかを見ることができました。

・・何億円もの価値がある作品が、手を伸ばせば届くところに置いてあるのも、驚きです。



少し古い時代の美術品も見きれないほどに展示されています。



肖像画の大家で当時、各王侯貴族からひっリだこであった画家の作品も展示されています。

ヴァン・ダイク「チャールズ1世」イングランド王。この王様の后も肖像画があり並べて飾ってありました。なぜ、英国の王の絵がここに?



中世ヨーロッパでは、画家は王侯貴族の肖像画か宗教画専門でそれ以外に食っていく方法はありませんでした。



英国画家ゲインズバラ「青衣の女性」



この絵は、多少ユーモラスですね。扉に半身隠れたメイドとの談笑でしょうか。





レンブラントだったと思いますが、初期の作品で鍛冶屋の火の光と月の逆光とで人物を描写する技法は、明らかに宮廷画家のきれいな肖像画を描くことと違う世界に踏み出して行ったことがわかります。



これら以外にも、ローマ時代の彫刻、エジプトのミイラや石像などあまりに盛りだくさんで、時間切れと疲労で退出しました。




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エルミタージュ美術館2

2014-06-16 | 外国の風物


ネヴァ川に面した正規の玄関ですが、美術館の一般入り口は反対側でした。

さて、絵画展示の写真を掲載してみます。記憶が曖昧になっているので間違いにはご容赦を(ご指摘ください)。



アンリ・マティスのダンス。実にダイナミックな構図と造形、その大胆な色彩、絵の前でしばし唸ってしまいました。

こうした20世紀初頭フランス絵画の部屋は3階の建物をぐるりと回った場所にあります。適当に歩いているとなかなかたどり着けませんでした。



ゴーギャンのタヒチの絵。無造作にその部屋の窓に垂直な衝立に掲示してありました。(半分の人は気付かずに通過)



セザンヌのヴィクトワール山。彼が生まれ育った南仏のこの山を愛して、画家として名声を得た後故郷に帰ってからも何十枚も描いています。



地中海の松も得意のモチーフでした。

フランスのこの場所に7年ほど前にレンタカーを使って訪問したことがあります。ちょうどコクリコ(ひなげし)の赤い花が一面に咲き誇っていた風景を思い出しました。



デュフィの「ドーヴィル港のヨット」、好きな作家の一人です。今度、日本にも作品展が来て・・渋谷で開催されています。その後8-9月には大阪アベノハルカス美術館にて。



ゴッホの干し草。



アンリ・ルソー。



モネの部屋。



団体客さんはガイドの説明を聞くと、一斉に移動するのでしばらく待っているとこんな風に静かに鑑賞することができました。



窓から外を見ると、宮殿広場が逆光で広がっていました。(つづく)
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