嵐電御室仁和寺駅の南側、住宅街のなかにこんな和風邸宅が期間限定で特別公開されています。(今年は6月9日まで)
入り口はこんな感じです。
昭和12年に建てられて有形文化財に登録されています。
大広間の中心に置かれた花梨の机、特別な方法で磨かれていて庭の木々を反射しています。この花梨は日本の木ではなく、アジアの国からの輸入品だそうです。
平日に見学したので人が少なくてゆっくりと過ごすことができました。
縁側から庭に出ることができます。
大きな鞍馬石の架け橋と赤松。
鞍馬石はそこここに配置されていて、渋い赤い色が庭園によくマッチしています。
庭の奥は傾斜になっていて、最も高い場に茶室がありました。そこからは仁和寺の五重塔が遠望できます。
水を流して渓流をしつらえています。
背景は名勝「双ヶ岡」。
北山杉の台杉の掛け軸。
所有者は製材所さんです。
これが、かりんのテーブルです。
武藤彰画伯のコレクションがならぶ洋室。
喫茶室もあって冷茶などもいただけます。
そこにもかりんテーブルが使われています。
玄関の衝立としての板にも、外の緑を反映していました。