朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

大中ラーメン

2010-01-31 | 食べること、レストランなど
近鉄桃山御陵前駅のすぐ、高架下にこんな赤い破れ提灯。



 ラーメン屋なんですが間口の広い店で、外に丸い椅子が5、6台並べてありました。この時は行列はありませんが、並ぶこともあるようです。(店名:大中)



 遅めの昼食を食べるところを探していたのです。最初から、目指してきたわけではないのですが、なんとなく興味がわいたので入ってみることにしました。

 ラーメンを注文すると、「トッピングはどうしましすか?」と聞かれました。え~え、と聞き返したのですが、この紙を見せられました。



 トッピングというと、ピザの上に乗せる具とかアイスクリームの飾りとかを考えますが、このお店では「オプション」のこと。

 麺硬め、味濃い目とか、元味か新味(和風トンコツ醤油味らしい)、チャーシュウの脂多めとか注文できます。
 温泉卵とキムチは、希望すれば無料サービス。つい、では温泉卵をと言ってしまい、これを追加しました。

 完成品は、これです。



 京都ラーメンの定番、トンコツと鶏がらスープの組み合わせでした。
 刻みネギが別の小皿に入れて添えて出てきました。

 だんだん「京都風」に慣れてきたせいか、ややしつこいトンコツ味も美味しくいただきました。
 ただ失敗は、温泉たまご。早めに箸でちぎったら、中の黄身がどろりとスープに溶けだしてしまい、トンコツ鶏がら味に卵黄身味が混ざってワケの分からない味に変化してしまいました。

 これにキムチも追加していたら、どんな味に変化したことでしょうか。
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新大宮商店街

2010-01-30 | 京都の文化(冬)
昨日のブログの「さくら屋」は、この新大宮商店街にあります。

 車道を一方通行にして、両側に広い歩道を作ってあります。アーケード屋根は付いていませんが、明るく開放感があるので、これも良い考えです。年配の主婦など地元の買い物客で、そこそこ賑わっていました。



 この街にもキャラクタがあります。
 「おーみやん」、小判を抱えた猫のようです。
 ”猫に小判”との発想でしょうが、意味合いが少し違うのでは?
 招き猫に小判を持たせただけかな。

 八百屋には、地元京都産の冬野菜が並んでいます。副業として、焼きいもを焼いて売っていました。熱源はプロパンガスですか。



 豆腐屋には、豆腐のほかにも油揚げを売ってます。京のおアゲさんは、東京のよりもふたまわり大きくて厚い。
 きつねうどんの具にするときは、5ミリ幅くらいに刻みます。大阪風では甘く煮て乗せますね。



 交差点の角には、繁盛している大きな魚屋がありました。広い間口にトロ箱が積み上げてあり、砕いた氷を敷いた台に魚、貝、海草などが並べられます。干物、乾物も各種ありました。
 節分に向けて「生いわし」1箱を特価200円とか300円で売っています。20匹くらい入っています、どうやって食べるのかな。



 緑の海草の大きな袋を取った高齢おばさんが、それを持って、正面にいた若い店員を無視して、左端のレジにいた女将さんのところに持っていきました。そして、その海草の調理方法を質問しました。女将さんは丁寧に教えていましたが、ふとその横の壁を見ると、手書きの魚料理レシピーが壁新聞のようにびっしりと貼り付けてありました。

 町の魚屋さんのお手本だと思いました。



 この中華屋さんは、知る人ぞ知る、冷麺の「名店」として有名な店です。(中華のサカイ本店
 冬でもレーメンやっています。その味付けが独特です。マヨネーズ、芥子、酢醤油となにか隠し味の組み合わせと想像します。今回は入店しませんでした。

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さくら屋、そば・うどん

2010-01-29 | 食べること、レストランなど
新宿西口のカメラ・ディスカウントショップ激戦地で、カメラの「さくらや」が2、3年前に経営不振で九州福岡本社の「ベスト電器」に買収されたのですが、ついにその「ベスト」さんも怪しくなり「さくらや」ブランドと店舗を撤収するとの報道がありました。なんと西新宿の店舗は、ライバルのヨドバシが引き取るとのこと。まさに、自由経済、競争原理の実例です。

 で、今日のブログの話題は、全くこれとは無関係、そばやの「さくら屋」さんです。



 職場から歩いて20分くらいの古くからの商店街にあるそばうどん屋に、昼食に行ってきました。この日は多少昼の時間に余裕があったので、徒歩圏内でまだランチしてない店をネットで探したのです。

 もう、なんでもネット時代。すぐに「検索」です。

 この外観の写真を撮るのでカメラを構えたらドアが開いてお一人、中年女性のお客さんが出てきました。繁盛している様子です期待感大。

 入店すると、3つあるテーブル席はふさがっていて、カウンター席に2名。カウンターの端に座って、改めてメニュー表で検討しました。壁の張り紙も見て、そして「うどん定食」の内容を質問した後、それに決定。ただし「ごはんは小」としました。



 小鉢の冷奴もしっかりした豆腐でgood。うどんは、薄味のダシはしっかりした香りの良いいい味で麺は細めでした。具はあっさり系。漬け物もいいね。ご飯がおいしい、これは驚き。

 これで庶民価格です。
 正午少し前の時刻でしたが、やや中高年のお客さんでほぼ満席でした。いわゆるサラリーマン、営業関係らしき男性二人もいましたが、他は高年齢のおば様じじ様、主婦らしき中年の方々でした。地元の商店街食堂の行き方はこうでなくっちゃ。

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三助

2010-01-28 | もろもろの事
もう死語になっているのでしょう、三助(さんすけ)とは銭湯で背中を流してくれるオトコシ(男性)のことです。まだ子供の時に、親に連れて行ってもらった湯屋にはいたようなおぼろげな記憶が。

 なんと、京都の市内、嵐電「有栖川」の近くにあるスーパー銭湯「天山の湯」にて今回、経験しました。



 なかなか設備の整った良い日帰り温浴です。地下1200メートルから汲み上げる薄赤色の温泉があり「金閣の湯」と名づけた露天風呂もあります。露天も4種類、美濃焼湯壷の湯とか趣向を凝らしています。大きなサウナ、韓国あかすり、畳休憩所、エステサロン。さらに広いレストランには、多数の家族客がはいっていてビール、ソフトクリーム、軽食が良く売れていました。飲食での売上もかなり多そうです。

 もはや普通の家やアパートには風呂は必ずある時代なので、寒い外気の中をお客に来てもらうために、懸命なプロモーションをしている様子が見てとれます。新聞掲載の広告に1月末まで有効の半額クーポンがあったので、仕事帰りに立ち寄りました。といっても、地理的には京都市内もかなり西なのでバスとトラムの乗り継ぎです。時間も運賃も少々かかりました。



 話しを戻して、その三助なんですが、平日の週2日の夕方限定で、「無料」サービスでした。さっそく、洗い場でお願いしましたよ。

 へちまタワシで、背中を石鹸つけてしっかりとこすってくれました。ま、3分間くらいですが。なかなか気持ちいい。息子と一緒に温泉に行った時以来、20年ぶりくらいかな。

 若い男の子です。てきぱきとして、その働きぶりも見ていて気持ちいい。

 この浴場やサウナ、洗い場には若い店員が頻繁に出入りして、水質測定、洗剤詰替え、敷物取替えなど真面目に働いていました。3K職種は人気ないとは言われていますが、小ぎれいな制服(Tシャツ)や勤務の柔軟性、店長・マネージャの気配り(店員やアルバイトへの)などきっちりマネージすれば、若い人も働きに来るのですね。

 古くからの銭湯、こちらも好きなので無くなっては困るのですが、こんな運営ノウハウと経営、設備投資には勝てません。

 
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にせもの

2010-01-27 | 食べること、レストランなど
と、言い切ってしまうのも微妙ですが...



 シアトルコーヒーは、世界的にも大ヒットしました。
 かつて、アメリカのコーヒーは番茶みたいで、お茶代わりにガブガブ飲むもんでした。

 マクドナルドのコーヒーも量だけ多い飲み物だった。

 今や、シアトルコーヒーは欧州の街にも沢山出店して、成功しています。

 ですから、イミテーションが出るのも、有名税ですか。
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JAL (2)

2010-01-26 | もろもろの事
再度、日本航空の話題です。

 新聞社のインターネット記事を見ると、何社も、JAL社員が街に繰り出しての販促活動している記事を写真付きで伝えています。
 「今は皆様の税金から給料を頂いている状態なので、一日も早い会社更生を目指し、仲間と頑張ります」と、お涙頂戴のコメントをのせています。(asahi.com 2010-01-25記事より)
 飛行機やCAとかは、やはり華やかで絵になるし、「判官びいき」、つまり天下り社長、政治家、霞ヶ関の役人などの悪漢にいじめられて来たけなげな現場の社員という構図です。


文字どおり「ナショナルフラッグ」であった約40年まえの写真を友人から貸してもらいました。機種はDC-8。米国のダグラス社製でした。

 日本からフランスに派遣される留学生の出発記念写真です。当時は羽田から出発しました。まだ成田はありません。 



 この飛行機はジェットエンジンですが、航続距離は現在より短くて、ロンドンやパリにいく場合は米国アラスカのアンカレッジで給油し、北極の上空を飛行しました。ニューヨークに飛ぶときも、アンカレッジで給油。円形ドーナッツのようなアンカレッジ空港のターミナルビルで、知人に出会うこともよくありました。「おお、○○くん。どちらへ?」「NYからの帰路、君は?」「ロンドンに行くところ」などと。
 ビル内の免税品で時計宝石や洋酒を日本語で販売する日系や朝鮮系のおばさんたち。つい、醤油あじのダシの香りに釣られて高価な(おいしくはない)特製うどんを食べました。



 この写真は、マークが鶴丸となったあとのDC-8です。
 DC-8は乗客定員も少なく、スチュワーデスの人数も多くはなかったので、こじんまりしたサービスで快適でした。当時の乗務員は四大卒女性にとって競争率のとても高い就職さきでした。

 ある時期からソ連は外貨獲得のためにシベリア空路を西側航空会社に開放したので、欧州航路は、アンカレッジには行かずにモスクワで給油することになりました。モスクワ空港ターミナルビルには、外貨専門のお土産店「ベリョースカ」(白樺)が出来て、帰路にはウォッカ、キャビア、マトリョーシカ(入れ子のロシアこけし)、安物の万年筆などを買いました。
 空港ビルの中はどこも暗くて陰気でした。男性用トイレの小用器の位置がとても高くて小柄な日本人は背伸びして用をたしました。

 1957年に、米国より早く人工衛星「スプートニク」の打ち上げに成功したソビエト連邦。そしてその政治原理である共産主義に、1960年代や70年代の日本の若者の多くが「あこがれ」ました。
 でも、暗いモスクワ空港のターミナルビルとそこで働いている公務員と店員の態度を見て、その国の将来と共産主義に幻滅を覚えました。

(2010-01-27追記)日本発欧州航路にモスクワ経由が開設されても、アンカレッジ経由は相当期間残っていました。現地の到着時間の都合などで、どちらかを選んだと思います。その内に、もっと長距離を一気に飛べる改良や新機種が出てきて、アンカレッジもモスクワも欧州便は全く経由しなくなりました。(酔法師さんのコメントで修正します)

(追記2)アンカレッジで給油している間、1時間程度でしょうか、安全のために乗客は機内から出てターミナルビルに移動しました。ビル内の売店を見るか、廊下を歩き回るか、トイレか、屋上に出て滑走路と外の林を見るかしかありませんでした。でも、今や、意図してアンカレジまで行こうとすると何度も乗り換えないと辿り着けなくなりました。航空料金も高い。十何年か前に、日米欧の数カ国の企業で議論していたプロジェクトの会合場所として、最も距離的に「中立な」アンカレッジにしようとの提案をしました。ですがもう現実的ではなく実現しませんでした。


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破綻、破産

2010-01-25 | もろもろの事
JALの企業再生法申請を伝える記事です。(2010年1月20日)

 会社の倒産を破産と普通はそう呼びますが、最近は企業再生法の適用が大手会社の場合には増えていて、その場合は資産を保全するので破産とはいえなくなりました。
 


 「破産」すると、その企業は所有する「全ての財産」を差し出して、債権者の弁済に使います。それでも不足する債務があることが多く、その分(債務超過額)は貸し手の損失となります(返済してもらえない)。資本金も債務の弁済に使われますが、それ以上は株主に債務の請求はありません。「有限責任」の原則です。まれに黒字倒産もありますがそれは、別の話題。

 「破綻」した会社が、裁判所に企業再生法の適用を申請し、それが承認されると、中核の業務を継続しつつ、業績を回復する方法を探ります。
 会社の解散を意味する「破産」はしないので、別の用語で「破綻」という表現が使われています。もとは「着物が破れて使用に耐えない」という様な意味だそうです。

 そもそも、なぜ「破産」という仕組みがあるのでしょうか?

 企業は「法人」、つまり法律で定義された「人格」を持ちます。その法人が事業を行うために資本金を集めて資金を作り活動を開始します。もし業績が悪くなり、負債額が資産と資本金の総額よりも大きくなると、特別な理由がない限り、借り入れが出来なくなります。借金の返済日に支払いが出来なくなります。期日に手形が「不渡り」(指定銀行で決済できない)、そして「倒産」「破産」となります。

 法人は、生物ではないので自然死することはないのです。ですが、どこかで決着をつけないと債務、各種の契約や税金など社会的約束の処理が不可能となり、ゴミがたまり整理がつかなくなるので、活動停止して再建の見込みのない会社は解散とします。その際、負債のほうが多いと倒産、破産になります。




 さて、

 「貸し手責任」とは、会社に資金を貸している銀行などの金融機関・企業と、物品をその会社に販売してまだ代金を受け取っていない取引先などの「責任」のことです。お金を貸すときに銀行などは、その会社の経営状況を把握しているはず。取引先が物品を納入するときも、支払い条件を承認しています。現金払いなら、責任はからみませんが。
 破綻可能性が高い会社に、資金を貸したり、物品を後払いで販売していることは、いざとなったら回収できない(返してもらえない)ことを承認しているとみなされます。そのリスクを担保するため貸付金利を高くしています。それが「責任」の意味。

 「株主責任」とは、株式会社を始めるときに最初に設備資金や運転資金が必要なので出資者を募って資本金を作ります。出資比率に応じて、株券を発行し株数を割当てます。現在は、株券は紙ではなくて全て電子データとして、株数と所有者氏名、売買記録などが公的管理会社に記録されています。その後、会社が成長すると増資をして徐々に資本金が増加します。
 分譲マンションのオーナー持分と同様、「株主」はその会社の所有者の一人となり、株数に応じて所有権を有することになります。

 株主とは所有者なので、借金を全て返すために資本金を全部使っても返済しきれない場合、所有権を放棄して「清算」することになります。ただし、それ以上の「債務」を株主が請求されることはありません。この点は、個人破産の清算より「甘い」です。(個人の破産では、所有する個人資産以上の金銭返済は免除されますが、ペナルティとして公民権の停止があります)

 その株主責任ですが、銀行、保険会社や商社など大手の株主は出資先企業の経営を十分に監視し、意見申し入れをする専門知識をもつスタッフを抱えています。
 一方、個人株主は、新聞雑誌、インターネットに公開される経営情報だけを頼りに株を購入して「株主」になっています。そのようなハンディがある株主にも同等な「責任」を負わせることが、合理的でしょうか。

 株式市場(東証など)に上場している全ての会社は、法律と規則で、株価を左右するような経営情報の「適時開示」が義務付けられています。
 新聞報道によれは、数千億円に上る債務超過があると伝えられています。それが実態だとすると、粉飾決算をしたか、虚偽の情報を公開したか、少なくとも適時開示に違反しています。その結果、個人投資家は経営者の違法行為により損害を被った。したがって、経営者に損害賠償の請求する集団訴訟を起こせば、ある程度の賠償を得られると思われます。

 米国には、この種の「クラスアクション」制度があり、多数の株主を集めて訴訟を起こす弁護士が多いので弁護士サイドから勧誘があるようです。


引用www.safespeedlafayette.com/


次の論点は、日本の航空輸送を支えてきたといえども、法律的には「民間企業」のJALに税金を投入して救済することの可否です。
 
 ダイエーや三洋電機は破綻後、分解して価値の残っていた事業だけは売却されました。山一證券は破産し解散。
 大手銀行各社は破綻しそうになり、合併し公的資金を資本金として補填して資金力を増加して乗り切りました。その後政策的に預貯金金利を低く抑える「見えない税金」方式にて業績を回復し、公的資金の返済を果たしたわけです。

もう一つの論点は、「行政の責任」です。新聞の記事やテレビの解説でもこの言葉が出てきます。政治、国会での決議、与党の責任、大臣を最高責任者とする官庁の責任とは、どう整理できるのでしょうか。
 政治家は選挙で落選させることで、理論的には責任をとることになるのでしょう。行政官は、法的には、法律の規定と大臣の指揮下で業務しているので、善管義務違反以外には責任を問いようがないでしょう。文字通り、真に「親方日の丸」ですから。

 だとすると、政党サイドに政策企画機能や調査研究を大幅に移して立法スタッフの能力を格段に向上すること、行政職幹部は政治任用すること、行政官のインセンティブ(人事、昇格・昇給、ボーナス等)とペナルティ(免職、処罰等)の制度を整備すること、公務員の転職・中途採用・官民間異動を容易にすること、最終的な政治と行政の責任は選挙で決着をつけること、などの根本的な制度改革が必要になると思われます。


 
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高原

2010-01-24 | 国内各地の風物


遠くに南アルプスのスカイラインが幾重にも重なって見えます。


 好天に恵まれて、八ヶ岳高原をドライブしました。(2009年12月下旬)



 牧場には、さすがに牛や馬はいません。牧草も生えてはいません。





 涌き水から発する小川がありました。静かな自然の風景に、清流の動きと音が際立っていました。



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ババ抜きゲーム

2010-01-23 | もろもろの事
JALの株価が大変なことになっています。

 「ばばぬき」の「ババ」とは、もはやポリティカリー・インコレクト・ワードになっています(米国での用語で、差別用語など「政治的に不適切な言葉」という意味。公的な場面で使用してはいけない。私的な会話でも避けたほうが賢明)。

 株式取引は、基本的に「ゼロサム」ゲームです(得をした人の取り分は、必ず損をした人が払っている。厳密には、仲介者(証券会社)が売り手買い手の両方から手数料を得ているので、マイナスサム)。

 1月22日(金)この1日の株価の動きです。(NikkeiNet web より引用)




1株2円をはさんで、1円と3円で取引されています。
 その取引株の総数は、4億株とのこと。

 2月20日に上場廃止で「紙くず」=0円となるのですが、その前日2月19日までは整理銘柄として売買が可能。

 もし1円で100万株買って、3円で売れれば1日で200万円の利益です。売買手数料は、最近のネット証券会社では格安になっています。百万円ではなく、1万円でも、お手軽なゲームとして遊べる気がします。

 そんなことから、なんと4億株も売買されました。
 だれが、3円で買うのでしょうか? ・・4円以上の値段が付かないと丸損。つまり、以前に誰か「空売り」しているだろう、その人が決済の時点で必要な株数を揃えるため高値(4円以上)でも買うかもしれない、ということなんでしょう。もう一つのケースは、以前に高値で空売りをしている人が決済のため3円でも買うということですか、この場合は勝ち組です。
 1円の値動きで、倍とか三倍とかになるのでこんなゲームになっています。ルールを、1円単位ではなく1銭(1/100円)単位にすれば解決かな。でも1銭単位のところで、同じことか。む~。


 一方で、善良な日航ファンは、もはや紙くずになっても「記念として」最後まで持ち続ける人もいるのでしょうね(千株では売っても2千円ですから、その売価から証券会社に手数料を払うと手取りは?)。


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トマト鍋

2010-01-22 | 食べること、レストランなど
スーパーに行くと何とか鍋の素なるレトルトの鍋スープが色々と販売されています。

 大手出版社から配信されるメルマガ記事に「トマト鍋」の紹介がありました。

 その記事によると「かつて、トマトのスープを発売したことがあったのだけど、当時は「大人向け」にイタリアスタイルだったので、「家族向け」(=なべ)には売れなくて中止した」とのこと。

 今回の製品はコンセプト(大げさですね)を一新して再設計したそうです。





 具にするものは、野菜、ソーセージ、鳥肉など冷蔵庫に残っているもの何でもOK。
 簡単、便利。エコです。

 それでもそれなりにおいしい。



 これを、ふーふーいいながら食べていたら、
 偶然、テレビのお笑いのタレントが紹介するグルメ番組で「各地の名物鍋」を特集していました。そう最近のTV会社お得意の、お手軽な番組作りです。

 トマト鍋も最初に映したようですが見てません。
 カレー鍋、こんなのも最近の流行のようです。



 当家のトマト鍋には、

 最後に、冷たいご飯をいれて、卵を三個割って溶いて長し込んで、「オムライス」。あるいは、(別名)トマト雑炊の硬いのが出来上がり。



 これも、なかなかの美味。

 なるほど、デフレ時代のお手がる料理でした。

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